さようなら、アイガロン。哀しみの戦騎の最期が心に沁みた。大地の闇を撃つ為にトリンをデーボスとして倒す、といふのがクレバーだつた。次回うっちーは死ぬのか?
以前のつまらなさ過ぎて苦痛だつたのと比べれば随分ましになつた。でも話の持つて行き方が下手だ。
最初のインベスが裕也だつたといふ事は視聴者にとつて余り驚きは無い。この事を視聴者に明かす時は紘汰の驚愕と重ねるべきだ。其なのに驚いてゐるのはミッチで、その時裕也を殺した当の紘汰は
「人殺しはよくない!」
抔と叫んでゐて、凄くチグハグだつた。せめて最後の場面でシドに裕也の事を告げられ、紘汰が驚くといふ風にしてゐたら良かつたのに。次回以降紘汰がやつと裕也の事を知つて驚く抔といふ展開はかつたるい。
「人を殺すなと言つてゐる本人が既に人を殺してゐた」
といふ皮肉な巡合せを描きたいのかもしれないけれど、巧くは行つてゐない。
退屈で娯楽性の無い作品だつた。死を恐れるといふところには共感した。
PC:
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20140117/E1389908502059.html
:
mobazilla.jp
の終りの方にある通り、アレンがゴロウ監督で、国王が父駿なんだらう。父親との関係を克服するためのプライベート・フィルムなのかな。
デーボス様の口許の蝶々がシリアスな場面でも笑へて了ふ。パピヨンの仮面に網タイツとボンデージ衣装で鞭を振回し乍
「女王様とお呼び!」
と叫んでゐる人を連想して了ふのだよ。
《解雇と蚕》
ラッキューロは生残りさうだね。
キャンデリラも生残るのかしらん。
デーボスのメロディは、素敵だ。
トリンは、また石化するやうだ。
ダンテツがシルバーに変身するやうだけど、山下真司がこの先ずつとシルバー役といふのは無理だよね。
作品内でのダンスの扱が『鎧武』より遥かに良い。――と改めて思つた。当然だが。
最初の方を見た後、若い女の自分探し話のやうなので、早送りで流した。博物館の展示のやうな演出が面白かつた。
《どの辺が「友情」なのか知らん?>サブタイトル》
メロン、カッコいい。肝心なところが抜けてるけど(笑)。
お釜ライダーも強くて素敵だ。
バナナは強くないのに何であんな大口が叩けるのか知らん。一般人に対してライダーに変身して威嚇するのは、丸腰の人間に銃を突付けるやうなものだよねえ。ドリアンの言ふ通り悪役そのものだ。
バロンのダンスシーンが間抜けだつた。
葡萄は腹黒保身を貫くのだね。
ユグドラシルは、戦極ドライバーを回収するのならば、この前ヘルヘイムの森でライダー達を確保したときにやれば良かつたのに。
『鎧武』も『キョウリュウジャー』もダンスがモチーフになつてゐるのに随分違ふねえ、と改めて思つた。
1号の唇が独立した軟体動物のやうだ。かういふのもキモ可愛いといふのか知らん(笑)。
列車で連結してゐるから縦に並んでゐるのかな。今まで縦に並ぶ戦隊はあつたらうか。
虹色グラデーションといふか色相環のやうな感じにするためにピンクが赤紫ぽかつたり青が紫がかつてたりしてゐるのだらうか。
線路が横になつたマスクデザインは下手したら悪の組織の戦闘員のやうだ。
不取敢どんな作品になるか楽しみだ。
葡萄の屑つぷりが凄い。保身のために、お馬鹿なオレンジを言ひくるめた挙げ句、インベスに襲はれてゐる人を、助けることができるのに、見殺しにしようとする。コイツは、ほんとに主人公サイドのライダーなのか。
ユグドラシルは、ブラック企業だね。新装備の実験で人間を標的にしなくてもいいのに。
不相変、話が面白くない。キャラも壊滅的に魅力無しだし。最終回までこんな感じなのだらうか。
ドゴルドは、緊箍児を嵌められた孫悟空のやうだ。可哀想。
黒白の新幹部はまだ足りない悲と喜を充足させるための存在なのかしらん。アイガロンとキャンデリラ(とラッキューロ)の今後が心配だ。
春田純一は渋くていい男だねえ。