「性なる夜、とでもいいたいの?」「だっだってイベント事がないとこういうことできなっ」「‥‥」「あの、怒って、る?」
エディが部屋に来て渡された紙袋に少しだけ期待をしてしまった、開けたら、もちろん期待した自分が馬鹿みたいだと思うようなモノが入っていた。
「‥ミニスカサンタなんて王道すぎる」「だっ‥だって、似合うって思ったから」「着ないからね」「‥ええー」
ミニスカサンタを広げて見せるエディはしょんぼりしていて、ほんの少しだけ可哀想に見えた、しかしここで負けたらバレンタインやらなんやらとイベント事にこういうことを‥そう思うと背筋がゾワゾワとした。
「見たかったのに」「いやです」「どうしても?五分でいいから」「いや!」「‥そっか、‥‥」「‥‥」「‥‥」「‥みかった、なぁ」「‥‥ああもうわかったわよ!五分だけねっ」

なんやかんやと言いくるめるのが上手なエディくんが浮かびました。ハッピークリスマス!