例え、自分の思い通りにならなくても


苛立ったり、自棄になってはいけない


自分を世界の中心に考えて仕舞ったら


ほんの些細な亀裂や他愛無い誤解から


遣り場の無い激情が生まれて心を貫く


悲しいと叫んだ分だけ憤りが血を噴く


冷静さを失った後から自己嫌悪に陥り


自分の立っている場所さえ分からない


思い通りにならない事だらけの世界で


思い通りに前へと進める機会は少ない


思い通りにならない事を認識する事は


決して諦めや妥協や現実逃避では無い


主観と現実とを取り囲んだ世界の中で


世界が持つ理不尽さや不安定な形から


人は自分の力と世界の構造を推し測る


例え、自分の思い通りにならなくても


自分の視点を一歩後ろにずらすだけで


ピンぼけで何の目印も無かった空間と


世界が幾分か明るく開けて見える筈だ







ちょっとした、些細な小ネタ呟きです。

ではでは。今回はこの辺で☆



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