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(前略)原子力発電所を停止していることを受けた、電気料金の上昇も同様だ。現在、我が国の電力供給に占める火力発電の割合が88%に達し、しかも火力発電の20%が稼働後40年を超えた老朽化火力という異常事態になっている。稼働後40年とは、人間に喩えると、80歳、90歳の高齢者である。本来は引退するべき高齢化した火力発電所が、電力マンたちの奮闘により何とか稼働を続け、日本国民への電力サービスを担っているというのが現実なのだ。
今のところ、我が国ではブラックアウト(大停電)は発生していないが、電力サービスの維持が継続できたとしても、話はそこで終わらない。何しろ、老朽化火力は原油をドカ食いする。さらに、LNG火力もフル稼働しているため、エネルギー資源の『実質的』な輸入量が膨れ上がり、我が国の貿易赤字を拡大していっている。


続きはまたいずれ
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