「似合う!セツ!」「‥うれしかねぇよ」「あら、可愛いのに」「お前な、野郎のミニスカサンタ見て喜ぶなよ」「何言ってんの、セツだから可愛いって言ってんのよ」「‥‥うれしくなんかっ、ない」
ツンツンとそっぽを向いたがセツの頬がほんのりピンクになっていてクスクスと笑ってしまった。ふわふわの帽子がよく似合っていてミニスカから伸びた細い脚に白いニーソがとても厭らしく見えた。何より手首を赤いリボンで縛っているわけだ、これはこの先どうしたらよいか‥野暮なことは言わないでおこう。
「セツ、今夜はせいなるよるだよ」「お前が言うと‥違和感ありすぎ」「ふふ、サンタさん何くれるのかしら?」「‥この格好で、言わせるのかよ」「聞きたいの、セツの口から」「‥‥、‥‥」「ん?」「‥ぷ、プレゼントは‥おれ、でいいよな」「もちろん!いただきまーす!」

こういうのもある、ハッピークリスマス!