瀬戸際のほしみさん

9日に拍手をありがとうございました。

今日（昨日）は主に二つの点が解消されたのですが、まず携帯。
無事に新しいものが届きました。
ただ、データと古いメールを移し替えるのにかなり時間がかかり、夕方が潰れた……
しかし、ドコモショップの近くの店でおいしいオムライスを。
充実していた。
アクアリウムがあり、お洒落な雰囲気の変わった店でした。

自分は、これを機に携帯の使い方を少し見直してみたいと思いました。
まずメール。
どうして同居人に送る必要があるのか。
そして（LINE、GREE、ウェブメールなどの）サイト。
勤務時間中にどうして細かくチェックする必要があるのか。
その辺り、自分の甘えもあるので減らしていこうと思っています。

そしてメイン。
今朝、（途中から）近所の教会の礼拝に行ってみました。
自分は寺社にはお参りしますが、こういったものは初めてで、少し躊躇があったため、遅れてしまったのです。

結局自分の持った感想は、行って良かったというものでした。

後半の昼食と雑談の際に、主に、S（仏教系）と、E（キリスト教系？）の二つの私と関わりがあった宗教団体のことを話してきました。
Sについては、最近勧誘を受け、身内に信者がいるため気持ちが複雑であること。
Eについては、入信はしなかったが昔、話を聞いていて、気になった点が幾つかあったこと。

私はEの話を聞いていた頃に持った疑問を先生に投げかけてみました。

1.キリスト教は進化論を否定しているのか。
Eはガチ否定でした。
ミッシングリンクが無いから、どうとか（始祖鳥はミッシングリンクではないそうです）。
では、こちらはどうなのか？
……答えは、進化論は仮説なので、それが正しいかどうかは分からない。
しかし、どのようなプロセスであっても、偶然でなく神様が意思を持って人等を作ったところは変わらない。

2.輸血拒否についてはどうなのか。
これがEのメインともいえる有名な主張ですね。
答えは、Eは聖書を字義通り解釈しているので、命＝血を体に入れたくないそうです。
しかし、むしろ血が命なら、医療行為としてそれで命が助かるなら輸血も問題ないと思われる、とのこと。

3.柔道や剣道も含め、「戦いをしてはいけない」ということだが、どこからどこまでが戦いになるのか。
Eでは争点なのですが、日曜学校に行っていた同居人はそんなことが論点になっていたとは知らないそうです。
答えは、先生は、スポーツ観戦としてボクシング等を見ることがあるし、きちんとルールが決まっていて「スポーツ」としてやる分には戦いにはならないと言っていました。

また、以上3点の他に教えてもらった、Eとキリスト教の違い。
・英語に直したテキストから更に訳した独自訳のオリジナル聖書を使っている（そのことは彼らも言っていました）。
・Eでは三位一体を否定し、キリストは人だと言っている（とすると、キリストが皆の重荷を軽くするため、磔になって死んで下さったことへの否定になってしまうようなんですが…）。
・Eでの神様の名前の読み方には、「ヤーウェ」の子音に、当時（神様の名前をみだりに口にしてはいけないという決まりがあったので）、実際に発音されていた「アドナイ」（主）の母音が併記されていたので、「ヤーウェ」の子音に「アドナイ」の母音を当ててしまったという間違いがあるが、それを修正できない。

最後の違いが微妙に悲しすぎて……
私は今まで大事にしてきた新世界訳の聖書をお焚き上げしたくなりましたが、そういう習慣はなく、単なる焚書になってしまいそうなのでやめました。

その後ぐったりと昼寝をしましたけど、為になりました。
肯定感に充ち溢れた、受け入れてもらえる雰囲気が素敵でした。

人は何かをしなきゃ尊くないわけではない。
そのことが、大学で基本的人権を学んだ時同様に、するりと入って自分を温めてくれました。

あと、言っては失礼かもしれませんが、神社の祭りをするときの雰囲気に似ていたかもしれません。
餅を作ったり（甲府）、太鼓をしたり（福島）するんですが、その際、おばちゃんが色々話しかけてくれて、和気あいあいと出来るんですよね。
自分は学校では孤立しがちだったけど、こういうところでは受け入れてもらえるんだ……的に感じました。
それに似ていました。

そして、同じ言葉でも人を責めるのに使えて、全く同じ言葉でも、人を慰めるのに使える。
それが素晴らしいと思いました。
私は正直Sの勧誘で言われたことと今回の先生の奥様の発言に似ているところがあると思いました。
でも説得力というか、何かが根本的に違いました。

そろそろ眠らせてもらおうと思います。
全ての感想や教義を書けないぐらいに貴重な会でした。

変な集いや2対1のお話は嫌ですが、こういうのは全然怖くないですね。
変な宗教と、普通の宗教の違いが良く分かりました。