蟹の調理の仕方においては、蟹の保存状態に合わせた注意点があります。
中でも最もポイントとなることは、蟹が冷凍保存してあった時に、どうやって解凍するかということです。
大概の方は解凍の時間が勿体ないからと、水に蟹を浸からせた状態にしてしまいます。
その方法をとった場合には、旨味のある蟹が味気なくなってしまうため、多少時間はかかりますが、ゆっくり冷蔵庫の中で解凍しましょう。
中華料理、いろんなメニューがありますよね。
そんな中、上海蟹は高級料理としてその名を轟かせています。
そもそも上海蟹とは、どういった蟹を言うのかと言うと中国全域で漁獲される淡水蟹の中でも、特に揚子江下流地域で水揚げされる蟹のことを上海蟹と呼んでいるのです。
年間通して入手可能なのでどんな季節に行ったとしても楽しめますが、メスはお腹にたくさんの卵を内包した状態にある10月ごろと、11月辺り、上海蟹の雄の白子の食感は最高で、ねっとりしており、貴重な逸品として名高い、大変美味しい品です。
蟹の品種も様々ですが、通好みの蟹の一つとして花咲蟹があります。
皆さんはご存知でしょうか。
ハート形に似た甲羅を持つこの花咲蟹は、道東は根室や釧路でのみ漁獲される蟹であり、味の系統としては高級感があり、通に愛される蟹だといえます。
ハサミが最も美味しいと言われる花咲蟹ですが、脚の肉にはやわらかさも兼ね備えていて、身のボリュームも多い、大型の蟹です。
夏に入る7月頃から、秋に入る9月頃までが旬であるとされますが、漁獲期間が短いのでなかなか手に入りません。
蒸して食べても、点心の具にしても上海ガニと言えば、存在感のある味なので、超有名ブランドがにの一つです。
チュウゴクモズクガニともいわれ、中国を中心に生息地域は案外広いのです。
雑食で、何でも食するので、外来種として持ち込まれると在来種の生態系が狂ってしまいます。
上海ガニの拡散を防ぎ、生態系を維持するために生体の輸入などを厳重に制限している国もあるのです。
かに食べ放題について、その味を聞いてみるとどうも、ひとくくりにはできないようです。
もちろん、同じチェーンでも地域によって違うといった問題もあるでしょうが、専門店で食べ放題を行っているところはおいしいかにを食べさせてくれるようです。
これに対し、焼肉などかに以外が専門のお店はかにの味は専門店に及ばないという方が多数派を占めます。
専門店では食べ放題でもいいかにを出しているところが多いので、一度経験すれば、その味がわかるでしょう。