昨日も具合が悪くてよく眠った。体が衰弱してきて、だんだん寝ている日が増えてきた。一日一食で終わる日もあるから体重も減ってきた。いろいろ予定が立てられず本当に困っている。
しかし今日は何とか午前中に起きて、一日が終わろうとしている。そう、今日は母の命日だった。お昼に兄姉が揃い、両親はお仏壇から出てきてみんなで寄せ鍋を食べた。私は終始、両親の言葉をみんなに伝え、後半は父と母を交互に体に憑依させたから喋りっぱなしで声が枯れた。いつも思うのだが、父を憑依させると男の人だから体が重くなり、声も低めになるのが不思議。父や母の頭の中が私の頭に広がるので見たことのない景色や考えが浮かぶので、それはまるで映画を観ているかのようになる。ちょっと先の未来も見えたり、とにかくアメージング!何故これだけたくさん人がいてもわが家は私だけしか出来ないのだろう。
今年は30日のお餅つきにも両親が来てくれるので、頑張って起きて役目を果たしたい。
両親が亡くなって丸九年になる。ついこの間のように思うが月日は早い。九年前の今日は母の容態が急変してあっという間に逝ってしまった。29日の葬儀は大雪になり、庭の池に一羽の白鳥が羽を休ませていた。その白鳥は翌日何故か居なくなっていた。あとになって、母はその白鳥の背に乗り阿弥陀様の元へ行ったのだと教えてくれた。母はおとぎ話のお姫様みたいに大好きな父の導きのもと旅立ったのだった。
拍手ありがとうございました!
最近のコメント