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バカ師弟〜特別編2



「お久しぶりです。若きイケメン天才武道家の風です」


『剣の師匠スクアーロ師匠が最近本誌に出ずっぱりで放置されている弟子です』


「こらバカ弟子、私も最近本誌で活躍しているのを忘れていますよ」


『何ヶ月前の話をしているんですか。大体師匠ってば呪解時間使いきってたじゃないですか。早々に脱いだのもその体を自慢したいがためでしょ?』


「私は脱いでも凄いですからね」


『…………』


「あぁ、それよりも今更ですがプリキュアシリーズが新しくなりましたね」


『本当プリキュア好きですね』


「スマイルプリキュア…Yes!プリキュア5の二番煎じでくるとは…」


『それは皆さん思ってるでしょうね』


「ダメなんです。キュアピースの変身後の決め台詞が…」


『ぴかぴかぴかりん☆じゃんけんぽんっ!』


「唯一なにを言ってるのか私には理解出来なくて困ってるんです」


『まぁ…前回はつま弾くは魂の調べ!とかかっこよかったですからね。そろそろプリキュアもネタギレなんですよ。そんな師匠に朗報です』


「なんです?」


『セーラームーンが来年新しくなって帰ってくるそうです』


「!?」


『私はセーラーウラヌスが好きだったんですけど、師匠は「セーラーヴィーナスです」即答かよ…』


「いつからです?来年のいつからやるんですか?新しいDVDを買わないと…」


『もうなんかいいです』









風のセーラームーンに対する期待は異常だと思ったバカ弟子。







ちなみにセーラームーンが新しくなって帰ってくるのは本当みたいです。

バカ師弟〜特別版



「はい、おはようございます。若き天才武道家の風、です」


『どーもお久し振りです。風師匠の弟子で美しき女剣士です』


「剣士とは言っても(仮)ですけどね。あと美しいには断固反対です」


『うるせー師匠。それよりなんですか。なんでここでいきなり私達が登場なんですか』


「よくぞ聞きましたバカ弟子。最近本サイトの拍手がピンポンダッシュ隊に代わったのを知っていますか?」


『ピンポンダッシュ隊っていうより六道骸に代わったと言うか…』


「なのでここを私達師弟が占拠しようと思いまして」


『師匠って本当に頭わる、』


ゴンッ!!


『痛い!!久々に貰ったよ師匠の拳骨!!キュアリズムに言いつけますよ!!』


「ふぅ…」


『え、どうしたんですか?プリキュアの話題にはいい勢いで食い付いてくるのに…あぁ、もうプリキュアは卒業で今度はりるプリ!ですか?』


「誰がスーパーミラクルアイドルですか」


『りるプリ!知ってんのかよ』


「そうではなくて私はスイートプリキュアでは7人プリキュアが出てくるのではないか、と心配しているんです。いいですかバカ弟子、もしスイートプリキュアでプリキュアが7人出てきたら伝説の戦士が25人になってしまいます。最近思うんですよ、伝説の戦士いすぎだろう…って…それに謎のプリキュア、あれどう見ても黒猫のセイレーンじゃないですか。敵キャラがプリキュアだなんてパッションと被るじゃないですか!!それに25人もプリキュアがいて、私はどのプリキュアを選べばいいのかと…」


『………』


「とりあえず踊りますか?ワ〜ンダフルパワフルミュージック♪…あ、私がキュアリズムでお前がキュアメロディですよ」


『もうやだこの師匠』









そろそろ本気で風に嫌気が差してきたバカ弟子。





もう死んできます。

XANXUSの華麗なる金魚飼育生活〜Vol.6



「ふーん…アロワナ、ねぇ」


書類を届けにやって来て、特注の巨大水槽を風呂代わりにしながらザンザスの話を聞いた雲雀は、あまり興味がなさそうに返事をした。


「それでこんなに巨大な水槽なんだ」

「アロワナを飼うならこのくらいはないとな」

「勿体ないな、風呂にしちゃえばいいじゃないか」

「アロワナってよ…塩で焼いたら美味いだろうな

「これからアロワナを飼おうとしている人間の言葉とは思えないよ」


ザンザスの言葉に思わず突っ込む雲雀。そしてなにやら思い出したように口を開いた。


「そう言えば…獄寺隼人の飼ってるアロワナはワイルドだって言ってたよ」

「ワイルド?…なんだそりゃ」

「養殖個体じゃねぇ、野生のアロワナってことだぁ」


スクアーロの言葉を聞いて、ザンザスの頭にはアマゾン川を優雅にのびのびと泳ぐアロワナの姿が浮かぶ。


「野生…はっ、俺にぴったりの言葉じゃねぇか」

「あとあの人も魚を飼ってるらしいよ」

「あ?誰だあの人って…」

「彼だよ。名前なんて言ったっけ?ほら、あの三つ編みの…あ、思い出した。ファン

「あぁ…アルコバレーノのファンか」

「そうそう、アルコバレーノのファン」

「ファンじゃなくてフォンだろうがぁあっ!!!」


スクアーロの的確な突っ込みがあるも、ザンザスと雲雀にとっては他人の名前等どうでも良いことだ。フォンだろうがファンだろうが通じれば良い。


「ボスさんよぉ…風に飼い方聞いたらどうだ?」


スクアーロの提案にザンザスは鼻で笑い飛ばす。


「この俺にアルコバレーノの指南を受けろってか?だからテメェはいつまで経ってもカス鮫なんだ」


「そう言わずに聞いてあげなよ。彼、最近出番がハルハルインタビューしかないって不貞腐れてるから」

「ガキかあいつは…」


果たしてザンザスは風に教えを請うのか…雲雀は真剣に考え事をするザンザスを横目に水槽風呂から上がると、常人では考えられないスピードで服を纏い、ネクタイを締めながら言った。


「最近、マフィア界ではちょっとしたペットフィッシュブームらしいよ」


僕もなにか飼おうかな、アンコウとか…と言いながらヴァリアー邸を後にする雲雀。


「アンコウって…あいつ絶対ェ鍋にして食うつもりだぜ…」

「あぁ…奴なら魚も咬み殺すぞ」

「で…風の所に行くのかぁ?」

「…任務だ。カス共を召集しろ」



続く




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超久々に日記限定小連載を更新しました。
べ、別に忘れてた訳じゃないんだからっ!!ちょっとネタが浮かばなかっただけなんだから!!
そんな訳で次回は風師匠登場です。

XANXUSの華麗なる金魚飼育生活〜Vol.5



とうとうヴァリアー邸に特注の3メートル水槽が届いた。
その水槽はリビングのど真ん中に設置され、雷撃隊のバケツリレーによってジャバジャバと水が入れられていくのをザンザスは満足そうに見つめていた。


「何もバケツリレーさせなくてもホースを引いてくりゃぁいいだろうがぁ…」

「カスめ。バケツリレーこそヴァリアーの力の源だぞ」

「そんな力なら欲しくねぇ…」


水が入れられていく横3メートル、奥行き3メートル、高さ1メートルの巨大水槽を見てリビングが狭くなったと感じるスクアーロ。


「準備は整った」

「もう水を入れ終わったのかよ!!早すぎだろ!!」

「カス鮫テメェ、ヴァリアークオリティーを知らねぇのか?」

「ヴァリアークオリティーってそうじゃねぇよな!?」

「へぇ、何そのバカみたいに大きい水槽」


ここでいきなり雲雀登場。


「う"ぉ"ぉい!!テメェ何処から入って来やがったァァァ!!」

「正面から堂々と入って来たよ」

「入って来んじゃねェェェッ!!!何しに来やがったァァァ!!!」

「沢田から書類を届ける様に言われてね。こっちに連絡はしてあるって言われたんだけど」

「あ、悪ィ。そういや昨日沢田綱吉からメールが来てな…」



〇月×日 18:24
Sub:業務連絡
From:ツッくん
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明日ヒバリさんがそっちに書類を持って行くからヨロシク☆

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「…すっかり忘れてたぜ」

「忘れんなよ。つーかツッくんって何だツッくんって」

「まぁ何だ、昔はボンゴレリングを賭けて死闘を繰り広げたが、今では良きメル友だ」

「捻り潰す!!とか言ってたじゃねぇか…」


本当にザンザスが10代目にならなくて良かったと、心から思うスクアーロ。


「はぁ…もうどうでもいい。さっさと書類を置いて帰…Σテメェ!!ヒバリこの野郎!!何してやがる!!!」

「え?」

「え?じゃねェェェッ!!何で水槽に入ってんだ!!しかもまっ裸で頭にタオルまで乗せてんじゃねェェェッ!!!」


雲雀が持って来た書類を貰おうとしたものの、何故か水槽に入っている雲雀恭弥。
頭にタオルを乗せ、完全に温泉状態だ。



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XANXUSの華麗なる金魚飼育生活〜Vol.4



ヴァリアー財務大臣スクアーロによってザンザスの個人的政策は見送りになる寸前だ。
この政策を押し通すにはまず財源の確保をしなければ納得しないだろうと、弱い頭で考えついたザンザス。


「いいかぁ、掛かる金はアロワナだけじゃねぇんだぞ。まず水槽、そしてそれに伴う水道代!!」

「肉は一週間に一回に減らす」

「電気代!!餌代!!何しろ維持費に金が掛かる」

「セール品の肉で我慢する!!」


一週間ぶっ通しで肉を食すザンザスの悲痛な決意。
その決意を聞いてヴァリアーの面々はアロワナくらい…と言う気持ちになってきた。


「ねぇスクアーロ、ボスもああ言ってるし、アロワナくらい良いじゃない」

「ボスがセール品の肉で我慢するとおっしゃっているんだ、アロワナくらい良いではないか」

「酒もやめてウーロン茶だけにするって言ってるし、アロワナくらい良くね?」

「死んだら食べればいいですしー、アロワナくらいよくないですかー?」

「テメェ等ッ…そうだよな、アロワナくらいいいよな」

「揃いも揃って"アロワナくらい"とか言うんじゃねェェェッ!!!」


だが、肉も酒も我慢すると言うザンザスの決意に重い溜め息を吐くスクアーロ。
ちなみに酒をやめるとは一言も言っていない。


「ちゃんと世話出来るんだろうなぁ?」

「たりめーだ」

「途中で飽きて他の魚がいいとか言わねぇって約束出来るか?」

「勿論だ」

「最後まで責任持って面倒見れるか?」

「俺を誰だと思ってやがる」


ザンザスのアロワナへの執念に、もう一度重い溜め息を吐くとスクアーロは言った。


「許可する…まずは水槽を用意しろ、アロワナはその後だ」


結局ザンザスに甘いヴァリアーのおかん、スクアーロ。
皆がザンザスにお祝いの言葉を捧げる中、勝ち誇った表情のザンザスが大声で指令を下した。


「許可が下りた!!さっさと3メートル水槽を特注しやがれドカス共!!」

「う"ぉ"ぉいッ!!水槽がそんなにでけぇなんて聞いてねぇぞォォォッ!!!」

「ぶはははッ!!当たり前だ!!今初めて言ったんだからな!!ぶはーっはっはっは!!!」

「却下だ却下ぁぁ!!絶ッ対ェ認めねェェェッ!!!」


スペルビ・スクアーロ32歳。
彼の苦労は抜け毛と共にまだまだ続く。


続く
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