ひとつ、ふたつ、そしてまたひとつ

ひとつ と ひとつを持ち寄って、ふたつ になって。
また、ひとつになっていく。



二台あったドライヤーもついに1台になった。

もったいなくてどちらも捨てずにいた(片方を使い、片方をストックや海外持ち出し用に)だけ。
それが壊れた。


ふたりなのに、ひとつで足りるのが家族なんだな、と寝る前にひっそりと和んだ。

設備投資

冷蔵庫を少し大きくして、ついてきた自動製氷機能を活用してみたら、ふしぎと家計が黒字で続いてる。気がする。

榊は「冷蔵庫が危篤状態の時の、あの断捨離(冷蔵庫内のものを最優先でなんとか食べきろうとしたこと)のお陰かもね。」と言ってたけど。

食べ物のストックがほどよくできて頼れる分、買い物へ出かける回数やプレッシャーが減り、それに伴う無駄な買い物が減り、ゆとりができたようにも思う。


それとジュースではなく水を飲むことが増えた(笑)

それまでは自家製水出し茶のストックを置いていたけど、作ったそばから飲み干すヘビーローテションぷりで、かつ容量的にそれ以上作れなくて、結局ジュースを頻繁に買って飲んでいた。

今は(氷)水ばかり飲んでる。
ケチってるわけじゃない。サッパリ冷たくて一番いいから。なにより楽だし。



そういえば先日扇風機もさりげなく壊れて、電気屋で買い替えた。

3,000円くらいの安物だけど、前代(中古で2,000円。レトロスペーシーな見た目に惚れただけ)よりパワーがあって、エアコンなしで普通に暮らせてる。
むしろ寒がりの僕的には明け方は寒いくらい。
(榊は暑がってつけたがる。ここが毎未明に繰り広げられる攻防)


家具や家電を揃えられるくらいに、関係と懐が安定してきた。

そこでライフスタイル相応の良スペックの設備を導入することは投資だと思った。

でかい冷蔵庫や新しい扇風機は、伴って日常でのさまざまな出費がかさむかと思ったけれど、意外なところで良いマイナスを生んでくれた。

家族って得だな、て思った。
外界からの扱いでは、なかなかそんな実感湧くことないんだけどね。

あの頃

触れられたくないのに、触れられたい、みたいなやきもち。

ないものねだりと優越感。
酔いしれたいだけ。
遠のいて惜しくなっただけ。

自分で自分が気持ち悪い。



でも結局構ってくれる健康なそこそこオトナが気持ちいいみたいで。
その点、僕は足らない。
むしろ落第だよね、このたび。


いいんだよ。
ずるずるとやにさがった目線かわすより。
素直に期待するような人に期待させるより。

僕には、そういう意味で似合わない。釣り合わないんだから。

僕は僕の道をゆこう。
惑わされないように。

心ていうか、脳。

脳の分泌異常が疑われる。
ゆえのパニックを起こした、らしい。
まだ診断未確定。


会社の人に、話の流れで話したら、(それで検査等諸々受けたいと)
明らかに気を遣われている模様。
ありがたいけれど、切ない。

申し訳ないし
なんかさりげなく約束がフェードアウトしてるし
どうしたらいいんだろ。


その話の流れのひとつに、
「身近な人、恋人っていっても、異性だからねぇ〜」
というフレーズがあって、
乗っかってカムしても良かったんだけど、迷ったんだけど、ネタ多すぎになってしまうから、自重した。

これ。カムしてたら、可哀想な目で見られるか、腫れ物的触れられ方されるか、だったのかもしれない。

そこまで包み込むように受け止めるメンタルは僕持ち合わせてないから、カムをあの時も、それまでも、しなかったことを良かったと心底思った。



カムアウトはゴールじゃない。
むしろスタート。

相手がどう感じ、以後、どう見て、どう接してくるか。
それを自分はどう受け止めるか。
そもそも受け止められるのか。

いい経験だった。



僕は、健康面でも、嗜好面でも、普通(でもちょっとヘン)を装っていく。たぶん。

まわりは関係ない

タスクvs.僕、であれ。

集中できないくらいなら、周りに無関心であれ。


周りもお互いに投げ合いすぎなんだよ。
意図がある風だけど、結局なすりつけ合いじゃなか。

それで察せって何?
言われて反論て何?

向き合うんじゃなくて、同じ方向見て、腹割って、話して、譲り合ってよ。分け合ってよ。



気を遣って、気が利く人が損してるってなんだよ。

直接巻き込まれなくたって、そういう空気に包まれることもストレスだ。
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