ネジバナは、今時分にねじれながら咲く花で、ランの一種なのに育ちやすくて人の生活圏に近いため、雑草扱いされるらしい。
花言葉は「思慕」。これは、ねっこ草=ネジバナとした次の和歌に因んでいると。(ねっこ草は翁草であるとの説もあり)
芝付(しばつき)の 御宇良崎(みうらさき)なる ねつこ草(ぐさ) 逢ひ見ずあらば 吾(あれ)恋ひめやも
(あなたに逢うことがなければ、私は恋に苦しむこともなかったろうに。根っこ草に若い娘が重ねられている。寝つ娘=共寝した娘。 )
花の色はピンクや白があり、ねじれ方は、右回りのものもあれば左回りのもの、途中から変わるものと、パーソナリティーに富み、中にはねじれずにまっすぐ花を付けるものもあり。
まっすぐに育ちし花やへそ曲がり 螺旋で魅する捩摺(もじずり)たれば
捩摺 : ネジバナの異称
別にダイマではないけれど、立川志の輔さんの息子さんの会社が備え梅を作ろうと思った動機や、毎年三万粒の梅干をひとつひとつ手作りする職人さんとの出会い、その人の梅と自然に向き合うお話がとても 興味深かった。
無農薬で育てられた、幻の梅「杉田梅」にこだわって梅干を作る乗松さんの梅干しのポイントは、「塩」「手」「目」だと。記事の途中にリンクされた、梅しごとの動画で見た職人さんの手遣いに、梅に対する思いやりと優しさを感じる。
愛しみて 手塩にかけし梅ぼしの ふくよかな実は その手に似たり
いつもスーパーで買う梅干しの3、4倍くらいありそうな、杉田梅の昔ながらのすっぱくておいしい梅干しは、一粒540円!! 今年はまだ買えるのか (・・?
おいそれと ポチる能(あた)わぬ貧民は 食(は)まば 酸味に何をか感ずる
梅雨に入って降りが続くと、前の二軒の家の間から見える桜が恨めし気にしなだれる。
雨にも映える緑だけれど、やっぱり大樹の緑のバックは青空のほうがいい。
桜の葉、今日は爽やかな風にさわさわ揺れてる。
鮮やかに繁る桜の 夏空をこいて泣くめる 青時雨(あおしぐれ)かな
こいて : 「恋いて」と「乞いて」を掛けたつもり
める : 助動詞「めり」(〜のように見える)の連体形
青時雨 : 夏の木々の葉に溜まった雨が、ぽたぽたと落ちてくること
真っ赤な本体の消火器は、学校や公共、商業施設などでは必ず見かける。が、一般住宅に設置の義務はない。
でも、万が一の時のために家に置いている人はどれくらいいるのだろう?
家にはない。実家にも置いてなかった。住宅用は、天ぷら油火災やストーブ火災に対応、コンパクトで操作しやすいらしいから、あったほうがいいのだろうけれど、「耐用年数5年で使い捨て」……むむぅ、ずぼらな私のことだ、一度買ったらそのまま放置して、そのうち無用の長物となる可能性が大大大だ。
家にある人は、どこに置いているのかなぁ。住宅用の消火器には本体容器の色の規制がないので、スタイリッシュなものも出ている。あの赤い消火器は無粋で自分の家には合わないと感じる人にはオススメ。7000円〜10000円くらいで買える。
備えよう おっちょこちょいなら尚のこと 古い木造家屋とあれば
・・・標語かよ …… ヒュー 彡(-L-彡) ………。