家族がひとり

前回、「今年は上向きになるといいな」と更新しましたが、その翌日。お義父さんが亡くなりました。
4日に、処方されてた薬がそろそろなくなるし、血尿が出て貧血起こしてるみたいだからと病院に行って、案の定輸血が必要で、でも病院側からは入院してもしなくてもどちらでもいいというニュアンスで言われ、一応入院させたらば。
その翌朝。6時過ぎに、「呼吸が止まった」と家に電話がかかってきました。
電話は旦那が受けたのですが、お義母さんはもちろん私も息子も飛び起きて、洗顔と着替えだけしてみんなで病院に駆けつけました。
頭の中は、「なんで?なんで?」ばかり。
お義父さんは、目を開けたまま、心臓マッサージを受けてました。
その姿は衝撃的でした。
家族みんなで呼びかけたけど、かれこれ1時間近く心臓マッサージしてるとのことで、旦那が「もう、楽にしてあげよう…」と、先生にマッサージをやめてもらいました。
お義母さんは泣き崩れ、あまりに急なお義父さんの死に納得できず、先生にすがりついていました。

そもそもお義父さんの病気は少し特殊なもので、病院側もこの死の原因や今後の対策に備えるべく病理解剖をしたいとのことで、こちらも了承しました。
おそらく先生も、この死に納得できないのだと思います。
結果的に納得できる結果は出ましたが、やはり急だったので未だ信じられない状況です。

年末年始は亡くなる方が多いようで、一週間経つ今でも葬儀ができていません。
一通りの儀が終われば、それから実感するのかもしれませんが…。
入院してた時期も何度かあったので、お義母さんも「まだ入院してるんじゃないかな、って気がしてねぇ」と実感がわかないようです。
今週末、葬儀です。
義両親は、決して仲のいい夫婦とは言えない感じだったけど、お義母さんの辛さや寂しさは想像できます。
今後は、私たちがお義母さんを見守っていかないと…と思っています。


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