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ウツボグサ


七十二候「乃東枯(なつかれくさかるる)」
冬に芽を出した「靫草(うつぼぐさ)」の花が黒ずみ、枯れたように見えるころ。
「ウツボグサ」…シソ科の多年草。盛夏に背を向けるように枯れてしまうから「夏枯草」とも。
花言葉:優しく癒す 生薬なのね初めて知ったわ。


今日も仕事。日曜日はいつも午後からつくねんと過ごすことが多い。
お休みの人は何をしているのかしら…。


まろびたるショパンの小犬ききながら 孤愁に耽る日曜の午後

邸宅侵入


特殊詐欺をはたらくグループが、空き家を使って架空請求などで送られてきたお金を受け取る犯罪は、これまで都内で多かった。都の監視・取り締まりが厳しくなったため、最近は郊外で多発しているようだ。
外国人が受け子となって、捕まった際の釈明がマニュアル化されているのか知らないが、まったく筋の通らない言い訳をする。いかなる事情があるにせよ、他国へきて悪いことをして捕まって開き直って…送り出してくれたお国の親御さんが泣きましょうぞ。


*住居侵入罪における「住居」と「邸宅」は違う。「邸宅」とは法律的には「空き家」の意。
それぞれ主に保護されるべきものが、「住居」なら住民、「邸宅」なら管理人等の管理権。侵入に当たるか当たらないかは、住民が一人でも容認していたか、管理人が容認していたか。そこで有罪無罪の結果が違ってくる。

数十秒のお手伝い


取り扱う商品の多様な100均には度々お世話になっていて、目的以外のものでも店内をくるくると見て回るのは楽しい。きのうは帰りがけに、大きな商店街の中にある100均へ自転車の荷台に使うゴムロープを買いに行った。
入口に置いてあるバスケットスタンドからカゴをひとつ手に取り、店内に入ろうとした。すると通りから電動車椅子に乗った男性が、顎で、すぐ下にあるスイッチを器用に操りながらこの店に入ろうとしているのが分かった。

狭い間口に入り口が二つあって、片方は買い物カゴと商品を吊るしたポールが置いてあって車椅子は入れない。彼はもうひとつの入り口から入ろうとしたけれど、入ってすぐにフックに掛けられた商品が通路にはみ出していて通りづらい状態だった。そう広くはないこの店の内の通路は人がやっとすれ違うことができる程度。でも車椅子一台が通れる幅としては十分だ。確かに車椅子が入れば通路を塞ぐような形になる。でも、あなたは車椅子だから邪魔だから、入るなとか、諦めろとは言いたくない。何時間も居座るわけではないだろう。彼にも自由に買い物を楽しむ権利はあるでしょ。


私は「入りますか?」と声をかけ、こちら側にあったバスケットスタンドと商品が吊り下げられたポールをずらした。30代と見える彼に「すみません」と、はっきりした口調で言われた。私はずらしたものを元に戻してからゴムロープを手にしてレジへ。精算しながら店員に事情を話して、彼が店から出るときに気をつけてあげてほしい旨を頼んで帰ってきた。

きっと彼のような人は、普通に歩ける者には分からない不便さ配慮のなさを数多感じながら生活しているのだろう。遠慮せず「ちょっと手伝ってもらえますか」って頼めばいいさ。冷ややかな反応の人もいるだろうけれど、時間と気持ちのゆとりが幾ばくかでもある人にとっては、お安い御用じゃないのかな。

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子供のころ住んでいた家の、小さな庭の日当たりの悪い場所にクチナシが植えられていた。今時分になると、しけた我が家にゆかしい風を運んでくれるような、真っ白な花びらを八重に広げて甘く香る様に心を奪われていたのを思い出す。

純白の八重の梔子(くちなし)夏の日の薄暗がりの狭庭(さにわ)の女神


皮膚も部位によって大差が


ステロイドの吸収は部位によって大きく違うらしい、「面の皮が厚い」との表現があるが、実際のところは面の皮(顔面の皮膚)は薄く、腕の皮膚と比べると13倍くらい早いと。なので薬は正しく使わないと効果があまりなくて副作用だけが残ることがある。それゆえ、医者は目より口のほうが大事。…つまり、目でどう診断するかという技術よりも、患者にやさしく丁寧に説明できるほうが大事だということを、某病理医がブログに書かれていた。

ちな、人間の体の中で一番薄い皮は陰嚢の皮膚だそう。腕の42倍も吸収してしまうのだとか。
でも、股間に強力な虫よけスプレーを噴射したら悶絶するなんて、そんな数値を聞かずとも容易に想像つきそうなものだけど(笑)

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画像は職場の前の道路の向かい側に咲いた雑草。
見向きもせず、みんな忙しげに通り過ぎてゆく。画ではよくわからないけれど、ピンクがかった赤でとってもいい色。ググっても名前がわからなくて残念。
きみ可愛いね。好きだよこういう色。

道端に見つけて笑めり ひっそりと風にそよげる紅(あか)ぞ可愛ゆき

電柱の立て替え


職場の前のお宅の敷地内にある電柱が去年の台風で傾いてしまっていて、家主が電力会社に連絡して9か月、やっと立て替えの工事に入ることに。家の前の市道に一時的に別の電柱を立て、半年くらいしてから元の場所に移すとのこと。で、今日は午後から仮の電柱を立てる場所の試し掘りをするんですと。まったく半年もかかるとか、立て替えって大変なのね。

昨日大きく揺れたところは電柱とか大丈夫だったかしらね。山形に知り合いのいるこっこは状況がとても気になる様子。どうぞ余震にお気をつけくださいませ。

地上は騒がしかったけれど、昨晩も月は濃厚に優美な光を放っていました。

降りそそぐ月の光の清(さや)けさに濁れる己(おの)が心恥じたり