・ジンさん≫アリア「拍手返すのが遅くなってしまい申し訳ありません!そうなんですよねぇ…看病してたら疲れていたのかいつの間にか寝てしまっていたらしくって…………起きた時、鬼のように顔を真っ赤にさせたユウにすっごく怒られました…」
ロキ(アイツ……自分の羞恥心をアリアに八つ当たりしやがったな…)
フィア「アリアは悪くないよ。あの量のゾンビ相手に頑張ったんだし……っていうか、神田だって寝てた時は自分からアリアにひっついて、アリアの体温むさぼってたし」
神田「!?」
・アリアさんがフィギュアスケートをしたらすっごく優雅になると思います!!!〜の方≫アリア「拍手の返信が遅くなってしまい申し訳ありません」
神田「お前と俺か、お前とティキ・ミックでスケート……?」
ティキ「最近結構あんな、こういうの」
アリア「まぁ……やってみますか」
〜スケート場〜
アリア「……ユウなんですかそのお爺ちゃんみたいな恰好は…それからティキ・ミック…あなた生まれたての子鹿か何かですか?」
神田「こんな氷の上で立っていられるお前が異常なんだ!!」
ティキ「アリアさっきスケートはじめてって言ったよな!?」
アリア「踊り子なめんじゃないですよ。団長が踊れって言ったらたとえ火の中だろうが氷の上だろうがきっちり踊るのが仕事です」
ティキ「チビッコの頃からそのストイック精神持ってんの!?」
アリア「はいはい。とにかく練習しますよ。ティキ・ミックは知りませんが、ユウはバランス感覚良いんですから、練習すればすぐに立てるし滑れるようになりますよ」
ティキ「ちょっ、俺には教えてくんないの!?」
アリア「あなたは最悪、ご自分のノアの能力で何とかなるでしょう?」
ティキ「それ一番言っちゃいけないこと!」
アリア「ハイそれじゃ練習しますよ。ユウは私の手を掴んでください。あと、そんなお尻突き出さない!」
神田「いっ!引っぱたくな!」
アリア「ほら、立てたじゃないですか」
神田「……あ?」
アリア「はい、よくできました。ほら、いつまで隅っこでうだうだしてるんですか、ティキ・ミック。あなたも立てるようにしますよ」
ティキ「え?」
アリア「ユウは歩く練習してください。足はVの字にしてかかとをしっかりつけてくださいね。あと、転びそうになったら何が何でも前に転ぶんですよ。後ろに転ぶとお尻や頭を打って大けがしますから。これ以上あなたの頭が悪くなったら、はっきり言って救いようがありませんよ」
神田「お前…後で殺す…っ!!」
アリア「はいはい。ほら、ティキ・ミック、掴まってください」
ティキ「お、おう…」
アリア「……あなたは膝がつっぱりすぎですね…少し膝を曲げてください…そう、じゃあいったん手を放しますよ」
ティキ「おお…!俺立ててる!?」
アリア「はい、おめでとうございます」
ティキ「やべぇ、俺才能あるんじゃねぇ!?」
アリア「ちょ、ちょっと急に動いたりしたら」
ティキ「うぉっ!!」
アリア「きゃぁ!!」
神田「!?」
アリア「ったぁ〜…す、すいません…ユウ」
神田「のけ…!早く!!」
アリア「は、はい…よっ…」
神田「チッ!ったく………って、なんで伸びてんだ、ノアの奴」
アリア「あー…のしかかられるのを阻止しようと膝を立てたらそれが鳩尾にクリティカルヒットしたらしくて…」
神田「能力どうした」
アリア「突然のことで使えなかったようです」
神田「……………」
アリア「ユウ、あなたの目、今『どう料理してくれようかこの野郎』ってなってますよ」
神田が危険思考になってきたのでここまで