2011-8-31 00:08
『蝶の毒 華の鎖』全ルート攻略しましたー!!
今回も相変わらず亀以下の鈍行プレイになってしまいました…。黒金終わってすぐに解禁して、一気に3人クリアとかしてたのになぁ…。敗因は、本命キャラの攻略をちょっとばかり大事にしすぎて、逆に遠退いたというところ(・ω・`)
同じ理由でスタスカ冬ポタも、まだ終わらず…。なんかゲーム終わっちゃうのが淋しくてね(´・ω・`)
(そして、どんどん積んでいくのだが…)
まぁ、とにかく終わって興奮冷めやまない内に感想をばいきたいと思いますっ!(ネタバレ有りです)
舞台は大正時代。着物、洋服、軍服…と、時代ならではのシチュエーションがたくさんでニマニマしっぱなしでした!!←
着衣乱れた感じとか素晴らしいよね!!肌色が多いスチルよりも裾から覗く脚とかの方が断然好きです(`・ω・´)キリッ
あれっ(゜_゜)
いきなり脱線した。
…戻しまして、シナリオですが、タイトル通り非常に毒素の強い内容でした。時代背景も加わって、濃かったです。
殺人、謎の死、近親相姦に百合。バッドエンドなんか、爛れた関係、死亡、殺人、精神崩壊…と、この世の不幸オンパレード。
攻略対象は5人と適度な人数で、これにノーマルエンドと鏡子様が加わります。
皆さん、何かしら趣向があるんですけど、"○○フェチ"なんて軽いもんじゃなく、こう…変態的に病んでいて、苦手な人は「気持ち悪い」と素直に思えるんじゃないかな、と思います。
アロマリエさん、やっぱり安定してます。シナリオの質とスチルの絶妙な挟み方、量。システム面のストレスもなく、完成度の高い素晴らしい作品でした。
キャラクター別感想ですが、今回は斯波→尾崎→藤田→瑞人→ノーマル→鏡子様→真島の順に攻略させて頂きました。
▼斯波純一(cv.茶介)
自信家で強引なやり口の俺様暴君。野心家の実業家で窮地の主人公を金で買おうとする最低なスタートをきる斯波さん。
どのルートでも、物語を通して伝わる一貫した主人公への愛情と固執。その理由をバットエンドでは泣かせるやり方で教えてくれるのが非常に印象的でした。
これといって俺様好きではないので軽い気持ちで攻略を始めましたが、開始した直後まさかの撃沈ww
茶介さん初めて手合わせ(?)したんですけど、低音×強引×理性が切れるというコンボで攻め立ててくれまして、なんか本当にオーデコロンの香りまでしてきそうな錯覚に囚われました。超萌えたww
あんなイイ声で"お姫さん(おひぃさん)"とか呼ばれたらキュンキュンしない訳がない。あ、もちろん"お姫さん"から"百合子さん"になった瞬間も見逃せなかったですがww
▼尾崎秀雄(cv.須賀紀哉)
私的ブラックホース!!須賀さんも初手合わせでした!裏名義、どなたか存じあげてなかったのですが、お声を聴いた瞬間に落ちましたwwまさかこんな所でお会い出来るとは…!!
冒頭、静かに、でも容赦なく嘲るお声に自覚しちゃいけない何かが動くかと思いました←
そんな秀雄さんは、主人公の幼なじみ。家同士の不仲から互いに険悪ムードで。素直になれない2人が誤解を解いて、徐々に距離を縮めていく訳ですが、戦争と許嫁の存在が、物語を盛り上げてくれます。
ベタですが一番しっくりするカップルでした(´ω`)
…しかしバッドでの性癖には引いた(笑)
▼野宮瑞人(cv.平井達矢)
言わずと知れた大本命ww
妹への想いと寂しさを紛らすために連日連夜、華街に通い爛れた生活を送る儚げな兄。
見た目も声も弱そうに見えるけど、妹を守るためなら例え火の中、水の中!妹の代わりに自ら体を売って、無茶な要求にも耐え忍ぶという非常に意志の強い、反面、残念なお兄様でした。
妹が好きなのに女を次から次へと変えては妹を傷付けるという…いかがなもんなのか。兄さまは女心が分からない残酷なお人ですね。
しかし和装からタキシード姿のギャップは良かった。
そして、秀雄さんへの口封じバッドエンドは非常に良い仕事をしてくれた!←
これ予想してなかった結末だけに、美味しかったです。すんごいBLやりたくなったけどww(笑)
▼藤田均(cv.チアノーゼ三太夫)
主人公の家に仕える真面目な執事さま。ハーフ故に酷いめに合ってきた彼を救った主人公の父。どんなにお給料が払えない状態になっても、最後まで裏切らない最高の執事。料理もピアノもお手のもの。
"使用人と姫さま"その壁を頑なに守るものの、タカが外れた彼が実はヘタレで一番変態だったというwww
まぁピアノを教えてくれた人をあんなに優しく語ってれば予想はつきますよね…。そういう所から"あの性癖"に繋がるんでしょう。
…ピアノを教えてくれた人が、今も生きてたら、バッドエンドに違った結末があったんだろうな(--;)
▼真島芳樹(cv.大石恵三)
今作、最上級の萌えをくれました!!
アレですね、"まじま"と名の付く人は必ず私に萌えを提供してくれるんですね、ほんと有難うございますッ!!←
優しくて誠実で、頼りになる庭師。主人公が淡い恋心を抱いている彼の裏の顔と真実が、この作品の全てに繋がる重要な役どころでした。
その為、メイン4人を攻略しないと真島さんのハッピーエンドに辿り着けないというシステム。
正直兄さまルートの途中辺りから彼をクリアしたい一心でやってた気もします…(゜w゜)
各キャラそれぞれの切ない気持ちを知り、全ての真相が解った上で真島さんのハッピーエンドに行くと、盛り上がりも絶好調でとんでもない情愛が生まれます(笑)
各ルートで主人公がどんな姿をして、どんな事になっても、真島が彼女を大事にしてるし、愛してるって事が分かるんです。その為、引き際も潔くて…。
でも、だからこそ、冷めて徹底していた真島が、"憎しみ"、"恨み"よりも"愛しい"という気持ちに勝って、計画を破綻させちゃう状態っていうのが威力を増して効いてくる訳です。
もう、物語を進めるのが楽しくて楽しくて仕方なかったです(笑)真島に萌え過ぎて何回か気がおかしくなったと思う。
だってズルいですよ?
主人公に『真実』を隠し、生涯知らせず、一緒に生きていくという覚悟が書かれたモノローグが真島さんにだけ用意されてるんです。
他の男性にはあんなサービスなかったですよ?(似たものはあったけど)
もうカッコ良すぎて泣けました。なんだろう、あの良い男は…。
真島さんのスチルも絶妙で、いちいちたぎりました。すごいよ、私、腹筋に初めて萌えた(笑)←
中の人も相変わらず良い安定感で素晴らしかったです。後世に残したい良作でした。
アロマリエさん、本当に有難うございました。また次回作もよろしくお願いします…!
さて、これでようやくパソゲーも落ち着いた!残すはPSPソフトとバレバトですよ!頑張るぞーψ(`∇´)ψ