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清水

病気して一年遅れで烏野に入学して少しだけ浮いていた私と友達になってくれたのは清水だった。彼女はバレーを諦められないならマネジャーにならないかと誘ってくれた。年上だと知っていても清水だけは普通に会話をしてくれたしバレーへの未練も理解してくれての言葉だった。彼女のこと大切にしたいなと思った。三年生になって、やたら忙しくなった気がする。一年生はヤンチャばかりでこれからが楽しみだ。

設定

やっちーと同期のマネ、清水から勧誘と日向からの紹介で入る。中学までバレーやってたが肺の病気で故障して断念する、山口と月島の友達。元リベロだからやっちーと同じぐらいの身長。

及川

「及川さん、お疲れ様でした」「ありがとう」「ほ、ほんとうに」「はいはい、泣かないの」「だって、まさかウチに--烏野に」「応援しててくれたんだろ?」「もちろんですっ影山なんかけちょんけちょんにっ」「出来なかったなぁ」「っ、でも、」「楽しかったよ」「本当ですか!?」「もちろん」

本当に楽しそうだったなぁって思いました。

澤村

「大地さん?」「よかった、まだいた」夕暮れの美術室に慌てた様子の大地さんが現れた。吃驚したのはこっちなのだけど、丁度職員室に鍵を返しに行こうかと思っていたところだったのだ。「何かありました?」「いや、まだ誰か残っているみたいだったから」「丁度、帰るところですよ」「知ってる、だからさ」一緒に帰ろうだなんて大地さんは言った。きっと田中やノヤ達もいるだろうけど私は嬉しくて、はいなんて返事を返した。「早くいきましょ、待たせてるんでしょう?」「待たせてる?」「バレー部ですよ、一緒なんでしょう?」「いや、一緒の方が良かったかな
」「えっ?」たまには二人で帰らないかと言う、少しだけ顔を赤くした大地さんの手を取って私は鍵を人差し指でくるくる回しながら上機嫌に廊下を歩いた。「っ、」「早く帰りましょ、駅までですけど、私凄く楽しみです」「そっか」「はい!」

山口

「応援してるね」「あ、ありがとう」「大丈夫だよ、山口くんなら」「うん、今回ばかりは全力でいかないと」「試合、見に行けるかわからないけれど、頑張れ」「うん」
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