スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

(無題)

「整備士にはどうやったらなれるの?」
半妖の少女に尋ねられた質問をイマイチ飲み込めないでいた。まさか自分に話しかけてくるとは思わなかったため、ソファから飛び起きてパチパチと瞬く。
「帝国に居たときも、毎日毎日紙とにらめっこしたりガラス越しに私たちを見に来たり、最初は何をしている人なのだろうって不思議だったの」
「ケフカから聞かなかったの?」
「ケフカはアナタの話をすると不機嫌になるから」
「‥整備士にはね、まぁ機械が好きであることと聴力と視力と‥あとは血筋と才能かな」
「血筋‥?」「ティナが魔法を使えるのも血筋があって才能があってのこと、血筋があっても使いこなせるだけの才能がなくっちゃだめだもの」
「才能‥血筋」「機械に興味があるの?」
「エドガーもアナタも楽しそうにしているから」


キィワード、血筋と才能。
整備士が整備士であるが所以を。示したら血筋と才能でした。

(無題)

「あらクライド、どうしたの」「‥その名を呼ぶな」
ああそうだったわねと同業者は笑う。何でも屋は帝国への復讐を胸に誓ってリターナーに雇われたらしい‥が、まさか俺がいるとは思わなかったようで酷く驚いていた。
「‥まあ、自責の念に潰されて腐ってもいいことないよ」「‥」
「娘さん、アンタによく似て可愛いじゃないか、犬っころもなついているし」「‥そうだな」
「‥まぁプライベートなことだし、アタシはなんとも言えないけどね」「‥今日は饒舌だな」
「うるさいわね、ここの人間に感化されてンの‥ああ、そうだ」
(あの子の母親になってやりたいって言ったら驚くだろうな)
「この旅が終わったらアンタの第二夫人になってやってもいいわ」
「‥は?」


シャドウお相手何でも屋ヒロイン^^悲恋前提です´`だからこの話のリルムは少年に(ry

(無題)

「‥くさい」「は?」
「いつもよりキツいガウ」「え‥そんなに臭う?」
ツナギの上部を腰に巻き付け工具を片手に黒いTシャツを捲りくんくんと嗅いでみる。しかし慣れてしまった臭いに首をかしげて「ああ、煙草の臭いか」と軍手を相手に突き付ける。
「‥ガウァ」「あはは、ガウは煙草の臭い嫌いなんだね」
凄い早さで飛び退いてソファの後ろに隠れてしまった。恐る恐るこちらを伺う彼がとても可愛らしかった。
「‥たばこ?」「セッツァーも吸ってるアレ、だからガウはセッツァーにも寄り付かないんでしょ?」
「うぅ‥」「ごめんごめん、着替えてくるからそしたら遊ぼうね」

一般整備士^^面倒見の良いお姉さんです

(無題)

「セッツァー、」「んー?」
「今夜は‥一緒に寝ても構わぬか?」「ぶはっ」
魔女の思いがけない台詞にブランデーを垂らした紅茶を吹き出してしまった。
「‥きたない」「をま、」
「嫌ならいいんだ、すまなかっ」「いいぜ、来いよ」
布団を捲れば隣に入ってきた魔女がコロンと横になって俺を見上げる、まるで幼子のようで可愛らしかった(いや誘われてる訳じゃないのだろうけど)(まぁいいか)健全な夜だろうが不純な行為を望まれようが‥それを彼女が望むなら。
「おやすみ」「‥よい夢を、出来れば俺との甘い夢を見てくれよな」
「‥‥考えておく」

魔女のデレがきました!

(無題)

「やはり‥ここにいたのか」
切っ掛けは些細なことだった。ひとりになりたくてファルコン内で見つけた場所はいつの間にかひとりの場所ではなくなっていたのだ。
「‥シャド、‥クライド殿」
初めは無言で居ることが殆んどだったのだが、この場所で二人きりの時は少しずつ話をしてくれた。本名、娘のこと、自分が何をしていたのかを、キスをするときチラリと見える闇に隠された素顔が魔女をドキドキさせた。
「‥母親に、なってやってくれないか」「リルム‥の?」「‥いつか全てを話す、それまで」「待ちます、今は旅を終わらせることだけを」
それまではこの場所で細やかなふたりきりの甘い時間を。

シャドウはクライドでした。なにやらW不倫の香りがしますこの二人(魔女はフィガロ前提なので)。しかしああシャドウどうして貴方は崩壊前に無事に生かしても死んでしまうの!リメイクされたら親子幸せルートを作ってくださりませんか!?(シャドウって最後生きて帰ってきませんよね確か)(EDうろ覚えです)
うわ!相棒がビリーでした(笑)
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2009年05月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31