それなりに面白かつた。
《第三勢力退場》
回想シーンの菅谷哲也が可愛かつた。
気のせいか、ジュウオウジャーは、両手を鎖で繋がれて吊されることが多いやうな。
土竜で地中に潜り攻撃を交わしたのがクレバーだつた。
バングレイの右手は、記憶読取機として活用されるのだらうか。
余り面白くなかつた。
ゲンムの自転車がダサくて恥しくて違和感があつて慣れない。あのダサさは響鬼の太鼓叩き以来だ。
出演者は、棒読みだらけだ。ゲストの根岸拓哉(ウルトラマンギンガ)の演技が普通に見えた(笑)。
パラドは、笑顔がぎこちない。でも、それなりに不気味さを醸し出してゐるから、結果オーライかしらん。
甲斐翔真は、今のところ顔出ししてる男の子6人の中で一番顔立ちが綺麗で一番演技が下手だ。
それなりに面白かつた。
《何といふことでせう。大和がバングレイに連れ去られてしまつたではありませんか!》
ユカ「翔太ー!」@『ジャスティライザー』
恵「姫矢くーん!」@『ウルトラマンネクサス』
カイト「ミズキー!」@『ウルトラマンマックス』
さくら「チーフー!」@『ボウケンジャー』
レオ「大和ー!」@『ジュウオウジャー』
大和が連れ去られた後のロングショットを視てゐて、
「レオは、自身も気付かぬ内に大和に対してさういふ感情を抱いてゐたのか」
なんてことを思つてしまつたよ。単に大声キャラだから、といふだけなんたらうけど(笑)。
壊れた鯨の模型や被り物のことを叔父さんに何と説明するのだらうか。
面白かつた。
この手のサブタイトル通り(笑)ジャグラーは、死ななかつた。でも、あんなに派手に爆発したのに死なないといふのは一寸狡いやうな。
見てゐて恥しかつたけれど、辛うじてつまらなくはなかつた。
下山健人脚本だから、期待しないで視た。
――と前回と同じことを書いてゐる(笑)。
レオのスパッツは、演者の都合なのか、尻尾の都合なのか。
タケルが生き返つた『ゴースト』は、コヨミが生き返らなかつた『ウィザード』と対局にある。
私は、『ゴースト』をちやんとは視聴してゐなかつたから分らないんだけど、『ゴースト』にはタケル以外にも死んで生き返つたキャラが居たのかしらん。
主人公が生き返ることがドラマの主軸になるのは、ヒーロー物として非倫理的過ぎる。仮にさういふところを無視したとしても、主人公の言動が説得力に欠けるものになつてしまふ。また、いくら主人公がピンチになつても大してハラハラしないし。
アラン様が黒い軍服を着てゐた頃は結構面白かつたんだけどなあ。言ひ換へれば、アラン成長譚といふサイド・ストーリー以外は見るべきものがなかつた、といふことなんだらう。
まあ、つまらないとは言つても、『W』『フォーゼ』『ドライブ』のやうな不愉快さはなかつたし、『鎧武』前半のやうな苦痛を感じさせるつまらなさではなかつたけど。といふか、これら4作品のお陰で『ゴースト』がましに見えたといふことなのかな(笑)。