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水栄小説

水谷×栄口・水谷視点。

甘です。



****

怖い夢を見た。


一緒に出かけてたはずの君が居なくなる夢。


突然居なくなった。

どんなに呼ぼうとしても声が出せなくて。


夢だと解っていても、直ぐさま携帯の番号を指でなぞった。


栄口「‥もしもし?」


ちょっとだけ眠そうな声。

それだけで俺は安心した。


水谷「‥‥栄口‥」

栄口「何時だと思ってんだよ‥全く‥」


時計を見ると午前3時。

それはやっぱり寝ている時間なわけで、栄口はご機嫌ナナメな様子。


‥早く会いたい。

君との待ち合わせまで、まだ5時間もある。


水谷「怖い夢‥見たんだ。」

栄口「‥‥どんな?」

水谷「栄口と一緒にいたら‥栄口が居なくなっちゃう夢。」


ポツリと紡ぎだした言葉は栄口にだけ聞こえ、部屋に消えて行った。


栄口「‥俺は何処にも行かないよ?」

水谷「‥栄口‥‥」

栄口「だから安心して寝なよ。」


ありがとう。

そう呟いて俺は携帯を閉じた。


おかげでもう怖い夢を見る事なく眠れたけど‥‥

それでも不安だから。


せめて君といる時だけは、手を離さないようにしようと決めた。


fin.

****



なんとなく最後のフレーズが書きたくなって、書いてみた。爆

水谷が可愛いのが好きですね(´ω`*)


水栄は、ほのぼの担当だと思っています。
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城崎刹菜さんのプロフィール
誕生日 1月7日
地 域 東京都
血液型 A型
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