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拍手レス

・楽しく小話を読ませていただきました〜の方≫優人「拍手ありがとうございます、お客様。へえぇ〜沖縄ではお雑煮食べないんだ…」

ラビ「日本の国内でもこういう食文化の違いってあんの?」

優人「あるよー結構。県によって全然違うから、俺も秋田に移った時は色々びっくりした。嫌な客にぶぶ漬け出しても帰ってくれなかった時はショックだった…(京都でぶぶ漬け出されたら「はよ帰れ!」の意)」

ラビ「うーん…つくづく不思議な国さ。日本って」

優人「っていうか、俺個人としては、沖縄蕎麦はユウ兄の中で蕎麦の許容範囲なのか否かがちょっと気になる」

ラビ「あー…多分入ってないさ。ユウは蕎麦粉で作った蕎麦しか認めねぇと思う。沖縄そばって、確か蕎麦粉じゃねぇよな?」

優人「うん。物にもよるけど、ほとんど小麦粉。……ってことは、ユウ兄の中ではうどんの分類なのかな…」


・ジンさん≫優人「拍手ありがとうございます、ジンさん。広東料理凄いよ。水ゴキブリっていう名のゲンゴロウまで食べるからね…」

ラビ「『飛ぶものは飛行機以外、四つ足は机以外、泳ぐものは潜水艦以外』食えるって豪語する国だもんな…」

優人「リナリーはちっちゃい頃に教団来たって言ってたから、そういうの食べないけど、この間コムイさんがお酒のつまみにカイコのさなぎの串焼き食べてて……食べてみるかい?ってすすめられて、慌ててユウ兄の後ろに隠れた…」

ラビ(コムイ……)


拍手レス

・二週間遅れですが、明けましておめでとうございます!〜の方≫緑「あけましておめでとうございます!西日本出身の方ですか!やっぱりお雑煮は白味噌に丸餅なんですね。関東はすまし汁に切り餅はどこの家庭でも一緒なんですが、具材は微妙に各家庭で違うところもあるようです。自分の故郷の味をリスペクトするのもいいですが、やっぱりある程度認め合っていかないといけませんよね(笑)さもないと優人と神田のようになります」


・ジンさん≫優人「そうだよね!それに納豆は栄養価高いんだからね!!何でもどかどか食っちゃう人には分かんないだろうけど!!」

アレン「でも日本人の食べる物って色々おかしいですよ!!生卵をご飯にかけて食べるとか!!」※ヨーロッパでは卵を生のままで食べることはあまりしないらしい。

優人「卵かけごはん馬鹿にすんなー!!あれ、マジで美味いんだからな!!忙しい朝とか家計が苦しい時とか超助かるシンプルメニューなんだから!!」

リナリー「二人ともいい加減にしないと広州のサソリの唐揚げ食べさせるわよ」

二人「「ごめんなさい!!」」

世はまさに、多文化社会

―――…正月。
毎年この季節を迎えると、教団では毎回喧嘩が勃発する。
それは酒に酔った勢いや、正月だというのに労働の多い職場の不満からではなかった。

「このクソガキ!!また性懲りもなく作りやがったな!!」
「ふんだ!!いくらユウ兄だってこれは譲らないからね!!」
「うるせぇ!!―――こんなの雑煮なんて俺は認めねぇからな!!」

……毎年、食の文化の違いにより、優人と神田の間で喧嘩が勃発するのだ。
普段は神田によく懐いている優人だが、この時ばかりは恩師である神田の言うことでも聞く耳を持たない。
京都で生まれ育った優人は、雑煮といえば白味噌に丸餅が当たり前。他の雑煮なんて考えもつかない。
対して神田はどうやら関東圏の人間らしく、焼いた切り餅にすまし汁でないと気が済まないようだ。
こればっかりは、周りがどんな仲裁を入れても二人とも頑として受け付けないのである。
自分の故郷の味というものは、特別なのだ。

「この四角い切り餅みたいな頭ガチガチ人間め!すこしは丸餅食って性格丸くなれ!!」
「丸餅みてぇなふにゃふにゃの軟弱人間が偉そうな口聞いてんじゃねぇよ!!雑煮は焼いた切り餅にすまし汁。具は小松菜と大根と里芋だって決まってんだよ!!」
「あーやだやだ。これだから江戸っ子は!自分の固定概念を他人にまで強引に押し付けるんだから!!京都では餅は丸餅!汁は白味噌。梅の花に見立てたニンジンと、カブとかを具に入れて上品にいただくのがいいんだよ!!」
「はっ、そうやって京都の奴らはやたら上品さを鼻にかけて偉ぶってるのがいけすかねぇんだよ!!こっちは将軍様のお膝元だ。頭を垂れやがれ」
「たかだか二百年栄えたぐらいで頭が高いんだよ。こっちは平安の時代から天皇様のお膝元にいるんだ!!そっちが頭下げやがれ!!」

喧々諤々の議論を傍目に見ながらアレンとラビは溜息をついた。数年前ははらはら見ていたが、毎年となるとみている方もうんざりしてくる。

「二人ともこれだけは絶対譲らねぇよなぁ…」
「もういいじゃないですか。どっちもおいしいんだし…」

投げやりなアレンの有耶無耶回答に、優人と神田の矛先が変わった。

「うるせぇ、味オンチ大国出身の似非紳士が」
「料理について英国人にだけはとやかく言われたくないね!」
「味オンチとはなんですか!!言っときますけどビーフシチューは英国人が考え出した料理なんですからね!!」
「偶発的に作れたくせに何を偉そうに…」
「大体カレーとかシチューとかは余程の事がない限りふつーはおいしく作れるもんなんだよ。ふつーはね」
「日本人なんて腐った豆食べてるくせに!!」


仲裁に入るどころか日本人VS英国人で喧嘩を始めだした3人に、側で見ていたリンクが呆れながら溜め息をついた。

「ウォーカー落ち着きなさい。なに貴方まで熱くなってるんです」
「ポテトとウィンナーとビールしか食さない国の人は黙っていてください!!」
「そこに立ちなさい、ウォーカー。今すぐ地獄を見せて差し上げます」

ドイツ人まで加わった。
雑煮はどこに行った。

(うーわー…)

お国自慢を始めた4人に、ラビは頬を引きつらせた。やっぱりどの国の人間も、自分の国に誇りを持ち、自分の故郷が一番だと思っている。別に誇りを持つことは構わないが…。

「何が英国紳士だ!酒癖メチャクチャ悪いじゃねーかよ!酔うと素っ裸になる英国人任務先で何人か見たぞ!」
「刀持って振り回す野蛮な国の人間に言われたくありませんね!!」
「フランスと百年間もドロッドロの戦争続けてた国が言うことか!!」
「そうですよ。この元海賊が!!」

……他国をけなすな。頼むから。他の所でも騒ぎに便乗して、口論している違う国同士の人間がちらほらみえた。

(……よし)

ラビは席を立った。

(リナリー呼んでこよ)

この喧騒を鎮められるのは、彼女しかいない。
―――数分後。リナリーの愛の鉄拳を仲良く食らい、床に正座する4人の姿があったとか。


世はまさに、多文化社会


+++++++++
蕎麦や天ぷら好きから推測するに、神田は生粋の江戸っ子だと思う。はんなり京都とか許さないと思う。
多分優人は異世界に渡ったら雲雀さんとも同じことで喧嘩していると思う。

ちなみに緑の実家のお雑煮は、すまし汁に焼いた切り餅。具はネギと鳥肉と油揚げです。京都風のお雑煮も食べてみたいとは思うけど、やっぱり最終的には実家のお雑煮に戻るんだろうなぁ…。

ちなみに今年の干支の青龍は、この論争中、黙々と白味噌仕立てに似せた練乳に餅(中に餡子入り)を浮かべた激甘雑煮を食べてました。こいつ人間だったらとっくに糖尿病になってるよ…。

彩雲国更新

ちょっと楸瑛が勘ぐり始めました。
絳攸はまったく勘ぐるのかの字もしていませんけれど(笑)

あ、ちなみに天下五剣の”数珠月”は私のオリジナルです。
知っている方もいると思いますが、現存する日本の天下五剣は、童子切安綱、三日月宗近、大典太光代、鬼丸国綱、数珠丸恒次です。
そのなかの三日月宗近と数珠丸恒次から名前や特徴を拝借して作りました;

拍手レス

・ジンさん≫緑「返事が遅くなってしまい申し訳ありません!拍手ありがとうございますジンさん!そしてあけましておめでとうございます!!私はアニメの方は見てないんですよね…。機会があれば見てみたいと思います。彩雲国の二次創作を気に入っていただけたようでこちらも嬉しいです。
ジンさんは私のように羽目を外し過ぎて体調を崩すことなく元気にこの一年を過ごしてください(笑)」
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