今日も体調が優れず、一日を無駄にしてしまった。しばらく元気に過ごせていただけに、一気に弱気なワタクシ
食欲さえ戻れば元気になるだろう。
さて先日、書けなかった映画の感想にリベンジ!今回は『ジェーン・オースティンの読書会』(2008年)のご紹介であります。
結婚歴6回の経験を持つバーナデット(キャシー・ベイカー)、大型犬リッジバックのブリーダーで独身主義者のジョスリン(マリア・ベロ)、彼女の幼なじみで突然夫に離婚を切り出されたシルヴィア(エイミー・ブレネマン)、彼女の娘で情熱的なアレグラ、ハイスクールでフランス語を教えている教師プルーディ(エイミー・ブレネマン)、そして、唯一の男性でSF愛好家のグリッグ(ヒュー・ダンシー)。彼らは今、ジェイン・オースティンの読書会を開催しようとしている。オースティンの小説を各自一冊を熟読し毎月一冊、読み解いてゆく。
担当作品
ジョスリン『エマ』
プルーディー『説得』
シルヴィア『マンスフィールド・パーク』
バーナテッド『高慢と偏見』
アレグラ『分別と多感』
グリッグ『ノーサンガー・アビー』
ジェーン・オースティンの小説がきっかけで集まった六人は、それぞれ小説と重ね合わせながら、現実の自分と向き合う。
という作品でした。私もジェーン・オースティンの大ファンなので、作品について語らうシーンにはつい頷いちゃいましたね。
ちなみに今、欧米ではこの“読書会”が空前のブームだそうです。イギリスにいる私の友達も、週末になると参加していると聞きました。美味しいワインを飲みながら食事したり、男女の出会いなんかもあったりするんですって!何か面白そうですね。私だったら、向田邦子や村上春樹(と言っても初期の村上春樹のみ)なんかの会に参加してみたいですね。最近、社交の場みたいなアカデミックなものがないだけに、これは日本もブームになってほしいところです。
この作品はそれぞれの葛藤やトラウマと闘いつつも、最後はみんな幸せになります。それはまるでジェーン・オースティンの小説のように。『ラブ・アクチュアリー』や『ブリジッド・ジョーンズの日記』がお好きな方におすすめしたいですね。
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