「自分は人を恨んだり憎んだりしない」と信じるために盛大に八つ当たりを続けていることをあばいたなら、
その人はどうなってしまうのだろう。ということからの、あれこれ。
ちょっと暗いんで隠します。
「自分は人を恨んだり憎んだりしない」と信じるために盛大に八つ当たりを続けていることをあばいたなら、
その人はどうなってしまうのだろう。
そういえば、「自分は嫉妬もしない」って言ってた。
その代わりの八つ当たりがすさまじいよねって、言わないのが、優しさなのかな。
言っても言わなくても、ひとは生きていればやがてその命を終えていくわけだけど。
そうか、あのひとは、自分には『醜い感情はない』って思いたかったのか。
そんなの、別に、普通なのに。って、思えなかったのか。
「お前にはろくでもない一族の血が流れているんだよ」って幼児に言い聞かせる光景は、
わりと常軌を逸しているのでは、ということに、最近ふと気がつきまして。
一度きりでも、なにかしらの不安感を抱きそうな台詞ですが。
大人になるまで、毎日とは言わないけど、こどもを叱るたびに、あるいは気に入らないことをするたびに、
そう言い聞かせていた現実を考えると、なんとも。
そして、かたちは変われど、今も同じようなことをしているのよね。
しかも、自分は素晴らしいことをしていると思っているのよね。
たぶん前述の行動も、教育として正しいことをしたと思っている。
自分がうけた仕打ちがいかにむごかったかを語るわりに、
自分がしていることには無頓着。
そんなのはきっと、誰でもそうなんだろうけど。
憎しみを隠すための、周囲への八つ当たりは、
15年ほどまえには、もう行われていたけれど。
自分だけが優しくて、自分だけが善で、自分だけが苦労していて、
周囲はそれをわかっていない、と叫び続けている。
それなら、言っても聞く耳もたないか。
自分は人を思いやる心がある善人だけど、
私のことは心のない冷たい人間だと、
ずっと言い続けてきたわけだから。
考えてみたら、結構な話ですな。
体が弱った時に面倒みるところから、
事故や病気の入退院時の世話、
経済的な援助、
日常のこまごまとした手伝いとか。
私以外ほとんどやってなかったのに、これからどうするんだろうね。
何年か前、精神的にだいぶ追いつめられてた時期に、本人の前で、
「行方くらまそうかなー」って言ったら、弟から、俺も俺もって軽いノリで返ってきたわけですが。
姉ちゃん次いつ帰ってくるの?って言ってたって、この間も言われたけど。
弟は、気にしないでいられる性格なのか、よくわからんのでこまる。
まあ本人に聞けばいいのか。
近頃、結婚について真面目に考える機会(当社比)があったんですが、
結局結婚が嫌なのって、自分が親族にいい思い出がないので、
好きな相手を自分の親族に会わせるのも嫌なら、
相手の親族も信用できない。ってところに、あるんだよなあ。とか思ったりしております。
身体的な暴力はなかったんだけどね。まあだから気付かないのか。
やられたらやり返せっていう教育方針でもあったので 、
罵倒しかえせばよかったのか。
逃げ場のない人間同士で、一方が罵った時、もう一方が罵り返したら、
それはどうなるのかな。
でも、あのひとは、自分で選んだ逃げ場にいたはずなのに。
自分は騙されたんだって、叫びつづけていた。
どうして、そんなに、認めたくなかったんだろう。
子供の頃のトラウマかな。
目の前に、トラウマをものともせず生きていた存在があるのに、
それを認めることもできなくて、
自分のなかの「善」 だけを認めていたんだろうか。
いまも?
そういう意味では、トラウマをものともせずに生きてきたあのひとは、しぶといなあ、と思うのだった。
打たれ強いのか、無神経なのか。
それとも、同じように、自分のなかの善を信じているから、ゆらがないのか。
などと、ぼんやりと思っていたのでした。
わだかまりが、必ずしも解消されるわけではないし。
誰しも、何かしらの闇を抱えて生きているわけだけれど。
こらえきれない不満があるなら、相手にぶつけるか、距離をおくかをしないと、壊れてしまうんじゃないかな。
なんて思ったのでした。
『ゆがみちゃん』というweb漫画を最近読了しまして、もしかしたらなにかの参考になるのではないかと思い、コメントさせて頂く次第です。
ttps://note.mu/yugami
ご存じでしたら申し訳ないです。
うちも色々アレコレあるのですが(現在進行形)、理雨さんの日常に幸多いことを願っております。
こんにちは!ご無沙汰しております!!
コメント、とてもうれしかったです。
(以前メッセージいただいた時非常に嬉しかったにもかかわらず、精神状態がまともでなく(…)、不義理をしており本当に申し訳ありませんでした)
ゆがみちゃん、あるあるある…!と思いながら一気読みしてしまいました。今後の参考にしたいと思います。
ありがとうございます。
この年になると、いろいろあるものですね。大人になったってことだと思うのですが(笑)
私も、京弥さんのご多幸を、心より願っております。