さぁ、いよいよここからチェイスが始まります。

残り10戦を争ってチャンピオンになるのは誰なのか。

ヘンドリック、ジョーギブス以外なら大歓迎デス。


予選は雨の為中止。

チェイス組にとっては恵みの雨と言った所でしょうか?

ケーシー13番手、モンちゃん20番手。

ケーシーはチェイス争いには加われませんが最終的にポイントスタンディング13位になったドライバーには1億円がプレゼントされるのでケーシーには是非賞金勝ち取って貰いたいデス。


トップはカイル。

練習走行でマシンの調子が良くないと言っていた通り、3周目辺りにエドワーズに交わされます。

しかも何かトラブルが出てるらしくどんどんポジションを落とします。

ケーシーはじわりじわり10番手までポジションアップ。

カイルは1回目のでとりあえずトラブル箇所を直しコース復帰しますが簡単に直るトラブルではないみたいで、最下位まで落ちました。

そして84周目にはマクマーレイと接触。

チェイス1戦目でこんな目に遭うなんて、今まで色々悪さしたからツケが回って来たんだよ、カイル。


と、つい思ってしまうワタシは悪魔でしょうか?

そして今回は皮肉な事にチェイスに進出出来なかったダッヂ勢が好調。

今年は弟カイルにイィ所を全部持って行かれたカートも久々上位を走り、モンちゃんも快走。
ケーシーも開き直ったかのように伸び伸び走ってます。


そしてトップはJr.。
アメリカの皆さんはNASCARの英雄的存在のJr.のチャンピオン獲得を切望している事でしょう。

今年ほとんどのレースで必ず一度はトップに立っているJr.ですが1勝止まり。

念願のチャンピオンになれるでしょうか?

そして今回走りが際立ったのがビフィル。

逆にグダグダなのがトニーさん。

ピットBOXが狭い為に前にクルマが居るのに発進してぶつけたり、ピットロードの速度違反したりとチェイスではやっちゃいけないミスだらけ。


この時ばっかりは『落ち着きなさいよトニーさん』って思いました。

そしてさっきまでトップにいたJr.は路面とマシンが合わないのかポジションダウンして行きます。後ろから迫って来るマシンに向かって先に行ってのジェスチャーをする位ですから、よっぽどマシン厳しいんでしょうね。

残り71周、リスタート後にチェーンリアクション発生。

チェイス進出したケンゼスも巻き添えを食いました。

ケーシーがもう一つ後ろで走ってたら危うくアクシデントに巻き込まれる所でした。



それにしても今回は本当つまらないレースです。

チェイス進出ドライバーは様子見なのか、あまり攻めた走りも見せず無難に走ってるようにも見えるし。

アクシデントの引き金になるのはチェイスに無関係なドライバー達でしたしね。


まぁ、チェイスに残ったドライバーはいずれも強物揃いだから簡単にスピンしたりもしないんでしょうけど。

そんなレースを制したのはやっと今季初優勝のビフィル。

ついにこの人が来たって感じですね。

トラックシリーズ、ブッシュシリーズのチャンピオンになった事があるビフィル。

3冠に向けて好発進ですね。


ケーシーは11位。

中盤まではトップ10圏内に居たのにピットでポジション落としたり最後アジャストに失敗したのか20位辺りまで落ちはしましたが最後のブラッシュの時に上手く交わして前に出れたんでしょうかね。



今回の見所と言ったらボウヤーがサドラーのピットクルーの足を僅かに轢いちゃった事ですかね。

キミがクルーを轢いちゃった時とは違い痛そうにしてる気配は無かったので一安心ですけど。