1月に行った宝石関連の展示会の話その2。長ーーっくなりました。
1月末の渋谷にて、宝飾品とレースが主体の展覧会を、可愛い可愛い女の子と眺めた後に、カラオケで好きな歌を歌い倒してまいりました。
ちなみに展覧会のタイトルは「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」
愛ですよ、愛。
とりあえず人に話す時はヴィクトリア展と呼んでいました。愛の〜とかさすがに言えない。
ら、同行者に怒られました。ちゃんと書かなきゃ駄目!と(笑)
そんなわけで愛を前面に押しだしつつお送りします。
ちなみに同行してくださったのは可愛い可愛い女の子、三月さまにございます。【愛】連打ッ!!←前面に押しだしてみた
久しぶりにお会いしたら、外見がなんだか真綾ちゃんみたいになってました。可っ愛ぇぇぇぇ。
で、真綾ちゃんのライブDVDでのミニスカが可愛くてめろめろになってた私としては、次回はぜひともミニスカ着用をお願いしたいところ!としつこく言ってみたんですが断わられ続けております。…ちぇー。
とまあ話が逸れましたが、まずはスタバで待ち合わせ。アロマっていただきました。
ええ、件の
ラベンダーアールグレイ!
もうこの方に飲ませずして誰に飲ませろと!
アロマがうまいぜ…って言ってくださらなかったのはなんでなのでしょう。まー不思議。
妖精さんと同じくスースーするーとのご感想。嗅覚が麻痺してくれば飲めるとかなんとか。そこまでだっけ…?私は最初は美味しく飲んでたような。
ちなみに今回は私はチョコレートドリンクをvヴァレンタイン近くはチョコレート系が増えて嬉しいー美味しいー大好きー。
お前はアロマ飲まないのか的な視線を感じた気もしましたが、きっと気のせいです、ええ。
というか私の飲んだチョコレートドリンク、とっても甘くて濃くて美味しかったのですが、甘いもの苦手な来月さんにはもはや毒薬なのでは。アロマのがマシだと思いますよ。
そんなわけであったかい飲み物飲みながらてくてく歩いて、多少道に迷ったりしながらもbunkamuraミュージアムに到着。
そこに待ち受けていたのは、この間のスピリット・オブ・ビューティー展とはまた違う、だけど決して劣らぬ美しい宝飾品の数々!だったのです。
最初こそ凄い凄いと言ってましたが、やっぱりだんだん、その「凄い」の言葉すら出なくなる。惜し気もなく使われた、ピンクトパーズにシトリン、ダイヤモンドにパール。
個人的に非常に印象的だったのはパールのアクセサリーでしょうか。もう、これでもかという位にパールが使われていて、ゴージャスなのに不思議なほど優雅で可愛らしい。
芥子粒ほどのちっさなパールをふんだんに使用して作った絵のブローチにはびっくりしました。
小粒のパールを大量に使ってかたちづくられた花々が連なりぐるりと一周するネックレスと、揃いのイヤリング。
大小のパールが並んで絡み合い、アザミ、薔薇、シャムロックの葉が絶妙に配置された愛らしくも美しいティアラ。
サイズの違うパールを丁寧に規則正しく配置して描かれる透かし模様のごときティアラ。
白蝶貝の土台の上にぎっしりとパールを連ねて、ネックレスの太い鎖を形作り、同様にパールで作られた大きなヘッド部分は、縁飾りのごとき模様と、中心には紋章のような、あるいはボリュームのある宝石のようで。揃いのティアラ、イヤリング、ブローチが一つの巻き貝のシルエット形をした、深い紺色の布張りのケースにおさめられていて。
もう、夢中になって見てました。おとぎ話にでも出てきそうな、夢のような美しさです。
シルバーとダイヤモンドのアクセサリー群も、渋い色合いが重厚で美しくて。
宝石のあしらわれていない、アイアンの、透かし彫りのクロスなんかも、もんっのすごく素敵でした。
ゴールドでもシルバーでもそうですが、この透かし彫り系、大っっ好きなんですよ。あの繊細な模様!美しいったらありません。好き過ぎる。
他にもすんごい綺麗な、一塊の象牙を彫りこんでつくった咲き乱れる花のブレスレットや、黒一色なのに美しいジェット(流木の化石。琥珀の流木版?黒い琥珀と呼ばれてるんだとか。)のスズランのネックレスやら、ボヘミアンガーネットのゴージャスで妖しく美しいネックレスやら、ケルトなデザインのブローチやら、あげるとキリがありません。
デザイン画もいくつか展示されていたんですが、もうこれがまた、好きで好きでたまらない…!いいですよね、紙!(そこか)
宝石じゃなくてこのデザイン画でいいよ!ああ、この繊細なデザイン画だけ集めたフルカラーの冊子が欲しいっ!と二人で叫んでおりました。
そして繊細な、といえば、今回の展示のもう一つの目玉、当時は宝石よりも高価だったという、レースの数々。
ヴィクトリア女王が婚礼の時に身につけたレースのベールが大きく展示されているのから始まり、18世紀から20世紀のレースが額絵のように展示されているのですが、その美しさといったら!憧れるー綺麗ー!!
ベールとともに身につけたという、ローワックスで作られたオレンジの花の飾りの可憐なティアラ(ヘアーオーナメント)をとっても素敵でした。
話をレースに戻しまして。
様々な植物、咲き乱れる花の描かれた長いレースの襟飾り。浮き彫りのような可愛らしい花束をゴージャスに囲う植物の図案の模様の連続が華やかなハンカチーフ。
雪の結晶を思わせる小ぶりで繊細なモチーフを連ね、間に一列違う模様のレースをいれて再び一段目と同様のモチーフを連ねて三段のレースになっている、襟飾り。
細密画のように咲き乱れる花が織り成す左右対称の模様の、ラペットと呼ばれる頭部から垂らす飾りのレース。
ふんわりした袖口用のレース。単品でも可愛らしい、小さなレースモチーフ。
ああ、キリがない。
とんでもなく美しいレースばかりで、もう、私程度の語彙では1%も伝えられないのが歯がゆいです…!
身につけている写真を、もっとたくさん見たかったなあ。
ちなみにこの展示会、東京は今月21日まで。次いで4月から6月にかけて山梨、7月8月に福井、9月から11月にかけて広島で、と西へ移動していくようです。
機会がありましたらぜひぜひ!
展示品を堪能したあとは定番の、お土産品コーナー。今回のグッズ、センスが良いものが多くてほくほくでしたvポストカード一つとっても、かなり素敵で目移りてしまいました。
その上、図録はといえば、A5サイズと小ぶりなれど、歴史的事項なんかもわんさか載ってる!なんだこの世界史の図録みたいなのは!素敵すぎるだろ!と思ったら、出版社が平凡社なのに気づいて納得。装飾品の図案集とか歴史事典とか出してるとこですよね、たしか。
おかげさまでこんなに長くなりました(笑)
ああ、ヴァン クリフのも図録が良かったらなぁ…orzもったいない…。
そんなこんなで大量大量、とほくほくしながら美術館を後にしたら、時刻は5時半をまわっておりました。
聞けば、三月さんはお昼を食べていない……ってちょっと待って!もう夕食時なんですけど!
というわけで、食事が美味しい&曲数多いカラオケへ。
場所どこだっけーと検索して地図出して、無事到着。
ふと見たら、変に文字を消してしまったらしく、検索窓には
「セラ 渋谷」の文字が!
なにが起きたのセラ。
んで風変わりなご希望にお答えして、私が歌って歌って三月さんに歌ってもらってまた私が歌って、とおかしな比率で歌った3時間。
練習気分で(でも正直緊張するんですがー)何曲歌ったのか覚えてませんがとりあえず次々入れられた曲は軒並み好きな曲なので気分はすっきり。
ええ、すっきりは、しましたけど、…なんてーか、あんな歌を延々と聞かされて大丈夫だったんでしょうか。主に聴覚とか。後できっと冷静になったら気づくと思いますよ、うん。
歌、うまくなりたいなぁ。
テンション高いとあんま気にならなくなってましたが、なんかお互いおかしな行動してた気がしてなりません。一滴の酒も飲んでないのになにやってんでしょうか(笑)面白かったですけどねー。
音楽の好みをわかっていただいてるので、私の知らない、好きなタイプの素敵な歌をいろいろ歌っていただけたのが嬉しいかぎり。
…カラオケ料金、8割方払っていただいて、冷静になったら本当にちょっとどうかと思いました。聴覚とともに判断力が麻痺してしまったのではないでしょうか。うあーりがとうございまーすみませんー!とりあえず歌える歌増やそうっと。
でもやっぱり一番を歌うのを聴いてその場で覚えて二番を歌うというのは私のような記憶力も歌唱力も無い人間には不可能ですよちくしょう(ぁ)。
その後はマックでちょこっとラスエグ語りしたりとかして。
そうそうPSジルの通常版、を特典の地図付きでいただきましたー。うあぁぁ、この画像の粗さがまた…っ!
可愛いアクセサリーもいただきました。なんか貰ってばっかりです。すみません。
そんなこんなではしゃぎつつお別れ。
ああ、あとあれです。別れ際に急に(本当に急に)前回妖精さんとお話したミッションを思い出したので実行してみました。
抱きしめ……のはずが、
フライングボディアタックッッ!!
になった気がするけど気にしない方向で。すみませんでした。あんな細い女の子折れますよね。折れなくて良かった←
いやなんかほら、抱きつく、だと巻き付く(?)感じですけど、抱きしめるだと上からっぽいっていうか。
いやまあ抱き締め殺すになりかねn(ry
というわけで最後に攻撃を加えてお別れするという怒涛のS的愛に溢れた(あれ?)一時でございました。
ありがとうございましたー!
好きなものづくしの1日って幸せですねー。
さて、こんな長い話を最後まで読んでくださった貴方。お疲れさまでした(笑)