暮れの走り書き

乾杯以外にちゃんとお酒飲んだのなんて一年以上ぶりだったろうか。これまでは薬を飲んでたし、それ以前にそういう気分になれなかった。病んでる自分でいっぱいいっぱい。場の空気に沿うのでいっぱいいっぱい。昨日は、飲みたくて、飲めて、飲んだ。
美味しくて楽しくてもっともっと楽しみたかった。

折り返し地点を超えて、悲しくなる前に、眠って、寝坊気味に笑って目をさましたい。寝る前や寝起きの懺悔時間はつらい。


本当の本当の本当は、海外とかフラフラ行きたい。
僕は、頭は悪かったけど、言語が好きで、理解できた瞬間と、通じた瞬間の快感の虜だった。加えて、各国の文化の個性を感じることが好きだった。外国フェチ。
僕は頭悪いから、文化にまつわることを知識としてはインプットできなくて、言語から学んだり嗅ぎ取ったりして、ニヤニヤしてた。僕はそういう子だった。

今の会社は、お金は使うためにある/社会と世界を見てこい/急な一日病欠よりも計画的な長期世界旅行を推奨/という奇特な環境。

また海外行きたい。
勧められたのは台湾。性に合ってそうとのこと。自信はないけど、見立てた人の感覚はかなり信頼できるし、榊がここ数年ずっと行きたい行きたい言ってたから、ついでに叶えたい。
住むって言いそう。


それにしても、僕はこの会社で、この仕事で、いいのだろうか。
環境は恵まれている。恵まれているが、向いていない気がする。役に立っていない気がする。今はちょうどよいポストにハマってるけれど、この先一つずつ席を動かすと、僕には力が足りないと思っている。