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主従企画メモ@身長

主従企画関連メモ@身長
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190cm*リヒトさん
190cm*ヴィルフリートさん
190cm*ユーストマさん
188cm*フェリオさん
187cm*メルヒオール
184cm*サラさん
182cm*キョウヤさん
181cm*アルタルフさん
180cm*キオラさん
178cm*グレイさん
177cm*コルネリウス
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175cm*ベルディさん
175cm*アルバートさん
174cm*叢雨さん
174cm*エルナトさん
170cm*柚荏さん
170cm*シラーさん
169cm*リエさん
168cm*シャルロッテ
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158cm*ヤムナさん
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153cm*エファさん
150cm*燦さん
149cm*チグリジアさん
141cm*ベガさん
136cm*ハーロルト
133cm*リズリットさん
130cm*ネリネさん

一つ以外は全部あげる

俺は緑帝国の一般的な名門貴族の、長男として生まれた。上には半分しか血が繋がらない姉が六人。やっと出来た長男には、愛情も物も言う前になんでも手に入った。

貴族時代の俺は、元々、何にも執着がない人間だったのは、今も記憶している。何故なら全ては用意されていて、それが全て当たり前だった。
けれど同時にそれらは自分が望んで努力して手に入れた物より、全て簡単に手放せた。

この、『俺の為』に用意されている女達も、全てわかりやすかった。皆何れ、名門貴族の名が欲しい、と、その瞳と行動が語っている。身分など関係なく、由緒あるこの家の貴族になれる他ならぬチャンス。

子供の頃からそれを理解している俺には、それすらも愛おしかった。だって本能のまま忠実で、俺が武器を手に取って戦って、負ければ傷の手当を、勝てばちやほやしてくれた。
俺はみんなが望むようにニコニコ笑って、それを受け取ればいいだけの話だ。たまにほんの少しドジをして、ダメなヤツだと笑わせればいい。

「貴方はいつも楽しそうですね」

そう言ったのは末の姉の専属奴隷。

「そう?実際笑顔でいると楽しいよ。人生一度きりだし、何事も経験でしかない」

俺がそう言うと、女は面白くなさそうに言う。

「貴方は恵まれた環境だからそう思うのですよ」

俺はそんな彼女に「さぁ、どうかな」と返す。

「一般的に名門貴族に生まれた嫡男。欲しい物は何でも入り、一見愛されて育ってるように見えるかもしれない。でも」

そう言う俺はきっとさぞつまらなそうな顔をしていただろう。空を見上げていたから、その時の女の顔はわからない。

「それで幸せかどうかは別の話。一夫多妻制の所為で姉達の母は扱いが難しいし、広い家には平民達のような温かい家庭なんてない。姉達の昔遊んでたママゴトと同じで、形だけの家族だよ。みんなそれぞれの役割を演じてるだけ」

ちょっと見てれば分かるそれに便乗して、今日を精一杯生きてれば何を残せずともそれだけでいいのだ。

このままの人生はどうなるか見えてる。父と同じように、柔らかい女の肌を感じて愛でて、やがて自分と同じような存在を作りその座を渡す。あとは周囲が喜びそうな事を適当にやって生きていけばいい。

そうやって過ごして十年の年月が経った。

姉さん達も全て嫁に行き、両親が死んで俺だけが残った頃、あの日の末の姉の専属奴隷が言った。

「私もメルヒオール様の姉君様と同様、明日、この家から出て行きます。良かったら、最後にワインを飲んで下さいませんか?」

俺は呑気にうなづいてワインを飲む。
……油断していた訳じゃない。精一杯生きてれば、明日死ぬのも今日死ぬのも変わらない。そういう思考からだ。

俺がぐいっとそれを飲み干すと、女が満足気な表情でいう。

「貴方はあの日、自分は恵まれている訳ではないと、言いました。けれど、その何れもが私が欲しかった物です。だから全てを貰いにきました」

俺のシナリオでは、こんな展開は予期していなかった。
俺は一瞬目を開いたが、次の瞬間には大笑いして言った。

「全てはあげられないよ。俺の心は俺の物だからさ」

女は悲しそうな顔をした。

「そうですか。せめて貴方が私の夫になったなら、お立場も変わったでしょうに」

ぐらり、と世界が歪む。急速なこの現象を『睡眠薬による眠気』だと気がつくのは意識を手放す瞬間だった。

女は小さな声で「さようなら」と口を動かした気がした。

これが俺が貴族だった最後の記憶。目が覚めた時は奴隷市場に俺はいた。

俺は思った。

「悩んでも仕方がないし、まぁ生きてりゃどうにかなるか」ってね。

一つ以外は全部あげる
心だけはいつか出来た、本当に大切なその人に

主従企画メモ@能力

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主従企画メモ@年齢

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20歳*ヤムナさん
20歳*フウさん
20歳*柚荏さん
19歳*リザリーさん
19歳*叢雨さん
18歳*レティシア
18歳*ティナさん
17歳*シラーさん
17歳*エファさん
16歳*フォンさん
15歳*ルナリアさん
14歳*チグリジアさん
14歳*ハーロルト
14歳*ベガさん(元は64歳)
13歳*燦さん
13歳*リズリットさん
13歳*ネリネさん

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2015/02/28までの主従ログ

各項目 new↑ ↓old

▼カラー(我が子)
デジタルハーロルト
ベビードールシャルロッテ

▼カラー(他所の子)
リュミさん
眼鏡エファちゃん

▼ラフ(我が子)
全力のありがとうレティ
照れ顔レティ
うたたねレティ
ベビードールレティ
ワンドロ眼鏡
だが現実は甘くない
巨乳妄想レティ
困り顔ハロ
不思議そうなハロ
寒中お見舞い

女装ハロ
一番くじのアレなハロ
18歳ハロ
チグちゃん服レティ
衣装交換レティ
衣装交換シャル
専属じゃないレティ
夏服シャルロッテ
衣装替えシャル@奴隷市場
ボールペン一発描きシャル2

「さぁ、いきましょう」
シャルの練習
シャルの服の後ろ側
ボールペン一発描き

▼ラフ(他所の子)
リュミエールさん
ワンダさん
エルナトさん
うたたねティナさん
エファちゃんとハロ
エファちゃん
レティとスピカさん
シャル服チグちゃん
レティ服チグちゃん
花飾りとヤムシャル

シャンティさん
ヤムナさん

▼漫画
とあるパーティ会場にて(2枚)

▼小話類
一つ以外は全部あげる
貴方がそれを罪だと言うならば
このまま一緒にいさせて下さい
彼方の記憶とさよなら轍

▼会話文
〜2/28
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