♪の手紙 mini

夢主があやかしでおちこぼれ、幼い三成を助けて一目惚れされて使い魔になる。石田家は名門、三成は次男だから比較的自由だが周りからは反対される。佐助かすが小太郎他主従系は使い魔だったりする。邪とされる鬼を祓う。三成単体でも強いからどうにかなる。夢主いつも涙目

僕が好きになった人は姉御肌で僕のことなんてきっと弟みたいにしか思ってなくて、本当にお付き合いをしているのか時々分からなくなる。でもそんな彼女も好きだなぁって思うんだから仕方がなくて、今日もお昼御飯の約束をした。付き合ってるんだから当たり前でしょうと言った彼女が心なしか顔が赤くて吃驚したけど、可愛いなぁなんて思っていたら双子の弟のサビ助が現れた。同じ大学だから会うのは仕方がないとしても昼休みを狙って会いに来るんだから厄介な奴だ。楽しそうに話をする二人を見ているとなんだか心に黒い靄が出来るような気がして嫌なんだ。きっと彼女は僕とサビ助を間違えたんじゃないかって思うぐらいに二人は仲良しで楽しそうにお喋りをしている。「ワビ助？どうかした？」「貴女がサビ助と楽しそうに話をするから」「可愛いなぁ、ヤキモチ妬いてくれたの？」ヤキモチ？嫉妬？そんな言葉では言い表せないほどに僕は真っ黒になってしまいそうですと言えば彼女はますます笑みを深めて僕の頬をさらりと撫でた。
(ああ可愛いなぁ、サビ助との仲を疑うなんて私にはキミしかいないよなんて言ったら彼はどうリアクションをしてくれるんだろう？考えただけでぞくぞくするわ)

「及川さん、お疲れ様でした」「ありがとう」「ほ、ほんとうに」「はいはい、泣かないの」「だって、まさかウチに--烏野に」「応援しててくれたんだろ？」「もちろんですっ影山なんかけちょんけちょんにっ」「出来なかったなぁ」「っ、でも、」「楽しかったよ」「本当ですか！？」「もちろん」

本当に楽しそうだったなぁって思いました。

僕(ワビ助)／己(オレ)(サビ助)とのことでワビサビ双子現パロが書きたいです。苗字は千(せんの)がいいかな。