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愛されて育たなくても



こんどの飴は「キシリクリスタル フルーツアソート」
いちご&ミルク (ミント不使用)
ピンクグレープフルーツミントのど飴
巨峰ミントのど飴
の三種類入り。口に入れた瞬間にそれぞれのフルーツの風味がフワッと広がる。だけど、そのうちそれらしくない感じになってくる。特にいちご&ミルクはのど飴じゃないのに、すぐにコリャ何か違う感で眉間に軽く皺が寄った。キシリトールとは合わないんじゃないのかな。グレープフルーツと巨峰はミント入りのど飴なんだけど、それならばミント感がもっと欲しい気がするし、グレープフルーツなんてその苦味が強調されてる感じで……うん、まずい;;(好きな人がいたらゴメンやで) 会社としてはキシリクリスタルの種類を増やそうと頑張ったんだろうけど、ちょっと残念。リピートはなし。

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「愛されて育たなくても、人を愛せるようになれます。まずできるのは「大丈夫」を口にすること。愛情不足を感じている方ほど、崖っぷちに立っているような心細さがあるはずです。でも、大丈夫、その嵐は必ず去ります。」
この記事、感じるものがあった。同じ思いでいる人がいるかもしれないから置いておく。
親から教わらなくても周りから学べることも沢山あるし、寂しい波はきっと誰にでもくるものでしょ。死んでしまいたくなるほどの寂寥感に襲われても、結局みんな一人で生れて自分の人生を生きてるんだって考えたら、そこで自分だけ負けてしまうのは何だか悔しいじゃない。だから消えてしまいたいなんて考えるのやめよ。温かいものに支えられてなくても立ってられるんだよ、凄いって思おうよ。今は見掛け倒しかもしれないけど、これからその自分の柱を中身の詰まった太いものにしてけばいいんだよ。これまで生きてきて、相変わらず依存心は強いし愛情表現はヘタクソな自分だけど、本当に大丈夫だよって言いたい。人っていくつになっても変われるものだから。ねっ、がんばってこ。

ユーフォからのつれづれ

響け!ユーフォニアム2 10話

エモい回だった
あすかのセリフ。「怖いからなあなあにして、安全な場所からじっと見守る。そんな人間に相手が本気を見せてくれてると思う?」これ、辛辣だけど一理あると思った。
久美子はお姉ちゃんのことが相当沁みてて、後悔させたくなかったんだね。「私が一緒に吹きたいんだ」って、感情まるごとドカンとぶつけた。自分のために泣いて訴えられて、あすか嬉しかったよね。
模試の全国30位は設定出来過ぎじゃない? 余裕で東大行けちゃうレベルよ。

久美子がユーフォっぽいって何だ? ユーフォニアムの形は知ってたけど名前はアニメ見て知った。柔らかくて丸みのある音で広い音域が出せる楽器らしいけど。久美子はいつもやる気のない声出してるよね。ワタシにはそんなに人間的な魅力は感じられないキャラなんだけど、みんなからは一目置かれてる感じだよね。久美子視点だからよく分からないけど、外からは包容力があると思われてるのかな。本人に自覚なくても、いると和む人っているね。久美子は思ってても直截に毒は吐かないもんね。「柔らかくて丸みのある」そういうことかな。

お姉ちゃんとのシーン。「演じるのはもう辞める」って言ったお姉ちゃんに、自分が家を出ていくことが寂しいかって聞かれて、「別に」って答えてた。お姉ちゃんの方は素直になってたのにね。翌朝の感じだと話はしたんだろうけど、お父さんに応援してもらえる感じじゃないんだろうね。久美子に何も言わずに出て行ったし。
電車の中でお姉ちゃんとの昔のことを回想してた。「おねえちゃんと一緒に吹きたい」そこから始まったんだもんね。知らずに涙が溢れて、自分で気づいたら嗚咽が止まらなくなってたね。
このときの涙、「私も寂しいよ」なんだけど、それだけかな。お姉ちゃんに対する憐憫や切なさもあるんじゃないかな。お互いに相手の方が親から大事にされてると感じて険悪になってたけど、本当はお姉ちゃん大好きなんだよ。姉妹愛だよね。

リアルで考えると、自分は子どもの頃の方が兄弟愛が強かった気がする。お仕置きで家に入れてもらえない弟に、母に内緒で葡萄を一房、窓から差し入れたことがあったっけ。弟ってだけで守ってあげたい気持ちはいつも持ってた。
学校ではこんな大変なことがあるんだぞとか、友達とは上手くやっていけてるのかとか、先生から目をつけられていないかとか、宿題の答えが間違ってると、こんなアホで大丈夫かとか、弟は普通の人だけど何だか心配で、二歳しか違わないくせに人生は厳しいものだぞって説いてた気がするww
大人になって家庭を持ってちゃんとやってるし、年をとるにつれ情ってものが薄れて、自分で何とかするだろって冷淡に構えてる自分がいる。どこに置いてきちゃったのかなぁあの気持ち。

それから、久美子のお姉ちゃんの状況、親の敷いたレールの上を走ってるのが後輩とよく似てる。子供のころから勉強しろ勉強しろ。今から頑張ってれば将来なりたいものがハードルの高いものでも手が届きやすいからって。それはその通りだと思う。だけど、小学校高学年のころには職業の選択肢はふたつしかなかったって。いずれも資格をとるのはとても難しいもの。彼女自身はまだよくわからなくて、自分では子供が好きだったのと中学校の職業体験の授業で行った幼稚園での経験が強く印象に残ったらしく、漠然と保育士を考えてたみたい。

お父さんは彼女の人生だと言いつつ、うまく誘導してひとつを目指させた。シビアな人で、高校は義務じゃない、目指さないなら働けと。道は険しく途中で諦めかけたけどお父さんが許してくれない。今までどれだけのお金がかかってると思ってるって。人に言われて目指すものなんてモチベは上がらない。普通ならグレっちゃってもおかしくないと思うけど、愚直って言うのかな、挫けないために彼女自身でその職業につく意義、使命を深く深く考え直して胸に刻んで挑戦を続けて、ついには勝ち取った。本当にまさかの大逆転って感じ。

頑張り抜いた彼女も立派だけど、絶対なれるって信じて諦めさせなかったお父さんも凄いと思うわ。執念の勝利ってとこかね。この先もお父さんなりのビジョンがあるみたいだけど、もういいでしょ、好きにさせてあげてくださいな。
彼女を見てて思うのは、若いうちは何度でもやり直しがきくっていうけど、将来なりたいものを早く決めて一直線に努力をした人の方がやっぱり強いってこと。経験を積んでも、年とってからじゃ間に合わないものもたくさんあるのは事実よね。

ところで麗奈はどうしちゃったんだろ。最後のあの顔は何? 次の曲は麗奈かな。
書いてたらお腹空いてきた;;
ホットヨーグルトだけ食べて寝よ。
長文すまぬ。おやすみんこ。

ワタシの周りにいる気になる人。



家の近くのメガネ屋のおじ(親戚ではないオヤジの意)。
ワタシより少し背が高くて、ぽちゃっとした体格。色が白くて肌弱そうなのにヒゲの濃い人で、顔の下半分が青黒い印象。輪郭は下膨れ。顔の造作は男っぽいんだけど、黒ぶちメガネの奥に見える瞳がつぶらでかわいい。
以前下見に行った時。対応は丁寧でこちらの話をよく聴いてくれたけど、セールスとしちゃ押しが弱い。話してると女性っぽい雰囲気が自然と滲んでくるのを感じて、組合の人じゃないかなぁって思った。温和な印象で、プライベートで話してみたい人。前を通るたび、いないかなぁって店奥を覗いてしまう。

いつも郵便物を届けてくれる郵便局のMさん。(♂)
30代前半に見える。見るからになよなよしてる人。キツネ顔だけど目は優しい。気が弱そう、というか、いつもおどおどしてる印象で、痛ましさを感じる。お辞儀をする時は膝が内側に曲がる。喋り方も女性っぽく、いつも最後に言う「ありがとうございま〜すハァト」のリズムはすっかり耳に馴染んで毎度心の中で唱和する。手渡しの郵便物がないときはとても淋しい。

近所のスーパーで会う、見るからにゲイな枯れおじ。
深夜に買い物に行くとよく会う人。年の頃なら還暦は余裕で越えてそう。ヨボヨボ感あり。ばっちり濃い化粧を施している。でも、どう見てもおじいちゃん。伸ばした髪の毛を茶色く染めるも、薄くなった頭では頭皮のほうがよく目立つ。
藤色のワンピースがおきにのようで、違う服を着ていると珍しく感じる。常に目立つアクセサリーを身につけているけど、ファッションセンスはいまひとつ。必ずガタイのいい年下彼氏らしき人を連れているので、介護が必要な生活になっても心配ないかな。

仕事絡みで二、三カ月に一度顔を合わせるお兄さん。
会社の作業着がよく似合ってる、ブルーカラーのできる人って印象。よく話しかけてきて気さく。30代後半か。背はワタシと変わらないくらいで、ややぽっちゃり体型。髪はいつも整えられているものの、その丸顔には吹き出物と無精ひげが。本人は無自覚だが、実は、磨けば可愛い系の男の娘で食ってけるんじゃないかってくらいの造作をしている。彼女が欲しい欲しい。と言うから、「理想が高すぎるのでは?」と聞いたら、出会いがないのだという。「そうなんですか?」と答えたが、本当は続けてこう言ってやりたかった。「ちょっと磨きをかけてあの辺りをブラついてご覧なさい。最近じゃあなたみたいなタイプもモテるらしいですよ」
あの辺りとは、もちろんハッテン場である。いつか呑みながらエロ話がしたい。


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NowPlaying
古内東子 「誰より好きなのに」
www.youtube.com
♪優しくされると切なくなる
.  冷たくされると泣きたくなる
.   この心はざわめくばかりで
. 追いかけられると逃げたくなる
.  背を向けられると不安になる
.  誰より好きなのに……

パンセクシャル




もう会うこともないけれど、とても印象に残ってる人。
OL時代に社員旅行に行った先で出会ったゲイバーのママ。

自由時間に同期数名と街をぶらついていて見つけたバーの扉を開ける。ゲイバーだと気づいて引き返そうとしたけれど、ママの圧しに飲み込まれた。ママの他にはバーテンダーがもうひとりいるだけの小さな店だった。

ママは色黒で、ごつごつした顔面に厚化粧。艶のない茶髪が背中まで伸びている。ガチムチ系の体にボディコンシャスなド派手衣装を張り付けてドカドカ歩く。お高そうな香水プンプン。そのダイナマイト感に威圧される。

そしてさすが接客のプロだ、おしゃべり上手で自虐的に自分のことを汚いオカマと言いながら笑いを誘い、客を飽きさせない。自由闊達な語り口に私生活を覗いてみたくなった。

ぴよぴよだったし、お酒も入っていたし、もともと言っていいことと悪いことのボーダーラインがよく分からないワタシは、かなり辛辣に突っこんで周囲をハラハラさせたようだ。ワタシにしたら悪気などなく、こんな片田舎で昼間も女装しているというママの勇気に感動し、近づきたかっただけなのだけれど…。

帰り際、名残惜しいと思っていると、ママから、「あんた面白い子ね。またいらっしゃい」と言われた。が、残念ながら、再会は果たしていない。まぁ、会っても歓待してくれるとは限らない。むしろ報復される可能性も…。(笑)

オカマって呼び方は差別的、侮辱的に受け取られてしまうことがあるから要注意だけれど、このママのように自虐的にそう言って売りにするような人もいる。

開き直って堂々と、自分らしく生きようとする人たち。気持ち悪くなんかない。ワタシはそういう人たちが可愛くて愛しくてたまらない。汚なければ汚いほど応援したくなる。本人の性自認がどうあれ、こちらを気に入ってくれるなら十分恋愛対象になりうる。バイセクシャルより許容範囲が広い、というよりセクシュアリティを選ばないオールマイティ。パンセクシャルとはそういうこと。

バイなら人生二倍楽しめる? ならワタシは何倍楽しめる可能性があるのだろう……?


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NowPlaying
Cyndi Lauper 「True Colors」


だけど私には
あなたの本当の姿が見えてるよ
内側から輝いてる
その姿がちゃんと見えるから
あなたのことが大好きなんだよ
だから怖がらずに見せてほしい
そのままの本当の姿を
本当のあなたはきれいで
虹のように輝いてるんだから
(およげ! 対訳くんより)



いい歌だよ。

「変わった人になりたい」



――って内容の記事をお見かけしたのだけれど、何を仰っているのかな?
ただ目立ちたいってことなのかなぁ。あなたは自分が普通の人だって自覚してるってことよね。凡庸でいいじゃない。普通で。あの有名な歌のとおり、もともと特別なOnly one.でしょうよ。

あなたは何が好き? 何に興味があるの? そういうものを極めたり追及したりしてみたら? そうすることで世界が広がるし、仲間も見つかる。社会的に問題のない普通の人なんでしょ? どんどん交流していけば気づきもたくさんある。そうやって自分を磨いてけばいい。そしたら個性が光ってくる。

普通じゃない人間が、どれだけ普通の群れに紛れたいと思ってるかなんて、あなたには想像もできないでしょうね。普通じゃないって、ものすごく孤独ですよ。まぁ、あなたが望む「変わった」は、ひとには理解されにくい個性ということではないんでしょうけれど…。あなたはあなたにしかなり得ないし、ワタシもワタシでかあり得ない。偉そうに言ってるけど、自分に言い聞かせてるのね。

自分の特異な部分、セクシャリティーだけじゃなくて他にも変わってるって思われてれる部分がいくつかあるのは自覚してる。感性の部分、情の部分、想像力の部分、性的趣向、それも個性だけれど、ひとがそれを知るにつれ、距離を置きたがる人が多い。

慣れたとはいえ、やっぱり離れてく瞬間は淋しさを感じてしまう。だからって追ったり縋ったりはしないけれど。鈍いくせに、人から向けられる悪感情は嗅ぎとれる。そいうの感じたくなくて、自分の中身は見せないように人と深くは付き合えない。気持ちを寄せられると怖くなる。相手の優しさに溺れないようにと思ってても、一度心が温まってしまうと、いなくられたときに感じる肌寒さはハンパない。元に戻っただけなのにね。

セクシャルマイノリティ―を支援する団体がいくかある。顔だしで偏見解消のために活動してる当事者もいるけれど、勇気があるなって思う。きっと親にも理解してもらってるんだろうね。当事者だからって活動しなきゃいけない義務はない。自分がやらなきゃなんて責任感を感じてしまったら、きっとワタシは潰れる。世間にカムアすれば気持ちは楽になるのかもしれない。だからって全てのひとに分かってもらえる訳じゃないし、きっと失うものも多い。……できないよ。

――とりとめのないモノローグ。


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NowPlaying
Lena Park 「Gold」
www.youtube.com

この歌大好き。
♪海のOH底へと沈むように 孤独だった
. だけど希望へ手を伸ばして こんな私も私だって 自分のことを抱きしめた
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