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無題

「まっしゅうう」「おや‥ご不在だよ」「うあああん」
仔犬が項垂れた。みるみるうちに獣化して、あうあう言いながらウロウロとしてくんかくんかと臭いを嗅いでいる。
「私でよければ」「わう」「マッシュが帰ってくるまで遊ぼうか」「わわあん‥」
嬉しそうに物陰からボール蹴り現れてエドガーは目を丸くした。
「(遊ぶって‥こういうのを言うのか)」「わんわん」
それから投げては拾い投げては拾い投げては拾い投げては拾い投げ(ryを繰り返すこと30分、疲れ果てたエドガーがソファに沈み、仔犬は満足そうに彼の膝に飛び乗る。
「たの、しかった‥かい?」「あーう」
ボールを投げていただけなのに息が上がってしまった。柔らかな毛並みを撫でてエドガーはマッシュが来るまで休憩することにした。

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