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俺と天才

夕日が山の向こうに沈み始めてお寺ではちょうど鐘を鳴らす頃、俺はむっくんたちを連れて帰宅した。

「ただいまー」
「おや、お帰り優人くん」
「「お邪魔しまーす」」
「はい、いらっしゃい。いやーさすがバスケ部とあって皆体格いいねぇ」
「和尚、俺お茶入れてくるからみんなを客間に案内してもらえる」
「お茶なら私が…」
「麦茶も満足に作れない奴はひっこんでろ」

昔、和尚が夏に麦茶を作ったことがあったけど、とても飲めたもんじゃなかった。普通、パックを一個か二個入れればすむものを、あろうことかこの馬鹿は袋に入っていたパックを全部投入したのだ。色なんか茶色通りこして真っ黒で、コップに注いでもコーラかコーヒーと勘違いしそうな色をしてた。
ちなみに和尚がお茶をいれた場合、舌が麻痺するほどしっぶいものになるか、ほのかにお茶の香りがするぬるま湯になる。

「ぐすん…じゃあみなさんこちらへどうぞ…」
「は、はぁ…」
「あ、むっくん。客間の長押がちょっと低くなってるから、気をつけてね」
「わかったー」

和尚に案内を任せ、俺は人数分のお茶とお茶菓子を用意する。
お茶菓子は、村唯一の和菓子屋のおばあちゃんが作る手作りまんじゅうだ。

「おまたせしましたー」
「おお、すまんな優人」
「いえいえ」

客間の襖を開けると、先輩たちはさっそくテーブルにノートを広げていて、文化祭の出し物について話していた。
俺はそれぞれの前にお茶とお茶菓子を置いて、空いていた氷室さんの隣に座った。
……真っ先にお茶菓子に手を伸ばしたのは、一番話し合いに参加していないであろうむっくんだった。
うん…わかってた…こうなることは…。

「ふぅ、しっかし広ぇなこの寺」
「村唯一のお寺で、なんかかなり古い歴史があるみたいです」

そんな寺の和尚を務めている人間が、髪をはやして茶髪だってことにはみんなつっこまない。
来る前に、凄く変わり物の和尚だってあらかじめ言っておいたのがよかったみたいだ。
むしろ、みんな和尚を一目見て納得したような顔になっていた。

「あ、すいませんが、俺夕食の買い出ししてきていいですか?」
「おお、わしらに気にせず行ってきてくれ。むしろすまんな、急に押し掛けて」
「いえ、提案したのは俺ですし、アレンとかもたまに来るんで気にしないでください」

ついでにいうと、アレンは俺の飯をたかりに来る場合、いつだってアポなしだ。
アポを取ろうとしたら、門前払いを食らうと思い込んでるらしい。

「キャプテン、俺も優人と一緒に買い出し行ってきます。この人数の食材を優人一人で買って家まで帰ってくるのは大変だろうし…」
「おう、わかった」
「それまでいろいろ案を出しとくアル」
「紫原!お前も行って来い!!お前さっきから茶と菓子食ってばっかじゃねーか!!」
「というかいつの間にかわしの菓子がないんじゃが!?」

俺が見ている先には、もぐもぐと口を動かすむっくん。……ウイングスパンはもっと別のところで有効活用されるべきだと思う…。

「えーめんどくさー。だってここ石段めっちゃあんじゃん」

むっくんの言うとおり、このお寺は小山の上に立ってるから、歩く場合はその階段を下りるしかない。
車専用の道もあるけど、朝の雨のせいでぬかるんでるから、滑って転ぶ可能性が高い。どっちの道を通るにしろ、帰りはのぼることになる。

「どうせここにいたってお前菓子食うばっかだろ!だったら優人の買い出し手伝って来い!!」
「ほら、一緒に行こう?敦」
「や〜だ〜」
「……むっくん、ついでに駄菓子屋寄る?」
「行く」
「「早っ!!!」」

なんか、日に日にむっくんの扱いに慣れてってる自分がいて怖い。
結局、買いだしは俺と氷室さんとむっくんで行くことになった。



「おんやまぁ、優人…そんなでっかい人達連れてどこ行くんだ?」
「あらあらまあまあ、二人ともずいぶんカッコイイじゃないの!ウチのラーメン屋に今度よってって!おばさんサービスしちゃうから!」
「へぇ、学校の先輩か!最近の若もんはデカイなぁ」
「優人ー!今日は豚ひき肉が安いぞー!おまけしてやっからよってけー!」
「そんだけでかい人たちがいんだったら今日の夕食は大変じゃろ、どれ豆腐も絹をおまけしてやろう」
「優人ー今度のバイト日曜の朝5時からだから寝坊すんなってアレンに伝えてくれー!」
「あら優人くん。この間は田植え手伝ってくれてありがとねぇ…うちのおじいさんも優人くんが来てくれると喜んで…そうそう、これウチの鶏が産んだ卵。よかったらもってって」

 


「………優人…大人気だね…」
「え、そう?」

ふくらんだエコバックを見て、氷室さんは頷く。
……こんなにおまけをもらえるのは、氷室さんとむっくんのイケメン効果が要因だと俺は思うけれど…。

「結構ここじゃ見なれた光景だよ?寺でも米と野菜は作ってるから、余った分は村の人達におすそ分けするし、そうしたら貰った人達が、同じように自分の家で作った野菜や卵の余った分をお礼にくれるんだ」
「へぇ、人と人との繋がりが強いんだね」
「ラーメン…」

ラーメン屋のおばちゃんが言った「サービス」という言葉が魅力的だったのか、むっくんはさっきからラーメン屋の方向ばかりみてる。

「敦、今食べたら優人が作ってくれる夕飯が食べられなくなっちゃうだろ?」
「また今度おいでよ。そしたらゆっくりこの商店街の案内するから」
「……ん…」

渋々だが、今は諦めてくれたみたいだ。
あそこのラーメン屋さんおいしいんだよなぁ…特に味噌ラーメンが絶品なんだけど、餃子やかに玉なんかのサイドメニューも……あ、やばい。考えてたら俺も食いたくなってきた。

「優人〜駄菓子屋は〜?」
「もうすぐそこだよ。お店が閉まるまでまだ時間があるから大丈夫」

商店街から少し離れて、畦道を通っていくと、ぽつぽつと民家が見えてくる。
そのうちの一軒が、この村で唯一の駄菓子屋だ。この村の小・中学生は、大体この店の前で駄弁っている。

「おばーちゃーん。こんにちはー」
「おやまぁ、優人。お買い物かい?」
「うん。今日は学校の先輩たちと一緒」
「どうも、こんにちは」
「こんちわー」
「あらあら。二人ともおっきいねぇ…わざわざお菓子買いにきてくれたのかい?」
「おばちゃん。おせんべい3つ」
「はいはい。ちょっと待ってねぇ」

ここのおばあちゃんの駄菓子屋は、市販の駄菓子の他に、おばあちゃん手作りのせんべいも売っていて、しかも一枚10円という格安のお値段。
さっそく店の奥で買うお菓子の吟味を始めたむっくんとは別に、俺は店の前に設置された水色のベンチに腰を下ろしてお煎餅が焼けるのを待つ。
氷室さんも、特に買うものはないようで、俺の隣に腰をおろした。

「はい、優人。熱いから気をつけるんだよ」
「はーい。えっと、30円」
「ああ、今日はタダでいいよ。せっかくお友達を連れてきてくれたんだから」
「本当?ありがとおばあちゃん」

おばちゃんから貰ったできたてのおせんべいを一枚口にくわえ、もう一つを氷室さんに差し出した。

「はい、氷室さんの分」
「いいのかい?」
「はい」
「ありがとう。……何だかいつも優人の方から食べ物もらってばっかりで悪いな…」
「いや、それぐらいしか取りえないし」
「そんなことないよ。…今度何か俺の方から奢らせて」
「気にしなくていいのに、そんなの…」

むっくんがアレコレ駄菓子を選んでるあいだ、俺たちは山の向こうに沈む夕日を眺めながら、ぼーっとすることに決めた。たまに聞こえるのは、せんべいをかじる音ぐらい。

「……優人、聞いていいかな?」
「なんですか?」
「優人は、なんで敦のワガママを許してくれるんだい?」

氷室さんが尋ねてきたのは、そんなことだった。

「優人の性格からして、敦のバスケに対する態度はあんまりいいようには映らないと思うんだけど、優人は今まで一度もバスケに関することで敦を怒ってないだろう?」
「まあ…そうですね…」

それ以外のことでは、わりと怒ったこともあるけれど。お菓子をぽろぽろ零すなとか野菜もちゃんと食べろとか…。あれ?食い物関連でしかむっくんのこと怒ってなくね?

「アレンは、ただ単に優人の中には境界線があって、敦がそれをまだ踏み越えていないだけだって言っていた。なら、その境界線はなんなのかなって…考えたけど思いつかなくてね」
「……境界線なんて、大げさなもんじゃないんだけど…まあ、これをやったら怒ろうと思ってるかな」

俺は、ちらりと店の中を横目で見る。…むっくんは目の前のお菓子に夢中でこちらのことは気にも止めてないようだ。

「……むっくんが才能の有無でバスケをやるっていうなら、それはむっくんの自由だよ。むっくん自身がバスケをやってて出した結論なんだし、それにケチつけたりはしない。でもさ、もしむっくんがその理屈を他人にまで押し付けたりしたら、その時は…怒るかな…」

それは、あくまでむっくんの物差しであって、それで他人を推し量っていいものじゃない。その人にはその人の、バスケに対する思いがある。

「でも、やっぱり周りが言ってるように、むっくんにはちょっと甘いかも……俺の兄貴もそうだったから」
「……剣道のお兄さん?」
「うん。あの人は紛れもなく天才だったよ」

そして、誰よりも孤独だった。誰もユウ兄には敵わなかった。その才能の差を埋めることは出来なかった。
……たった一人をのぞいて…。

「……この世界はほとんどが凡人で構成されているから、むっくんみたいな天才は、息苦しいかもねぇ……だから、ちょっと優しくしたいと思っちゃうんだよね…」

いつだったか、蓮さんが言っていた。真の天才なんて、いたって鼻つまみにされるだけだって。この世界は凡人の方が圧倒的に多くて、その人達を基準にして社会のレールが敷かれているんだから、その枠にはまれない非凡なんて、邪魔なだけだって。……天賦の才の持ち主は、そう言っていた。

「多分、俺がむっくんの考え方に同調したり、同じ視点に立って物事を考えたりは出来ないと思う。でも、完璧は無理でも、歩み寄ることぐらいは出来るから……だから、俺は出来る範囲でむっくんを支えていこうと思う」

そして、出来ることなら氷室さんも…。

「……出来れば氷室さんも…むっくんと同じ視点には立てなくても、同じコートには立てるから…むっくんを支えてあげて欲しい…」

それは、俺には出来ないことだから。マネージャーの俺じゃなく、チームメイトである氷室さんにしかできないことだから。

 

 

 


「……うん…分かった」

氷室さんの口から零れ落ちたその一言に、俺は安堵した。

「すごいな…優人は…」
「すごくないよ。むっくんの言ってることに腹立てることだってあるし、うっかり自分の理屈押し付けそうにもなる。…全然、すごくないよ」

ただ俺は、むっくんに会う前にすでに幾人かの天才に出会っていて、その背中を見ていた。それだけ。
俺は、その人達に何にも出来なかったけれど、むっくんには、あの人達と同じ思いをさせずにすむかもしれない。だから今度は見ているだけでなく、支えたいと思った。
つまるところ、勝手なおせっかいだ。

「二人ともなにしてんのー?」

ようやくお菓子を買い終えたらしいむっくんが、大きな紙袋を抱えて店の中から出てきた。

「せんべい食べながらむっくんのこと待ってたんだよ。はい、これむっくんの分」
「やった。ありがとー優人」
「さて、じゃあ敦の用事も終わったし、そろそろ帰ろうか」
「優人ー今日の晩ごはんなにー?」
「今日は豆腐とわかめのお味噌汁、レンコンの挟み揚げ、筑前煮、揚げ出し豆腐、ほうれん草の胡麻和え」
「うまそー早く帰ろ早く」
「はいはい」

好物でもあったのか、嬉しそうなむっくんの横顔を見上げて、俺は思う。
いつか、今じゃなくて、遠いいつかでもいい。こんな風に、コートの中でもむっくんが笑えるようになったらいい。そんなことを、俺は夢見てる。



+++++++++

おまけ
<俺とあの人の関係性がバレました>

「う、うまいアル…」
「この蓮根の挟み揚げ…絶品じゃのぉ…」
「なんだこの胡麻和え俺の母ちゃんよりうめぇ」

氷室も熱々の揚げだし豆腐を食べながら先輩と劉に賛同するように頷く。
冷めたお弁当でもあれだけ美味しかったが、できたてとなるとその破壊力は凄まじかった。

「優人おかわりー」
「あいよー。先輩たちも遠慮せずに食べてくださいね。お味噌汁とご飯はおかわり自由なで」
「お、おう…」

白い割烹着を着ておひつからご飯をよそう優人の姿に違和感が感じられないのはどういうことだ。

「うんうん。相変わらず優人くんの作るご飯は美味しいね。蓮根はサクサク。中のひき肉もジューシーで…神田君が聞いたらすっ飛んできそうだ」

ちゃっかりご相伴していた柳元の発言に、岡村と福井はそろって口の中の物を吹き出しかけた。

「神田……!?まさか、神田ユウ先輩のことか!?」
「おや?優人くん、君は自分のお兄さんのことを先輩達に黙ってたのかい?」
「「兄ぃぃぃいいい!?」」

続けざまに柳元が落とした爆弾に、岡村たちは素っ頓狂な声を上げた。
氷室と紫原は首をかしげ、劉は訝しげな顔つきで二人を見ていた。

「誰アルか、神田って」
「優人のお兄さんの一人だよ、劉。俺も名前は聞いたことなかったけど…」
「えー?でもさー優人の名字、観野じゃん」
「……ユウ兄は俺が5歳の時に観野家に養子として引き取られたの。名字が違うままなのは本人の希望だから。……っていうか、和尚。ユウ兄に無闇に俺との関係性をペラペラしゃべるなって釘刺されてただろ」
「…………あ」
「次ユウ兄に会う時シメられろ」

みるみる顔色を青くさせる柳元を放っておいて、優人は呆然としている岡村達に声をかける。

「というか、先輩たちユウ兄のこと知ってたんですね」
「外部から入ってきた氷室や劉はともかく…今の陽泉の2、3年であの人のこと知らん奴はモグリじゃ!!」
「いやー…でも納得した。お前が先輩と兄弟って…どーりで強ぇわけだわ…」
「ああ。あの人は強かったの……」
「鬼のようにな」
「ふーん。なんで隠してたの?」
「いや、ユウ兄かなり短気で在学中色んな人に喧嘩売ってたから…兄弟だってバレると恨みの矛先俺に向けかねないんだよね。ってことで、他言無用ね」
「おっけー」
「あー…確かに秘密にしておくにこしたことねぇな…」
「まあ、結構助けられた奴も多いんじゃがのぉ……わしも昔から図体でかくて、入学したての頃上級生にからまれとった所を助けられたんじゃ」
「へぇ、初耳」

この中では一番岡村と付き合いが長い福井でも知らなかった真実だ。

「『俺の通行の邪魔してんじゃねぇ。つーか、歩くな、喋るな、息吸うな。酸素減らすな。二酸化炭素しか生産出来ねぇ廃棄物』……一瞬何言われたかわからず、上級生たちもポカンとしておったわ…」
「それは…なんというか……」
「っていうか、それもう存在否定してんじゃん」
「……ユウ兄……」
「優人…まあ、落ち込まずに…」
「…よかった…酸素を吸って二酸化炭素を吐くって、人間の呼吸の仕組みぐらいは知ってたんだね…!俺ちょっとユウ兄のことみくびってた。ゴメン、ユウ兄!」
「そこぉぉぉぉぉおおおおおおお!?」

※ちなみに神田は過去に、人間は[炭酸]を吸って[おくび]を吐くと、大真面目に答案用紙に書いて、返却されたソレを見た信を絶望の淵に叩き落したことがある。


おまけのおまけ
<受け継がれるバカ>

信は、火神の理科の答案用紙を見て眩暈を起こしそうになった。
次男の受験や定期テストの面倒を必死に見て、そのおバカ加減に絶望しそうになりながらも、なんとか足切りや赤点を回避するギリギリまで点数を上げて、大学まで送り出した。
三男の優人は元々優等生だし、さあもうこんなおバカに頭を悩まされる生活とはおさらばだ。……そう思っていたのに。
後ろでは、火神の答案用紙を見た黄瀬が爆笑している。ひゃひゃひゃひゃひゃという笑い方は、モデルとしてどうかと思う。

「さっ…サイコーッス…火神っち…ブフォ…!!」
「うるせー!お前だってたいして頭良くねぇ癖に!」
「いや、俺だって理科の問題で人間の呼吸の仕組みで、人間は[酸素]を吸って[二酸化炭素]を吐くぐらいは知ってるッスよ!でも…………ブホァ!!こっ…[コーラ]を吸って[炭酸]を吐くとか…!!さ、さっすがアメリカからの帰国子女!!そーいや、中学の時青峰っちも間違ってたッスよ。青峰っちは[おっぱい]を吸って[ゲップ]を吐くって書いて、赤司っちと桃っちにシメられてたけど」
「アイツの頭ん中はマジでそれしかねーのかよ!!」

どっちもどっちだ。
もう理科の問題じゃなくて連想ゲームだろ、コレ。あるいはご長寿クイズ。

「……とにかく、火神君…今日返却されたテストの問題は100点とれるようになるまで復習ね」
「げっ!」
「げっ、じゃない。っていうか、授業でも一度解説されただろ。はい、脳味噌にかすかにでも残っている内に復習!」
「うぃーっす…」

さっそく三問目あたりでシャーペンが止まりだした火神をみて、信は溜息をついた。
どうやら次男以来の手ごわい敵となりそうだ。

拍手レス

・玲奈さん≫律音「拍手ありがとう!玲奈さん!」

ルッシー「今回の質問は自分たちが答えさせてもらう。まあ、あの時優人はほとんど意識がない状態だったし、自分の身に何が起こっていたかもわからないだろう」

ハデス「我輩たちがこうして答えている時点で薄々感づいているだろう?この件に関しては我輩たちが一枚噛んでおってな」

オシリス「俺らも冥王ッスから、ちょっと地上にちょっかい出したくなっちゃったんスよ」

律音「ま、詳しくは言えないけれど。私たちはあくまで後押しをしたまでよ。それがどんな形であれ優人の中から出てきたというなら、それは優人がもともと持っていた潜在的な力に他ならないわ」

ルッシー「まあ、そのうち人間達も知るだろう。人間誰しもが自分の内側に持ち、その恐ろしさとおぞましさゆえに無視しているものに」



それはきっとただの蛍光塗料

録画していた世にも奇妙な物語を見てて、偶然「階段の花子さん」の放送を妹が見てたんですが、

妹「ねえ、よくトイレの花子さんって3番目のトイレにいるっていうけど、それって前から三番目?後ろから三番目?あと個室が2個しかないトイレではどうやっt」

緑「黙っとれ」

……コイツ、一生花子さんと縁ねぇな…と思いました。
あと、どうやら私の母校の小学校にも花子さんの話はあったそうです。まあ、私が在学中はきいたことがなかったので、おそらくその後の在校生が作ったものなのでしょう。
その名も「花子さんの鼻血」
……なんでこんな噂作ろうと思った。後輩よ。
何でも、音楽室の前にある女子トイレには、点々と血のような赤い染みが出来ているらしいです。これだけ聞くと下ネタと勘違いされるお客様もいらっしゃるかもしれませんが、シモじゃないです。その赤い斑点が花子さんの物だといわしめるだけの奇妙なことがあるんです。

……その花子さんの鼻血、夜になると光るそうです。

∠(゚Д゚)/イェェェガァァァ!!!

ツイッターの診断に、進撃の巨人の兵士になったらという診断があったので、とりあえず本名の方でやってみました。
ちなみにランクはこんな感じだそうです。
S(リヴァイ兵士長級)
A(ミカサ・最上位兵士級)
B(ベテラン・上位兵士級)
C(平均レベル)
D(苦手・不得意)
E(新米・劣等生)


本名 所属『調査兵団』
戦闘技能 体力C 斬撃S 立体機動C+ 連携A 指揮能力B
現在の巨人討伐数は11体 補佐150体です

オイイイイイイイイイ!!!!調査兵団ってそれめっちゃ死亡フラグだろォォォ!!!なにちゃっかり志望しちゃってんの!?馬鹿なの!?死ぬの!?ってか死ぬわ!!
っていうか斬撃Sってリヴァイ兵長級か!!
…そうか…私の特技は肉を削ぐことだったのか…。
もの物凄くツッコミたいのは、討伐数偏り過ぎだろ。コレ、あれだよね。
「フォローは私がする!!行けッ!!」とかなんとかカッコイイこといいつつ巨人とのタイマン避けて生き残ってる感じだよね。腹黒っ!!

ちなみにH.Nの場合

緑 所属『調査兵団』
戦闘技能 体力A 斬撃D 立体機動D+ 連携C+ 指揮能力E+
現在の巨人討伐数は10体 補佐350体です

オイ…お前…これでよく調査兵団生き残れたな…。
新人って見方もできるけど、でもそれだとこの異常な討伐補佐の説明がつかない。

面白いので皆さんもぜひどうぞ↓

http://shindanmaker.com/343847

拍手レス

・夢叶さん≫優人「拍手ありがとうございます、夢叶さん。俺の方こそ、誕生日を祝ってもらってすっごく嬉しいです。なにより、こうして応援のメッセージをもらえてほんとに励みになります。これからも頑張っていきます!本当にありがとうございました!!」


・一日遅れですが、優人君!〜の方≫優人「拍手ありがとうございます、お客様。いえ、一日遅れだろうと、祝ってくれる人がいるって言うだけで俺は嬉しいです。もう、どこの時空行ったって俺報われないし、ツッコミだし、苦労するしで…あれ、俺にハッピーエンドある?ってちょっと遠い目になる時もありますが、頑張っていこうと思います」


・藍華さん≫優人「拍手ありがとうございます、藍華さん。柏餅はたくさんもらえました!なんか今年はみんなで手作りしてくれたみたいで…焔たちが色んなところから材料調達してきて、ユウ兄とアレンとラビで餅ついて、リナリーとミランダさんが餡作って、みんなで餡を餅に来るんで柏餅にしてくれたんだって。ちょっとあんこはみ出してるのもあったけど…とっても美味しかったよ」

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