被害者水元湘子の夫吉野が妻の変死を殺人事件に偽装した事を右京が謎解きした場面で、右京は、紛失したファイルについて吉野に訊かなかった。変死体発見時刻よりもこの点を確認すべきでは? 随分疑問に思っていた事なのに。見ていて一寸気になった。
探偵の推理の展開に少々難がある様な気がするけど、充分過ぎる程内容は面白かった。話はスリリングでキャラも次回への「引き」も好かった。約半年振りの『相棒』なので、評価が甘くなっているかも知れないけど、今後この水準が保たれればよいシーズンになるんじゃないかな。多分(笑)。
真犯人(?)役の徳重聡がカッコ好かった。日本タレント名鑑の画像は小首を傾げてかなり可愛い感じなのに、このドラマでは結構渋くて男臭い。素敵だ(笑)。
推理物として不明な点が殆ど動機のみとなった次回は、過去の因縁話がサスペンスフルに描かれるのか。犯人と探偵の対決も見逃せない所なんだろうけど。
話題:相棒
百万円の当り籤を必死で探す人が「無欲」には全然見えません。欲望というものを何だか履違えてないか、スタッフは。
髭男武(渋川清彦)のパンツ姿が見られて微ラッキー(笑)。
機転で窮地を脱するアンク。相手が虫頭ウヴァで好かった(笑)。
ウヴァとカザリの喧嘩を圧鎮めるメズール。彼女が実質的に四人のリーダーなんだろう。少なくとも調整役ができるのは彼女だけだろう。というか『555』ラッキークローバーのバーテンダーのお姉さんみたいな感じかな。
無欲云々が弱かったけど、お話は、結構好かった。単にこういう事があったというだけでなく、キャラの心情やバックボーン、又キャラ同士の関係が描かれていた(てか、それが普通なんだけどね。『ゴセイ』も見習ってほしい)。
「比奈とアンクを会わせない様にする為に映司はクスクシエでアルバイトをする事を断っていた」
というのも、予想内の事ではあるけど、映司のキャラが解って好かったのではないか。
次回新キャラ真木清人(神尾佑)が登場する。鴻上生体研究所主任研究員で、いつも人形(キヨちゃん)を携えていて、話をする時は(相手の人間でなく)人形に話掛けるんだとか。
ううむ(笑)、変態チックで好い! 『W』の変態医師井坂深紅郎並みの変態振りを発揮して貰いたい。神尾佑は、好きな俳優の一人でもあるので、真木清人の出番(と変態描写)が沢山あるといいな。
そういえば、今回もフォームチェンジの際「ライオン!」のコールが聞えない場面があった。800年前のグリード対オーズの場面では聞えなかった。現在のバイソンヤミー対オーズの場面では聞えた。これはどういう事なんだ?
話題:仮面ライダーオーズ/OOO
(身体能力自慢の)天使様がかけっこで(将来有望なアスリートとは言え)人間なんぞに負けてしまっていいのか。かけっこだからいいのか。じゃあ、何だったら拙いのか。護星天使が特殊能力を持った人間の末裔であるという説明があればこんな事をとやかく言ったりはしないんだけどねえ。
「中村直人らをマトロイドから守る為、アグリが百メートル走の記録会で優勝してアグリ一人が囮になる」作戦の筈が実際に作戦を実行してみたら、アグリだけでなく肝心の中村直人迄攫われてしまいました。「不相変ミナライーズは間抜です」と視聴者に思わせたいのだろうか、スタッフは。
まあ
「マトロイドは何も一位の選手だけでなくて二位以下でも良さそうな選手を皆確保すればいいのに。沢山人数が必要な様だし」
とは思ったけど。捕ったアスリートの人数からするとはじめから二位以下の人もマトロイドは捕えていた様だけど。演出と脚本が一寸上手く噛合っていないというか。何だかなあ。
特訓シーンやエピローグでの少々可哀想なアグリが笑えた事は笑えたけど、アグリの普段の地味な扱われ様からすれば、主役回位普通にカッコ好く描かれてもいいんじゃないのかと思った。
とは言えアグリは苦労する星の下に生れたのだろう。多分山羊座。
アラタの芸術行為(笑)は、所謂下手の横好きなんだろうか。微笑ましい。
次回は、怒る事を禁じられたモネが気を紛わす為に色々な事をする様だ。唯でさえ余り面白くなさそうなのに脚本が横手美智子だ。
所でモネの髪型は、今のストレートのおかっぱより以前の少しウエーブの掛ったセミロングの方がいいと思うんだがどうか。
話題:天装戦隊ゴセイジャー