スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

18の日常

緑絵注意!
▼追記

拍手レス

・柳さん≫優人「拍手ありがとうございます、柳さん。ただ、一言言わせて下さい。俺は望んでこんな苦労を背負っているわけじゃないっ!!俺の周りの人が非常識に満ち溢れているせいなんだ!!すぐに人のおやつにたかってくるどうしようもない年上の人とか、逆に偏食過ぎて栄養失調で倒れるんじゃないかってくらい自己管理のなっていない人や、無意味なほど人に抱きついてくる変な兎とか……!俺が苦労してるのはみーんなそいつらのせいなんだっ!!」

マリ(優人……相当溜ってるんだな、ストレスが)



・混合おもろいです!〜の方≫緑「ありがとうございます!!お客様にそう言っていただけると本当に書いてみて良かったと思えます!続きもなるべく早く載せられるよう頑張ります!拍手ありがとうございました!!」



・日記のもしも話読みました〜。〜の方≫優人「いや、最強なのは俺じゃなくて信兄だから。俺がこの年まで覚えた技全て信兄の直伝だから」

信「いやぁ、優人の見込み早いから教えるの楽しくって…」

優人「でも、俺あの世界いたらリアルに胃に穴空きそう……」

信「大丈夫だよ、優人。邪魔な奴がいれば、たとえ最強の暗殺部隊だろうと、携帯のボタン一つ押すだけでアジトにミサイル突っ込ませて全壊させてあげるから☆」

優人「俺の胃に穴があくとしたら、60%の確率で信兄だと思うよ。(残り30%は雲雀、10%はその他の気苦労)」

凍て花・もしも話 そのに

※ちょっと信が病的なので注意








―――…海外を飛び回ることの多い俺の両親は、よく家を開けていた。
そんな両親が久しぶりに帰ってきた時、とあるポストカードをお土産に持って帰ってきてくれた。
それは、イタリアの風景が撮られたもの。
綺麗な地中海の海に、日本とは全く違う建築物の並ぶ町。
そして、芸術的な彫刻や絵画の数々。

一目で俺はソレに夢中になった。


「母さん父さん、俺も今度イタリアに行ってみたい」

「そっかぁ。うんうん。みんなで家族旅行するのもいいよね」

「なら、イタリア語覚えなさい。せめて基本的なものぐらいはね」

「うん。覚えたい」


昔の俺は知識に貪欲で、知らない事があると気が済むまで調べ尽くさないと満足できないタチの人間だった。
だから、未知の国に足を踏み入れたいと思ったし、その国の事に関して、出来る限り知りたいと思った。


「なら、お母さんとお父さんの知り合いの子と文通してみる?」

「文通?」

「うん。イタリアに居る知り合いの息子さんなんだけどね。丁度日本語を覚えたいらしくて…」


その話を聞いて、俺は両親にはめられたと悟った。
俺に少しでも興味を持たせるためにイタリアのポストカード見せたな…。
まあ、何はともあれ、イタリア語を勉強できるならいっか…。

 




その一週間後、さっそく例の子から手紙が届いた。


【はじめまして!おれは、ディーノといいます。
おれとブンツウをはじめてくれてありがとうござるます。
このあいだ、きみのチチウエとハハウエがおれのいえにまいりました。
きみのチチウエがおれに、にほんのヤツハシというおかしをくれておめしあがりになりました。
とてもおいしかったです。
おれは、ニホンにとてもきょうみがあります。だから、にほんのことくわしくおしえてください。】


…………。
うん、まあ初めて日本語で手紙書いたなら仕方ないよね。
ありがとうござるますって…。それからこの子、尊敬語と謙譲語の使い方わかってない。
やっぱり外国の人には敬語は難しいんだろうか…。
うーん、日本語の特異性を目の当たりにした瞬間…かな?

俺は近くのコンビニでそれをコピーして、コピーした方の紙に赤いペンで間違った日本語を書いている個所を訂正した。
そして、俺がイタリア語で書いた手紙と一緒に封筒に入れてそれを出す。
そうやって、俺らはお互いの国の言葉を少しずつ学んでいった。

小学校高学年の頃、父さんがパソコンを買い替えた時、俺に古い方のをくれると、メールやチャットを使ってますますディーノとの交流の機会が増えた。



信[やっほー。ディーノ元気だった?]

ディーノ【おう。この前日本に行った時、色々案内してくれてありがとな!】

信[どういたしまして。はぁ、俺もイタリア行ってみたいなぁ]

ディーノ【今度遊びに来いよ!!いつでも大歓迎だぜ!!】

信[ありがとう。でも、弟からまだ目を離せないからなぁ]

ディーノ【ああ、優人だっけ?】

信[そう!もう、可愛くて可愛くてvVこの前なんかようやく覚えた言葉で俺のこと『しーにぃ』って呼んでくれてwwwwああもうホントこの幸せと高揚感をディーノにも分けてあげたいくらいだよ!!]

ディーノ【いや、遠慮しとく】

信[えー(`3´)]

ディーノ【………頼むから危ない方向に進むなよ、信…】

信[別にただ子供が好きなだけであって、ペドフィリアとかそこまでいきすぎた愛情は抱いてないよ]

ディーノ【俺もそこまで言ってねぇよ!!Σ( ̄□ ̄;)】

信[アッハッハ!ディーノで遊ぶのは楽しなぁ(`∀´)]

ディーノ【遊ぶなーーーーー!!】

信[ごめんごめん。でも、イタリアに行けるのは当分後になりそう…せめて、優人が小学校に上がらないと]

ディーノ【そっかぁ。大変だな、信も】

信[ん?俺も?…ってことは、ディーノの方も何か大変なの?]

ディーノ【あ、いや……実は最近親父が俺に家庭教師つけたんだ。そいつがものすっげぇスパルタでさぁ…(T_T)】

信[あらら…(;一_一)]

ディーノ【しばらく音信不通になるかもしれねぇから、そんときは宿題に追われてると思ってくれ(T_T)/~~~】

信[りょーかい。健闘を祈る(笑)]

ディーノ【ああ。俺が生き抜けるよう祈ってくれ】



……後で母さんにメールの履歴見られた時『どこの女子高生の会話よ…』と、呆れた目で見られた。
それをディーノに話したら、例の家庭教師の人に同じようなことを言われたらしい。そんなに女々しい文かなぁ…?

そんな感じで、俺とディーノはパソコンや手紙を介して友達の関係を維持していた。
そんなある日…



「信、ちょっと話があるの」

「……?何?母さん」


珍しく家にいた母さんに呼ばれた。
雰囲気からして、只事じゃないことだけはわかった。


「あなた、高校は何処行くか決めてる?」

「え?いや…普通に並高行こうと思ってたけど…」


当時の俺は受験真っ盛りの15歳。
担任の先生にもっと偏差値高い所を目指せと泣きつかれたが、そうなると通学が大変なので断わった。


「あなた、イタリアの学校に行ってみる気ない?」

「え…」


滅多に動揺しない俺でも、このときばかりは驚かずにはいられなかった。


「どうしてそんな突然…?」

「今まで黙っていたけど、お母さんとお父さん。カタギの人間じゃないのよね」

「あ、それは知ってた」

「あら、知ってたの?」


秘密にしていた重大事項を打ち明けてくれた母親に対して、俺が軽い口調でそう答えたら、母さんも軽い口調で返してきた。……うん。俺、確実に母さんの血受け継いでいるな。


「あのねぇ…毎回毎回帰ってくる度に、どっかの組長刺し殺してきたみたいな返り血浴びまくったスーツ持って帰ってきてたら嫌でも気づくよ…」


クリーニングにも出せないから、俺が必死に洗ってたんだから…。
そこの所の苦労をわかってくれるとありがたいんだけどなぁ…って、言ったって無駄なんだろうなぁ…この人に関しては。


「知っていたなら話が早いわ。私はボンゴレの門外顧問に所属してるの。樹さんも同じね」

「ボンゴレ…?門外顧問…?まあ、いいや。あとで自力で調べるから。それで?」

「つまり、私達が紹介したディーノ君もれっきとしたマフィアの人間なのよ」

「まあ、そうだろうね」

「ふふ、飲み込みが速いのは樹さん似ね。それで先日、ディーノ君のお父さん……キャバッローネファミリーのボスが亡くなったわ」

「!!」

「それで正式にディーノ君が跡取りになったんだけど…」

「ディーノはまだ13歳。幼すぎる上に、まだ学生の身。その上唯一の肉親を亡くしたことで精神的に不安定だから、俺が支えてやれ……ってこと?」


推測を口に出していってみると、母さんは『樹さんの子ね』と苦笑した。
……どちらかっていうと、俺は母さんの血の方が強いと思うんだけどね。


「で?イタリアに行ってくれるの?……言っとくけど、向こうに行ったらもうカタギとしては生きていけないわよ」

「それは脅し?警告?」

「半々ね」


俺にとっては未知の世界。
裏社会のマフィア……。
なんかそれってさ、


考えただけでゾクゾクするよね。



「母さん、俺、知りたがり屋なんだ」

「そうね…」

「知らない事があると知りつくしたくなる。そう、俺は情報が大好きなんだよ」


俺に知識を分け与えてくれる情報。
パソコンという魔法の箱を与えられてからというもの、俺はありとあらゆる情報は手に入れてしまった。
あくまで、表社会は。


「俺はね、『知らない』ということが我慢ならない。『情報』から『知識』を有し、それを生かすことが俺の性にはあってるみたい」

「そう……」

「ただ、少し不安なのは……」


庭に視線を移すと、友達の綱吉君と笑いながらボール遊びをしているまだ5歳の俺の弟…。


「……優人を、完全に独りにさせてしまうことかな…」


俺たち家族の勝手な都合に振り回されて、独りこの町に残されるこの子が、唯一の心残り。


「それなら安心なさい。優人は沢田さんの家が預かってくれるわ。……それに、あの子はあなたが思ってるよりもずっとたくましい子よ」

「そりゃぁ、母さんの子ですから」

「当然」


自信満々に言ってのける母さんに、底知れない力強さを感じた。
この強さが、優人にもあるのなら…。
そして、


「行くよ、イタリア」


その強さが俺にもあるのなら、たとえどんな世界でも生き抜いて見せよう。



貪欲な知識人
(さぁ、俺の欲望を満たしてくれ)


凍て花・もしも話

凍て花:もしも話

【もしも、観野家がリボーンの世界で暮らしていたら】

 

―――…幼稚園に通っていた頃、小さい頃から俺の性格は相変わらずで、同級生からも爪弾きにされていた。



「かくれんぼするひとこのゆびとまれ!」


リーダー格の子が指を天に突き上げると、わらわらとそこに人が寄ってはその指を掴んだ。
俺もその輪の中にに入りたくて指に触れようとした瞬間。


「ダメツナとあそんでもたのしくないからあっちいけ!」


そう言って、ドンと突き飛ばされてその場に尻もちつく。
他の子どもたちはまるで何も見なかったかのように遊びに夢中になっていった。


「う、う…うぇっ…うぇぇぇええええええええん!!!」


火がついたように泣いたが、周りの子達は知らん顔。
それか、うっとおしそうに睨んでくるだけ。その睨んでくる時の顔が怖くて、俺はますます激しく泣いた。


「だいじょーぶ?」


突然掛った声に、俺は視線を上に向けた。
そこには首を傾げてくりくりとした大きな黒い瞳で見つめてくる男の子がいた。
正直言うと、彼が来ていたズボンで辛うじて男だと分かった。


「ころんじゃったの?どこかすりむいた?」


とりあえず俺は首を横に振った。
すると、その子は、


「よかった」


綺麗に笑った。


「あっちのすいどうで手あらおう?」

「ん…」


水道で言われるまま手を洗った後、その子はポケットからハンカチとティッシュを取りだすと、器用に使い分けて俺の涙と鼻水を綺麗にふき取ってくれた。


「よし!きれいになった!!」

「あ、ありがと!!」

「どーいたしまして。おれ、かんのゆうと」


胸に付けてあるチューリップの名札を見せてその子は自己紹介をしてくれた。
俺も慌ててその子に自分の名前を告げた。


「お、おれっ、さわだつなよし!」

「つなよしくん?じゃあ、ツナってよんでいい?」

「う、うん!」

「じゃあ、ツナ。おれといっしょにあそぼうよ!!」

「うん!!」


これが、優人という友達ができた瞬間だった。
優人は俺と違ってかっけっこも速いし、とくにサッカーが上手かった。
だから、男子からも女子からも人気があって、何で俺が側にいるかなんて不満に思う子も多かった。
特に、優人も俺も目障りだと思っていたガキ大将クラスの子からは。


「またあいつらいっしょにいるぜ!!」

「やーい、おんなおとこ!!おまえらホントにおとこかよ!?」


部屋で折り紙している時に、からかわれた俺は大げさに肩をはね上げて怯えた。
そんな俺を安心させるように優人は笑ってくれて、小さな声で無視無視と、言って作業する手を休めなかった。


「おい!むしすんなよ!!」

「おとこふたりでおりがみなんかしちゃってさ、ダッセー!」

「おとこなら、ふつうそとであそぶだろ!」

「おまえら、ふたりそろっておんなだろ!!」


無視しようとしても耳に入ってくる罵倒の数に、つい耐えきれなくなった俺は泣いてしまった。
元々強くない俺の涙腺は、せきを切ったように次々と涙が零れおちた。
ソレを見た優人は何を思ったのか、今まで一生懸命折っていた折り紙の手裏剣を両手の指の間に挟むと。


「えい」


からかってきた三人組に向かって、それを投げつけた。
ガッ!!という音と共に、その子たちの真後ろにあった壁に、優人の放った手裏剣全てが突き刺さった。
一瞬、何が起こったのか判らなかった。
え、紙……だよね…?


「んーと、こういうとき、しんにぃになんていえっていわれたんだっけ…?」


当の本人は可愛らしく首を捻って考え込み、やがて『あ、そうだ』とポンと手を叩いた後―――ニコッとあまりにも無邪気すぎる笑みを見せながら、再び手裏剣を構えて言った。


「ひとのかお、ひがむひまがあったら、せいけいしゅじゅつでもして、でなおしてきやがれ、ぶおとこ☆」


当時の俺にはまったく理解できない言葉の羅列だったが、これだけはわかった。
その笑顔だけで、十分な恐怖だ。


「う、うわぁぁあああああん!」

「せ、せんせぇぇええええええっ!!ゆうとがぁ!!」


可哀想なその子たちは転げるようにして教室を出ていった。
残った優人はいそいそと証拠隠滅と言わんばかりに壁に刺さった折り紙の手裏剣を引き抜いて、それをビリビリに破いてゴミ箱に捨てた。ぬかりない。

そして、また泣いた俺の顔をハンカチとティッシュを器用に使い分けてふいてくれてた。


「だいじょーぶ?」

「う、うん。……でもゆうと、ひとにものなげちゃダメだよ?」

「うーん。かおのことで、からかってくるひとがいたらああやれって、しんにぃにいわれたんだけどなぁ」

「おれもちょっとこわかった…」

「じゃあ、もうしないね?ツナこわがらせないから」


そう言って、泣きやんだ俺の頭を撫でてくれた。


「おかあさんにいわれたんだ。ともだちはたいせつにしなさいって。だからね、ツナのことはおれがまもってあげる。いじめられそうになったらすぐにかけつけてあげるから!」


だから、もう寂しいなんてことないよ。と優人は笑ってくれた。
嬉しくて俺も笑った。

 

 


「あぁ、可愛いなぁ、可愛いなぁ、もうなんで二人ともあんなに可愛いのっ!!笑った顔なんかまさに天使の微笑み…っ!!きょーやといっしょにいると双子ちゃんみたいでそれもまた可愛かったけど、ツナ君と一緒に居ると二人のエンジェルスマイルで倍可愛い…っ!!ああもう、何で俺の弟あんなに可愛いんだろう…あのくりくりした目、ふっくらとしたふにふにのほっぺ、さらさらの黒髪!!どれを取っても可愛い!!」

「信……お前、弟できてから子供好きに拍車がかかって病気になってねぇか……?」

「いいの、幸せだから」



実は、優人にとっても俺が初めての友達だったらしく(他の子達とはよく話す程度で、そこまで仲良くなれなかったらしい)優人のお兄さんの信さんも、影ながらよく見守っていたと、後にディーノさんから聞かされた。
何で接点のない二人が知り合ったのかと尋ねたら、ペンフレンドだったらしい。

 

そして、現在…―――



「ツナ!後ろ髪寝癖で凄いことになってるよ!?それから、ネクタイ曲がってる!!」

「えっ!?」

「今日は風紀委員の服装検査がある日なんだから気をつけなくちゃ!ほら、もう!」

「あらあら、ツッ君ったらいつまでたっても優人君に面倒みてもらいっぱなしなんだから」


幼稚園の頃は優人君女の子みたいで、初めて見た時ツッ君のガールフレンドと勘違いしちゃったのよ〜懐かしいわ〜。……そんなことを朝食を作りながら暴露しないでほしいんだけど!母さん!!
一方優人は、苦笑でやり過ごして、俺の寝癖をブラシで直す作業に取り掛かっていた。

……中学に上がった優人の面倒見の良さは相変わらずだった。
いや、さらにパワーアップしてお母さんみたいになってる。下手をすると、俺の母さんより口うるさいし、よくヘマをする俺のフォローをしてくれている。
………いや、優人に甘えっぱなしの俺が原因だってわかってるんだけどさ…。


「そういえばさぁ、幼稚園の頃、折り紙してたときにガキ大将の子に馬鹿にされたことあったよね」

「ああ。よっちゃん、かっくん、げんちゃんね」

「そのとき優人、折り紙の手裏剣投げて壁に刺さっただろ?あれ、何で刺さったんだろうってずっと不思議だったんだ」


優人は喧嘩は強いけど、そんなに力があるわけじゃない。
むしろ細身で、下手したら俺より細い。
すると、今度は俺のネクタイを直しながら、さらっと言ってのけた。


「だってアレ、カッターの刃付いてたもん」

「………………え?」

「ほら、錆びたら簡単に切って捨てられるカッターナイフあったじゃない?アレの刃を折って、セロハンテープで張り付けて投げたもん。そりゃ、壁にだって刺さるよ」

「ちょ、ちょっと待ってよ!!それ、人に向かって投げたよね!?」


よっちゃん、かっくん、げんちゃんに!!
あぶねぇ!!下手したら殺傷沙汰になっててもおかしくなかったんじゃん!あの状況!


「人に向かって投げるわけないでしょ。ちゃんと壁に向かって投げたよ」

「いやいやいや!!人が居る方向の壁に向かって投げても同じことだから!!」

「大丈夫だよ。ちゃんと信兄に仕込まれたんだから」

「信さーーーーーーん!!!!」


現在、イタリアにいる優人のお兄さんに向って俺は叫んだ。
っていうか、優人は信さんの言葉を法律にして従いすぎだよ!!


「もーっ、ツッ君ったら朝から何怒鳴ってるの」

「そうだよ、近所迷惑だよ、ツナ」


俺を今怒鳴らせてる原因は優人なんだけど。
え、何、この俺が悪いみたいな雰囲気。


「いいから早く食べないと…あと10分したらここでるよ」

「えっ!うわっ、いただきます!!」


時計を見て、俺は慌てて母さんが運んできてくれた朝食を口につっこんだ。
優人は隣でランボの世話を始めてる。……ホント、信さんに似て世話好きだよな…優人って。


「ホント…優人君みたいなお兄ちゃんがいてくれればよかったのにねぇ…」


しみじみと、母さんはそんな事を言う。
っていうか、すでにこの家の住人と化してるよ、優人は。
元々優人の両親は海外で働くことが多くて、優人の面倒を見ていた信さんも、高校に入学する時だったか…海外の学校に入学して以来、優人はあの家に一人で暮らしている。
心配した俺の両親がよく夕食に呼んでいるし、一緒に暮さないかと持ちかけたこともあった。

けれど、優人は首を振って。
残された自分には、あの家を守って家族の帰りを待つ義務があると言って、今でもその誘いを断り続けている。

「ツナ!そろそろでるよ!!」

「えっ!!」


うわぁ!ぼーっとしてたら時間過ぎてる!!
トーストを無理矢理牛乳で流し込んで、俺は席を立った。


「ハンカチは?」

「持った!」

「ティッシュは?」

「持った!よし、行ってきます!!」

「って、鞄持たずに何処行く気だ馬鹿!!ああもう!行ってきます!!」

「いってらっしゃーい」


今日も優人と一緒に玄関を飛び出した。


俺の親友は世話焼き主夫

▼追記

(・ω・)とお話しながら自分の事を紹介バトン

(・ω・)とお話しながら自分の事を紹介してください。
つまり、ちょっと変わった自己紹介です★


(・ω・)やぁ。お名前は?

緑(リョク)です。

(・ω・)何歳?

幾つに見えます?←

(・ω・)趣味は?

読書ですかね…後は近場の古本屋とか行って本やCD漁ったり…

(・ω・)自分の性格をだいたい5つくらい挙げてみて?

・フリーダム
・呑気
・単純
・大抵のことには動じない
・押しに弱い

(・ω・)つまり性格はいい方?悪い方?

これは自分で評価すべきものなのか…
…まあ、良いとは言い難いような…

(・ω・)利き手どっち?

右です。
でもたまにケータイを左手で操作していたりします。

(・ω・)同じだぁ。

高確率でそうなると思うよ!

(・ω・)似てる芸能人は?

芸能人に例えられることはないですね…
猫のような人だとはたまに言われますが…

(・ω・)あ、ぽいね!

どういう意味ですか?ん?

(・ω・)好きな色は?

青系統かモノクロですね

(・ω・)何かに依存してる?

うーん…強いて言うなら音楽でしょうか。
今も流していますし(笑)

(・ω・)最近よく考える事は?

バイト始めようかなーとか考えています。

(・ω・)好きなタイプは?

優しくて親しみやすい人。話が合うと結構仲良くなれますね。

(・ω・)逆に嫌いなタイプは?

無口な人は少し苦手ですね…;
私もあまり喋る人間ではないので。

(・ω・)人生やり直すなら?

それはもう少し年をとってから考えてみたいですね。

(・ω・)お金持ち?

いえ、まったく。

(・ω・)好きなアニメは?

Dグレ、夏目友人帳、デュラララ!!、図書館戦争

(・ω・)季節はいつが好き?

秋ですね。一番過ごしやすいです。

(・ω・)花粉症?

違いますよ。

(・ω・)好きな飲み物は?

緑茶、ウーロン茶、紅茶、レモンティー、アップルティーなどなど…

(・ω・)好きな芸能人は?

特に好きな方はいませんね。

(・ω・)今一番欲しいものは?

春服買わないと…

(・ω・)最近ハマってる歌は?


サンホラ>『黒の予言書〜石箱のメッセージ〜』『Ark』『死せる者達の物語』『石畳の緋き悪魔』『澪音の世界』

志方あきこさん>『埋火』『花帰葬』『金色の嘲笑~麗しの晩餐~』『うみねこのなく頃に』『西風の贈り物』『睡蓮』『ラジヲ予報』『廃墟と楽園』

RADWIMPS>『トレモロ』『最大公約数』『おしゃかしゃま』『ふたりごと』『愛し』

……挙げたら切りがない(笑)

(・ω・)好きなはアニソンは?

『肩翼の鳥』『天空のカナリア』 


(・ω・)自分のカラオケ十八番5つ!!

あまりカラオケに行かないので十八番も何もないです…;

(・ω・)アニメ見るならDVD購入orレンタル?

DVDですね

(・ω・)↑不満とかある?

初回版の特典はおいしいが、あそこまで値段を跳ね上げないで頂きたい!

(・ω・)何フェチ?

特に何も…;

(・ω・)そろそろ帰るお。誰かに回しといて〜。


お疲れさまでしたー。
フリーでお願いします。

------------------
エムブロ!バトン倉庫
mblg.tv
------------------
前の記事へ 次の記事へ