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タイトルなし

「もうすぐ年明けだね」「‥ん、ああ」「何するの?」「え?寝てますけど」「え?」「え?」「‥寝てますけど?」「‥‥やぁだああああ」「(ビクッ)」「やだやだ!初詣行ってひめはじ「しません」‥‥ケチ」

現パロのエディくんと現代魔女、我が儘エディくんが可愛いと思う

タイトルなし

「似合う!セツ!」「‥うれしかねぇよ」「あら、可愛いのに」「お前な、野郎のミニスカサンタ見て喜ぶなよ」「何言ってんの、セツだから可愛いって言ってんのよ」「‥‥うれしくなんかっ、ない」
ツンツンとそっぽを向いたがセツの頬がほんのりピンクになっていてクスクスと笑ってしまった。ふわふわの帽子がよく似合っていてミニスカから伸びた細い脚に白いニーソがとても厭らしく見えた。何より手首を赤いリボンで縛っているわけだ、これはこの先どうしたらよいか‥野暮なことは言わないでおこう。
「セツ、今夜はせいなるよるだよ」「お前が言うと‥違和感ありすぎ」「ふふ、サンタさん何くれるのかしら?」「‥この格好で、言わせるのかよ」「聞きたいの、セツの口から」「‥‥、‥‥」「ん?」「‥ぷ、プレゼントは‥おれ、でいいよな」「もちろん!いただきまーす!」

こういうのもある、ハッピークリスマス!

タイトルなし

「性なる夜、とでもいいたいの?」「だっだってイベント事がないとこういうことできなっ」「‥‥」「あの、怒って、る?」
エディが部屋に来て渡された紙袋に少しだけ期待をしてしまった、開けたら、もちろん期待した自分が馬鹿みたいだと思うようなモノが入っていた。
「‥ミニスカサンタなんて王道すぎる」「だっ‥だって、似合うって思ったから」「着ないからね」「‥ええー」
ミニスカサンタを広げて見せるエディはしょんぼりしていて、ほんの少しだけ可哀想に見えた、しかしここで負けたらバレンタインやらなんやらとイベント事にこういうことを‥そう思うと背筋がゾワゾワとした。
「見たかったのに」「いやです」「どうしても?五分でいいから」「いや!」「‥そっか、‥‥」「‥‥」「‥‥」「‥みかった、なぁ」「‥‥ああもうわかったわよ!五分だけねっ」

なんやかんやと言いくるめるのが上手なエディくんが浮かびました。ハッピークリスマス!

タイトルなし

「ね、ね、お花の蜜たくさんたくさん集めたんだけどね、無くなっちゃった」「‥子供らに持って行かれたか」「ティニー、でも子供たちが幸せならうれしーよ」「はらっぺらしがなにをいうか」「‥くぅん、ペコペコ〜」

そういう日もある。

タイトルなし

「うああんうああん」「‥また夜泣きかよ」
深夜の甲板から降りたのだろう仔犬はまん丸な月に向かい吠えていた。賭博師は初めこそ煩いと怒鳴っていたが最近は理由が知りたいと考えるようになっていた。
「独りで泣くなよ、こいぬちゃん」「あうあう‥」「逃げんなよ、もう怒鳴ったりしねぇよ」「‥ぐるる」「ほら、まあ、独りで泣きたい日もあるだろうけどよ〜‥そんな毎日毎日こっそり泣かなくてもいいだろ」「‥って」「ん?」「だって、迷惑かけたくなっい」「いいからいいから、ほら、来いよ」「せつ、」「じゃあ今日だけ特別、な?」「ふえ‥っセッツァーあぁん」
ヒトガタに戻るとぎゅうぎゅうと抱きつく、プルプルと震える身体に賭博師は言い表せない何かを感じてよろけながらもキツくキツく抱き締めた。


マッシュがいない夜に。そんな日があってもいいかなぁと
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