追記

王様の耳はロバの耳って言える穴が欲しいところだけれど
ただ言えればいいんじゃないよね。
だから、穴じゃなくて、穴じゃダメで、
受け取ってもらえた感のある、人とか、反応があるものがいいんだよね。
言いたいんだよね。

わかるよ。
だから僕は聞く。


================


榊が、もし、実行したら。

僕は第一発見者になるのかもしれない。
それやだなー、絶対トラウマになるじゃん。
変な死に方を選ばないでほしい。


いま、
親友?であり、僕の同性への初恋の人物であるSと、どうにも合流できなくて「君を待ってたら疲れたよ、」と言われる夢で目が覚めてから眠れない。


で、ふと思い返しつつ、妄想してたら

死去されることもつらいけど
トラウマだけはよしてくれーっていう思いばかり。

死に目や最期の姿に立ち会いたい思いはあれど、待てよ、と。
アレやったら、こうなる…
アッチやったら、こっち…
どのみちトラウマ案件。



付き合い出した頃、
そう言えばこんな妄想もしてた。

榊が死んだら、それまで一緒に暮らした家で、一人静かに榊と向き合って、弔う的な。

いろいろあって同性愛SNSを二人で同時退会せざるをえなかった。
飛び降りる感覚で、二人で退会ボタンを押した。

それもあったせいだと思うけど。
すげー重たい日記?ラブレター?独白?してた。


なんか年々段々冗談じゃなくなってきてる???



いろいろことが進み済んでしまって、ご遺体がそこにあるのはきっと辛くないけど、
そこまでの過程
というのが一番きつい気がする。


まず、海に身投げするかもって言ってたから、そうだとしたら、まず僕が浮かばれない。
いくら生まれ育った土地土地の中で一番思い入れのある海が好きだったから、とはいえ、苦しかったんじゃないか、とか、見つからないとか、見つかっても状態が、とか、思い巡らすことがありすぎる。


あとは比較的楽に綺麗にいけたとしても

居合わせたタイミングや
搬送されて、最後の最後の瀬戸際とかだと
苦しんでるところとか。

普通に寿命?でも、最後は少し苦しそうになるらしいから。

かわいそうだとか、苦しそうだとか、今までよく頑張ったねとか、有難うとか、愛してるとか、さみしいとか、色々な気持ちが胸を襲って、ぐちゃぐちゃになりそう。

誰かに(僕の)そばにいて欲しいものの、そんな場面に付き合わせるのも難しいっていうか酷。鬼だよね。


あー、そういう覚悟、準備しとかなきゃかー

タイトルなし

りゅうちぇるの自殺を受けて。

榊も僕も死にたがり。
僕はうつのプロ。発作には敵わないけど、うつ程度なら友達。
榊はまだまだひよっこ。鬱に怯えてる。

年々、そしてこの夏は榊がやたらと不安定だった。


別れ話してきたり
ふっかけてきたり
支離滅裂なこと言い始めたり
死にたい死にたい呟いたり
メンヘラ確認を求められたり


ちぇるが死んで

なんで死んだのかね?
どんな思いなんだろうかね?
先越されたって思ったよ
よく実行したよね
とか、すごい会話して。



榊が

やっぱり死にたいみたいで
でもこんなこと簡単に言えないし、言えずにかかえるのもつらいし

感情論にならずに話し、話し合えるのは鮎川だけ、と。

榊には言わなかったけれど
僕は鬱のプロだからね。



死にたいっていうかプッと消えたいよねー、て話だったり。


死んだらみんな考えたり後悔や反省したりするかな?
いや、その瞬間はショックだったり考えたりはするけれど、言うほど他人に興味や関心はないから、そんなに立ち止まってくれたりとかはないよ。
訴えるための自死はあまり意味や効果はないと思う。


唯一思い留まるのはそこだよね。無意味さっていうか。生産性がないことしてもな、的な。そう、引き留めるものって、ごめんね、鮎川じゃないんだよね。

え、そうでしょ。愛とか家族が引き留めるとは限らない。
僕がそのポジションだとは思ってない。


話せるのは鮎川だけ。
こんな話ばっかりする人間でごめん。

子供の時からさ、自分は事故か自殺で死ぬと思ってて、事故ばっかり遭ってるじゃん?
あながち外れてない気がしてさ。
そらに、こいつ死んだらいいのにとか死んじゃいそうって思ってるやつ、大概その通りになるからさ、俺心にデスノートあるんじゃないかなとか思ってるの。

人を見る目があるんだね。

あぁ、そうかもね。ノートじゃなくてね。そういうやつって他の人からも同じように思われてたりするしね。
あとさ、自殺したら迷惑かかるじゃん?嘘でも別れて物理的にでも距離があれば、ショックも幾分和らぐかもしれないし、例えば死に方による瑕疵の問題もかけずにすむかもしれないし、ていうかそもそもそうならない死に方も探したけどね、それでずっと別れ話をちょこちょこしてたわけ。
鮎川は感情的にならず話を聞いてくれるよね。すごいよね。



1時間くらいポツポツ話し続けて、なんとか気分が晴れた様子。

死ぬ気は減ってなさそうだけど
少し紛れたのか、顔が明るかった。
ちぇるにネガティブな勇気をもらったのかな。
それはそれ。


榊の人生。好きなように生きて死んでほしい。それでいい。

タイトルなし

人付き合いとか
話し方とか
そんな本を読むのは
僕が自己表現も雑談もできないから

テンプレートをインプット(インストール)している。


本に書いてある内容なら話してもハズレはないだろう

オリジナリティはそこにはない。


小学生くらいの時は自由に話していたけれど
いつからか、正解を意識して、話せなくなってしまった。
だからテンプレートが必要。
<<prev next>>
カレンダー
<< 2023年07月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31