生命力の異常は見逃さないのに肝心の回復能力が伴っていない、敬語系説教後輩アルーシャ。
本当、呪われてるのかってくらい回復のダイスが振るわないのが不思議です。
カリオン君もお掃除ダイスが振るわなかった様ですが、確か以前のお手伝い(クロノメーカー)でもカリオン君は1を出していた気がします。
とか言いつつ、アルーシャも確か1とか2だったと思いますが。
それにしても、先輩と呼んでいる方のほぼ全ての人が会話をしてから次にお会いするまでに怪我をして帰って来るという。
……これ、もしかしてアルーシャが疫病神とかになっているのでは?
いや、うん、ペティットは冒険で溢れていますからね。
偶然です、偶然!
蒸し返しますが、本当に回復魔術が下手なアルーシャ。
取得している魔術のモデルが遠坂凛ちゃんなので、ある意味ではモデルに忠実なのですが。
それとも、親和性が高いのが鉱石なのにも関わらず、回復魔術を使う際にユニコーンの杖に拘っているからでしょうか?
んー、次の機会がある時はスヴェート印の短剣か宝珠でダイス振ってみようかな。
それで高い目が出たら、ユニコーンの杖ら売るなり譲るなりしよう。
……変わらず低かったらどうしよう。
いや、ならダイスを振るなよって話ですが。
会う度に小言を言う後輩。
下手に妹さんが居るのを知っているせいで、残される側からの言葉ばかり言ってしまいます。
いや本当、ウザかったらごめんなさい。
そんなアルーシャですが、小言は言ってもその人の意志自体は尊重しているので、忠告はしても無理にでも止めたりはしないようにしています。
でもずっと心配して、モヤモヤを抱えているのも事実で。
会うとそれが表に出てしまうのが悪い癖です。
アルーシャの紹介記事にも書いたと思いますが、アルーシャは基本的に人が好きですからね。
寂しがり屋とも言いますが。
しかし、これでアルーシャはカリオン君の状況を知ってしまった訳で。
これからの日課に、義肢の製作方法を学ぶ事や腕の良い義肢職人の情報収集などが追加される事になります(確定)。
いつもの、自分が何とか出来るとは思っていないけどやれる事は全部やっておきたい、という考え方ですね。
下手に頭の良い子はこれだからいけません。
この子、そろそろ倒れるんじゃないかな?
いえ、無茶させてるのは私ですが。
……てへぺろ☆←
まぁそういった予定を組むというだけで、実際にどうなるかは未定ですけどね。
備えというのは何事も、徒労に終わる事こそ本懐ですから。