秋〜冬に掛けてとても鬱積した気分になっていきます。
やっぱり、寒くなると寂しさが募るのかストレスがいつもの倍に跳ね上がって金銭感覚が麻痺してしまうようです。しかも、物欲が枯れたら意欲も削がれるという悪循環にぐるぐるハマる。そんな感じで今月、赤字出してしまいました(ρ_;)ウエーン
家族の支えが本気で欲しいな、正月・クリスマスは働きたくないな…と心底思い悶々としていながらさっきまで家引きこもってみました。でも、やはり空腹には勝てずコンビニに行ってみたらキャンペーンで珈琲が当たってジーンッとしている私がいます。堕ちている時は、こういった事でも大きな心の糧になるようで本当に嬉しいです。
…1日の感情の波が激しいですが静かに土の中に眠る種のように春を待ちたい今日この頃です。
静人日記/天童荒太
1日の中で丁寧に自分の心に引っかかりを持ちながら悼む/静人の姿にひきこまれてしまいます。職業柄、生と死に境界がないことを実感しており、静人と重なっていく感覚も淡々とした日常の中にあります。故に、なかなか重く心にのしかかり読み進めれていないですが、読了後は何かを得れる…そんな気がしています。
クリストファー男娼窟/草間彌生
正直、一文目とキャラのプロフィールが出てきた段落でオチは完全に読めてしまう一冊。
全体的に官能を謳っているので、耽美のそれとは違うのかダイレクトな性的表現が多く、おおよそハッピーエンドではないからこその中毒性のある一冊です。野生時代文学賞らしい作品でもあります。
あと、表紙の草間彌生のセンスが好きです(笑)
後記(積み本)
永遠の森〜博物館惑星〜/管浩江
霧笛荘夜話/浅田次郎