48+α。

=とにかく出来るだけ沢山。

これがチェイスに出る為に今回ケーシーが獲得しなくてはいけないポイント。


予選も中止、レースはハリケーンの影響で順延されての開催。


ケーシー14番手、モンちゃん21番手。

チェイス進出危ういケーシーが序盤からフューチャーされます。

予選が中止になった事でポイント順でのスタートですからライバルは目の前に居る訳で。

そのライバル、レーガンがポジションを上げているのにケーシーは全然上げられない。

以前はF1からのオファーもあったゴードンもまだチェイスが確定してない組。

35周目のコンペディションで2タイヤチェンジでトップに立ちリードラップポイントを稼ぎます。

ケーシーはピットで順位を落としたのか20位に。

次に映った時には28位まで後退。

アジャストに失敗したのかピリッとしない走りです。

一方ライバルのボウヤーは無難にシングルポジションキープ、レーガンもピットでロスがあって一時ポジション下げましたが8位に浮上。

福山さんや実況が『チェイス残り枠は5つ』

とか言うと凄く心臓に悪いです。

まるで死へのカウントダウンをされてる様な感じ。


そしてトラブルが起きるマシンに限ってチェイスに無関係とかチェイス確定してるとかケーシーにとっては美味しくない展開。
(ワタシにとって美味しくないのか

そんな矢先、レーガンとケンゼス、チームメイトが接触。

ピットでマシンを修復し何とか周回遅れにならずに復帰。


今回はトップに誰が居るのかとか全然興味ないのですがトップ走行のカイルに後ろからJr.が追突。

この時ばかりは魅入っちゃいました。

春、ここでJr.はカイルに似た様な事されて優勝を逃してるから地味に仕返し?とか思っちゃいました。

レース折り返し辺りにはケーシーが何とかスタートポジションにまで挽回。

9回目でステイアウトし12位に浮上しましたが次ので結局ピットに入らなくてはいけなくなり20位に後退。

そしてさっきブラッシュして順位を落としたレーガンはケーシーとは逆の作戦を取りチェイス進出ラインに浮上。

一方序盤から上位で走っていて余裕でチェイス確定させると思ったボウヤーもポジションダウン。

これはレースが終わるまで椅子取りゲームも終わりそうにありません。

福山さんは『ケインはノーチャンス』って仰っていましたがワタシは諦めませんよ、レースしている限りチャンスは存在するんですからっ


でもケーシーは20位近辺から抜け出す事が出来ません。
まるで路面に磁石でもくっついているのかと疑ってしまう位集団から抜け出せないんです

ピットで順位を落としたりもしてるし勿体ないですよ。


チェイス前の最後の1戦を制したのはジョンソン。

ここ数戦、息を吹き返し意地の走りの2年連続チャンピオン。

チェイスに照準を合わせて来たかの様に調子を上げて来ましたね。


ケーシーは19位フィニッシュ。

最後の最後少しだけ挽回出来ましたが時すでに遅く。

ポイントスタンディングは13位。

という事でチェイス進出は叶いませんでした、2年連続脱落です……。


AllStarで優勝してから勢い付いて、あの時はチェイスに進めないなんて思いもしませんでしたからこの結果はショックです。

でもチェイスに進出したドライバーのほとんどは数戦前から軒並み調子を上げて来てましたからケーシーは最後の追い込みが足りなかったのかもしれません。 
マシンも最高じゃなかったですしね。

唯一ダッヂ勢でチェイス進出の可能性があったケーシー。

ダッヂからの計り知れないプレッシャーもあったと思うし、残念だけど良く頑張ってくれたと思います。

残り10戦、チャンピオン争いに加わる事は出来ないけど来年の為にも良い走りをして欲しいです。

出来る事ならチェイス進出ドライバーから『空気読めよ』って思われる位トップ争いしてレースを掻き回す存在になって欲しいなって思いますよ。


これでチェイス進出12人が決定した訳ですが。

ハッキリ言って興味無しデス。

特に応援しているドライバーも居ませんしね。

トニーさんにしようかとも思ったけどトヨタがチャンピオンになるなんて考えただけでも腹立たしいので却下。

とにかくジョーギブス以外なら誰がチャンピオンでも。

ワタシは今まで通り残り10戦もケーシーを応援致します。