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私の望み

話題:ひとりごと

母が寝たから私もトイレに行こうとしたら、姉が母の介護手帳を通路のとおせんぼをしながら読み始めた。横から眺めていたけど、姉が辛そうな顔をしながら「お母さんは壮絶だね。」って言って泣きそうになりながら、最後まで読み終わった。

朝から晩まで1日も欠かさず介護の日記を書く母。看護師だから、くまなくしっかり書かれていた。

私は言った「母は家を出ないかも知れないね。」
姉が「なんで?」
「だって、お母さん、私が介護をやらなきゃ、おばあちゃん、すぐ死んじゃうよ。って言っていたじゃん。だからでないんじゃない?」と私。

「お母さん、ごめん。でも私家出るから。お姉ちゃんより、先に家出るかも知れない。」と続けて私。

「え?私も出るよ!出る出る!私ちゃんが行く時には一緒に出るって言ってたじゃん!」と姉。

「だって母と話しながら、簿記の試験が終わるまでは実家にいるかもって今日言ってたから、私が先に引っ越しちゃうかも知れないなーって思って」と私。

「えー!私と住みたくないってこと??でしょー良いよ、もう」ってふてくされる姉。

私が言いたいのは、一緒に住みたくないんじゃなくて、母を置いて父と祖母を捨てて縁を切って、東京に出て行く、心の踏ん切りが付かないなら、無理強いしてまで一緒に来なくても良いよってことなんだ。

わかんないかな?

覚悟をしないで行ってしまったって後で必ず後悔して、自己嫌悪するだけだから。

だから自分で決断した上で選ばないと意味がない。あの時ああしてればよかった、こうしておけば、こんな事になるはずじゃなかったって、同じことの繰り返しになるから。なんてね。

姉は就活してない、資格を取る勉強はしているけど家探しはしない、手伝ってくれないなーって感じ。
私は独断で無職で借りれる賃貸探しと、同時に仕事を探している。
人任せにするのがちょっとイライラがない訳じゃないけど、私がやりたいからやっているだけだ。

だから、置いて行くよって意思表示してみた。

意地悪な妹。逆境に強いとか言って冷徹で腹黒くて計算高いんだよ。

それでも、この家にはいたくないんだよ。
同情していたら、一生この地獄の家から出られないんだよ。

もう、ウンザリなんだよ。

母のサンドバッグも、父の舌打ちも。
だから、気持ちの表示だけしておいたんだ。

なんか間違っているのかな?
自分の人生を歩みたいと思うことが、そんなに酷いことかな?

喧嘩はしたくないんだよなー。言いたいこと言ったら落ち込んで食べなくなって寝たきりになっちゃうから。

落ち込んでたって何にもならないじゃないか。全部、私自身に言ってる言葉なんだけど。

後悔するから、選べないのか?
選ばないから、後悔するんだ。

選んだことの責任は自分で受けなきゃ。十分もう、苦しんだでしょう?

朝からおばあちゃんをお風呂に入れたお母さん。疲れ果てて、いつもはきれいな字が、汚くなる日がある。

苦しいのも、辛いのも感じるし、麻痺して分かんなくなってくる。

お母さんがストレスでヒステリーになって八つ当たりをするのも無言で我慢して、笑顔で馬鹿なふりして受け流して道化になっていじられ役に転じても、「笑ってんじゃねぇよ!私が辛いのが、そんなにおかしいか!?」って罵られる。毎日がいっぱい、いっぱいなのは理解できる、だけど私も心があるから、生きるのがシンドイんだ。私の心の中を知られる事は一生無いの。

精神が幼くて、頼りなくて、頭が悪くて、一人では何もできない、お馬鹿ちゃん。

本当の私はどこですか?もう、やめて良いですか?子供を卒業しても良いですか?


余地

話題:ひとりごと
履歴書を書きながら思い出したんだ。

母の姉の娘さんが、母のお母さんの法事の時に行った、「私も、大学に行きたい!ねー!大学に行きたい!お母さん!」って。

私は思ったんだ。苦労しているかもしれないけど、母親にワガママを言えて良いなぁ、って。うちなんか駄々をこねたら張り手を食らうは。

家庭事情が違うのはわかるんだけど、私が引け目を感じたからそう思っただけかも知れないけど、父がいない悲しみと父が引き起こす苦しみの間に分かり合う余地は無いのかも知れない。

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