2010年、日、竹本昇、62分、東映
天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕
おのれゴーカイジャー、赦゛さ゛ん゛
私は、『シンケンジャー』が好きだけど、『ゴセイジャー』は好きじゃない。寧ろ嫌いだ。
――ということを、この映画を見て、再認識した。
源ちゃんは、今に始った事ではないけれど、言動が見ていて恥しかった。シンケン・ボーイズで一番可愛いのにあのキャラというのがなあ。
姫迄登場して嬉しかった。更に姫と殿の親子をネタにしたギャグもあって微笑しかった。
シンケンジャーの事をゴセイジャーが噂で知っていたという設定も恥しかった。黒羽織シンケンレッドがカッコ好かった。話はつまらなくはなかった。エンディングが可愛かった。シタリの扱が下記ネタバレの通で残念だった。
以下ネタバレ。
シタリがゴーカイジャーに倒された。シタリは生延びてこそシタリなのに。作り手は解っていないのではないか。
話題:最近観た映画
ゴセイパワーは、護星天使間で割と簡単にやり取りできる。護星天使は、ゴセイパワーを失うと死ぬ。命に関わる物をやり取りする事がさして難しくないというのは、一寸どうかと思うんだけど。
ゴセイナイトに背後を取られても「そんなの、お見通しさ」といった感じの救星主様、素敵!
アラタは、ブラジラに対抗する術を持合せている様だ。まさか、日蝕が終る迄ネガー・エンドの儀式を邪魔するとか?
次回愈最終回だ。平常心だ。「早く終れ」とも「終るのが惜しい」とも思わない。何だかなあ。
話題:天装戦隊ゴセイジャー
前回ラストの「カウント・ザ・メダルズ」の場面でタカ1枚以外全てのコアを失ったと描写された。しかし、実際にこの時点で失ったのはライオン、カマキリ、チーターの3枚丈だ。
つまり、虚偽の描写がされたという事だ。視聴者に対し明らかにアンフェアだ。
些細な事かも知れないけれど、こういう事をされると白ける。描写に信憑性が無くなってしまった。作り手が受け手に平気で虚偽の描写をするのではフィクションなど成立たないではないか。
どうやら、暫くは伊達明がバースに変身する様だ(伊達はバースに思入が無い様だけれど)。好かった。しかし、何れ後藤慎太郎が変身する事になるのだろう。残念だ。
それにしても、伊達は、後藤にバースブラスターを渡してしまって大丈夫なのか。命取にならなければいいのだけれど。今回だってバースブラスターがあればライオンクラゲヤミーに彼処迄苦戦しなかったろうに。まあ、タジャドル・コンボの引立役になる都合があったから仕方ないか。
アンクは、タジャドル・コンボを一寸意外そうな目で見ていた様な気がする。。又、自分のコアが増えたのに(不完全乍でも)体が元通にならなかった。そして、元通にならない事が想定内であるかの様な風だった。
これ等は、タジャドルのタカ・ヘッドが“変化”している事と関係があるのだろうか。
久々に映司が半裸を披露した。伊達さんに披露してほしいんだが(笑)。
タジャドル・キック(仮称)のコンドル脚(仮称)がカッコ好かった。
次回、伊嵜充則が出演する。不相変高校生の様な見た目だ。
話題:仮面ライダーオーズ/OOO
――ドクター真木、自動車運転中、人に話掛ける度に隣席のキヨちゃんを見下すのは止めましょう。あからさまに余所見運転です。
良い子のみんなは真似しないでね( ^-')b
今回、色々なキヨちゃんが見られて楽しかった。
運転キヨちゃん
助手席キヨちゃん
カザリに「バイバイ」キヨちゃん
鳥糞被弾キヨちゃん
真木と伊達の揉合で宙に舞うキヨちゃん
おでん鍋で煮込まれるキヨちゃん
かなり悲喜劇的だ(笑)。キヨちゃんが災難に見舞われるのに合わせてパニックに陥る真木清人に大笑した。
仮に、キヨちゃんが木っ端微塵に碎散ったら真木博士はどうなるんだろ。誰かキヨちゃんを完膚なき迄に破壊してほしい。某ナイトレイダー副隊長なら完璧に遂行してくれるんじゃないかな。
カザリは、自分のコア8枚の他にメズールのコア3枚とウヴァのコア1枚を取込んだ。頭のにょろにょろはメズール水棲系の、背中の羽みたいなのはウヴァ昆虫系の、影響なんだろう。
次回、メダル・ファイルから9枚目の自分のコアを取込む事ができるか!? まあ、できないだろう。
ビルから落されたバースがクレーンアームでビルの屋上に舞戻り、カザリの手からメダル・ファイルを叩落す。隙をついて映司がタトバに変身。何だかんだで、ライダー組は退却。てな、感じになるのでは?
【追記始】全然違った。流石プロの脚本家は一般人の私より遥かに上手だ。て、当然か。【追記終】
アンクに近付いて来たヤスの、泉刑事との回想シーンがアメコミ調で面白かった。
カザリのヤミーは、不相変不細工だ。海月無しのライオン丈でも不細工だろう。
次回、早くも、伊達明がバース装着者でなくなるのか。短髪髭マッチョのイケメン・ライダーに何時迄も活躍してほしいのだけれど、どうなるのか。
あ、そうそう。タジャドルが登場するみたい。何故タジャドルになるとタカヘッドはデザインが変るのか。クワガタやライオン、サイは、コンボになるとデザインが変ったりしないよね。誰か教えて。
話題:仮面ライダーオーズ/OOO
――だから、俺は、貴方がダークゴセイバワーを使果す迄は倒れない! 絶対に諦めない! 貴方は、護星の使命にこそ生きるべきなんだ!
ダークゴセイナイトと生身で闘うアラタ。見ていてボロボロ泣いてしまった。熱いよ、アラタ! カッコいいよ、アラタ! 『ゴセイジャー』で一番感動したよ!!
アバン・タイトルでダークゴセイナイトを倒す決意を表明するアラタも、シリアスでカッコ好かったし。表明直後、何時もののほほんとした調子で「倒す前に以前のゴセイナイトに戻って貰うけどね〜
」といった風に言う辺り、アラタらしい。
ダークゴセイナイトが三本目の楔だと勘違させる作戦は、幾ら何でも見え見えで、これに引っ掛るゴセイジャーがアホにしか見えなかった。何だかなあ。勿論、真の三本目の楔は、三体目のダークヘッダーだった。
そんな訳で救星主ブラジラ様の地球救星計画は順調に進行中で御座います。先ずは目出度い
今更だけど(その1)、オープニングでの救星主様がと〜ってもカッコいい
これ迄の四態全部を見られて素敵
今更だけど(その2)、
“地球救星計画”と
“人類補完計画”とは似ている。何となく。似てるよね。答は聴いてない
ゴセイナイトは、ダークゴセイバワーに囚れ乍も一筋の光を見付けたそうな。『殺人鬼』のジェイソン2号(仮称)みたいだ(笑)。 で、次回予告で
「ここからは、お前達のターンだ!」
と言っている。次回、散華するのか。どうなんだろ。
話題:天装戦隊ゴセイジャー
高橋光臣。凛々しい。袴姿も新郎タキシード姿も素敵だ。
岩永洋昭。カッコ好い。恋愛について詳しくなるには経験するのがよいと意味の事を言う伊達明が妙にエロかった。
「伊達明は、どんな恋愛を、てか、どんな性的交渉をしてるんだああーー!!」
みたいな(笑)。
映司がヤミーの親の恋愛感情に気付かずにいる所からやっと気が付いて落込む所迄の流れが可笑しかった。
後藤慎太郎、迷走中。クスクシエに漂着。次回からクスクシエで働くんだとか。ライドベンダー隊はどうするんだ。
話題:仮面ライダーオーズ/OOO
来月から『海賊戦隊ゴーカイジャー』が始る。ボーイズ三人は、CMで見る限り全然好みのタイプではない。仕方がないか。話が面白ければいいんだけど。
同じ様な事を『天装戦隊ゴセイジャー』が始る時にも思った。今回は、脚本はまともであるといいんだけど。記念すべき「スーパー戦隊シリーズ」第35作なんだし。『仮面ライダーディケイド』の様なお祭「戦隊」になる様だから脚本が拙くても勢いでどうにかなるかもしれないが。
ま、お祭企画ならお祭企画でそれ風の脚本でなきゃ困るんだろうけど。
海賊なんだからムサい髭男の一人くらいレギュラーで居てくれも良さそうなもんなのに。ちびっ子と彼等のママに受けないだろうから駄目かな。
話題:海賊戦隊ゴーカイジャー
嘗て自分を背負ってくれた親を自分が背負う事
2010年
日
森田芳光
129分
武士の家計簿
アスミック・エース/松竹
笑顔が貼付いた様な堺雅人の顔が一寸気になった。でも、割と可愛い方だからよしとする。
仲間由紀恵は、不相変綺麗だ。台詞回しも不相変だけど。
松坂慶子は、コミカルな一寸太目の美人がすっかり板についている。
そういえば、仲間由紀恵と松坂慶子は、以前TVドラマ『エラいところに嫁いでしまった!』でも嫁姑を演じている。
内容は、面白かった。よくできたホームドラマだ。笑あり涙あり(私は泣かなかったが)の二時間少々。主人公猪山直之(堺雅人)を中心とした親子三代に亘るドラマが様々なエピソードによって描かれている。小道具の使い方が好かった。
話題:最近観た映画
プログラムは排泄等をするのか?
2010年
米
ジョセフ・コシンスキー
125分
TRON: LEGACY
ディズニー
ガタイの好い男達が全身タイツで外股気味に歩く姿が中々セクシーだった。首から上がイケてるのが一人もいなかったけど(残念)。
中身は、余り無い。後半、些か退屈。この辺は、『トロン』の続篇に相応しい。
しかし、映像は、無駄にカッコ好い。特にビークルがライト・リボン(乗物の後方にできる光の帯の様な物)を生成する様はエキサイティングだった。
衣装の蛍光色ラインが『仮面ライダー555』の様だった。『仮面ライダー555』が『トロン』からインスパイアされてるんだろうけど。
話題:最近観た映画
原作:やれやれ。映画:勿論。
2010年
日
トラン・アン・ユン
133分
NORWEGIAN WOOD
東宝
ワタナベが直子にフェラチオされる場面にエロさを期待したのだけれど、残念乍全然エロくなかった。他の性的な場面もエロくなかった。直子がワタナベのペニスを擦る場面が多少他の性的な場面よりはエロかった様な気がする程度。映倫がPG12なんだから当然か。仕方ない。
因みに、前田有一の「超映画批評」は、上記フェラチオ場面を
「芸術性の高さをまったくスポイルしない方法で、ちゃんと二人の全身を映したまま表現するという離れ業を見せつけた。」
と評している。まあ、嘘ではない。
私は、芸術性よりも官能性に重点を置いてほしかった。
原作のワタナベは、自然体を装い乍計算高くて、幼稚で、自分本位な人物だった。これと比べるとこの映画のワタナベは、余り厭な奴ではない。寧ろ好青年と言っていい位だ。
因みに、監督は以前「松山ケンイチは、ワタナベの純粋無垢な部分を表現できる」という意味の事を発言している。
そのせいか下記ネタバレの様になっている。一寸驚いた。
映像や演出、演技、音楽が素晴しかった。「原作とあれが違う。これが違う」と思い乍見ていたので、全然退屈しなかった。原作を知らなくても、多分、面白く見る事ができたろう。
ワタナベの衣装や緑のヘアピンが素敵だったけれど、今時ああいう物を身に着けるのは中々勇気が要るかも知れない。そもそも売っていないかな。
話題:最近観た映画
以下ネタバレ。
ラストの電話の場面で、緑は、ワタナベを“朗らかに”受け入れる。原作と大違いだ。