皆さんおはようございます(眠)
今朝の一曲
METAPRISM - 'RELOAD' (OFFICIAL MUSIC VIDEO) - YouTube
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ちょいとAMARANTHを想起させます。気に入った!


では続き(。_。)φ
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経済効果一つとっても現在の日本にとって極めて価値があるILCについて、『金食い虫』と全否定した官僚がいる。

(中略)《高木毅復興相は18日、岩手県などが誘致を目指している次世代大型加速器『国際リニアリコライダー(ILC)について、復興庁の岡本全勝事務次官が『金食い虫』と発言したとして、不適切だったと陳謝した。衆院東日本大震災復興特別委員会で、階猛氏(民進)の質問に答えた。
復興庁によると、岡本氏は11日に仙台市で開かれたシンポジウムで、ILC誘致に支援を求める出席者の質問に『大変な金食い虫で、文部科学省も難儀している』と答えたという。
高木氏は『被災地をはじめ、多くの方が望んでいる計画であり不適切な発言だ。本人にも厳重注意した』と説明した。》

(中略)岡本全勝氏は総務省出身だが、科学技術や東北復興について、日本の官僚がいかに軽く見ているか。典型的な発言であるための紹介させてもらった。
ILCは、技術投資であり、公共投資だ。すなわち『需要』である。ILCに1兆円近い支出がされると、その分だけ、日本のデフレギャップ(総需要の不足)は縮小する。
しかも、前述の通り、ILCは本体の加速器や測定器の建設にとどまらず、周囲のインフラの整備、派生技術の開発など、さまざまな需要を生み出す。かつ東北復興という点でも多大なる効果が見込まれる。現在の日本にとって、ILCを誘致しない理由は『欠片』ほども存在しないはずなのである。
それにもかかわらず、話は遅々として進まない。最大の理由は、やはり予算である。2017年6月、ILC建設を目指す国際将来加速器委員会(ICFA)が、建設費の圧縮のため、ILCの全長を31キロから20キロに短縮する計画を進めていることが報じられた。
1兆円の建設費が30%以上圧縮されると予想され、候補地で岩手・宮城両県にまたがる北上山地への早期建設につなげたいとのことである。
新計画では、初期段階の建設コストを抑制するため、まずは全長20キロのILCを建設する。その後、段階的に30キロ、50キロに拡張する『ステージング』という手法を採用することになる。
繰り返すが、ILC建設により、日本の東北の地が『世界の知の中心』になる可能性があるのだ。本来であれば、政府は全額を国費で賄うくらいの姿勢を示しても良さそうなものだが、日本政府がILCに支出する場合、PB黒字化目標の論理に従うと、バカの一つ覚えのように、
『他の予算を削るか、もしくはILC増税せよ!』
という話になってしまう。
日本の国力を高めることが明らかなILCであっても、政府は『追加的な予算』を投じることは、そう簡単にはできない。





プライマリーバランス黒字化目標をなくしましょう!(竹中平蔵風に読んでねww)