漫画の日、春分の日、お彼岸の日、月命日

3月は僕の恩師の月命日。
専門学校で前期のみお世話になった。


そういう人にありがちな濃い授業と人柄で、僕は大好きだった。
(周りの子に引っ張られて堕落した姿しか見せてないから、多分先生からは失望?嫌われ?ていたと思うけど)

先生の偉大さを知らないくらい、僕は無知だった。

先生の講義の内容を理解したくて、携わった作品や作家さんについて調べたり、読んでみたりして
それがものすごく僕の好きな世界で。
(僕の生まれ育った時代には廃れ始めていた文化で、また田舎ではそういうのは残っていなかった)

もっと話聞きたかったなぁと悔しかった。
(仮に真面目にやってても
どう切り出したもんか、見当もふんぎりもつかない僕なので、あまり変わらないかもしれないけれど)


決してド・マイナーでもないけれど、ド・メジャーでもないから

普通にしてたら出合わないはずなのに


絶対に
3月の今頃になるとひょっこり僕の前に姿を表す。


先生自身の著書や関連人物の記事、あるいはふとした記憶。
はたまた先生の奥様の作品。

今日は何年かぶりに古本屋をふらっとしたら
棚に刺さっていたたった一冊の奥様の本が、棚の中から僕を見つめてくれていた感じ。

探していたわけではないけれど
視線を手繰り寄せられ吸い寄せられる。

手に取るのは自然のなりゆき。
まずは奥付の発行日。。。
数年前に出された総集編。
娘さんによるものみたいだ。

先生はこれに携われたのか…いや、たぶん……


あとがきは私生活の様子が書いてあって、クスッと笑ったり、晩年の様子なら、やっぱり切なくなったり。

膵細胞の脱落

膵癌ステージ0とでも言えるかな

まだ癌になってないだけ
で、ちょっと所見のある
僕の膵臓。


腫瘍マーカーも
膵炎の値も
全く問題ないけれど
画像診断的には予断を許さない感じ。

沈黙の臓器であり
自覚の段では手遅れだから
という意味で。



元々お酒は弱くって。

とはいえ嫌いじゃないから
付き合いはしていたけれど

それを許すと
飲める酔っ払い達はキリがないのが、僕にはどうにも苦痛で。
楽しく飲ませてもらえないならと外では飲まないことにした。

そして家でも味見以上に飲むことをしなくなった。
飲まなくても平気だし
むしろ頭や感覚がクリアで、体を軽く感じられる時間が多ければ多いだけ、気持ちがいい。


そして食事も

甘味もやめて
パンや麺類などの小麦粉類

肉も
刺身と焼き魚がメインで
脚付きなら鶏肉が8割強。

何かを憎んでるわけではなく
僕の体質や体調を考えて

人体実験的にあれこれ試して
体の変化を確認しながら
たどり着いた

自分のスタイル。



コレステロールも、正常範囲内ではあったけれど
下がりにくくなっていたアレが
劇的に下がった。

これ続けていく

図書カード

勤務先の地域で図書カードを作ってもらおうと思う。

地元とは違うラインナップ。
良くも悪くも、だ。

読みたい文庫はことごとくなかったけれど、惹かれるものはまあまああった。
そういう、意図せぬ出合いがあるのも、一つの価値。


榊の元に帰る前に心を整えたい時に、立ち寄れるのもよい。

むしろそこな、(笑)

SHU GhA Ri

榊と距離を置かねばならない。


榊も
大分自我というものが
出来て
表に出して
一人で貫けるようになった

なってしまった。



僕は

「できない」榊とともに
舐め合い馴れ合いながら
ジメジメと歩くことを

楽しみ
甘え
安心しきって

そこに
自分の価値を見出してしまって



自分の自我を
どこかに置いてきてしまった。




かつて僕は「我慢させられた」僕だった。


それが当たり前になって、僕は、
榊なしでは途端に脆けてしまう
砂の寄せ集めのような
僕になってしまった ようだ。



だから

榊に付き合うほどに
僕は僕がどんどん分からなくなった。


分からなくなれば
僕は僕を失い、続けるばかり。
消えていく、軸、というもの。

それが何と分からなくても
じわじわと不健康になっていくのは感じているのだろう

不安や恐れ、物足りなさを
埋めたくて
ますます榊に寄り添って寄りかかってもたれかかって。


憑依して、依存して
重ねて、同一視して。



喜びも怒りも不平も不満も
楽しみも
誰のものなのか
処理できなくなってしまった。

2倍3倍、時間も労力もかかるようになってしまった。
なんなら乗り越えられないこともある。


もちろんそのストレス反応期間、榊は僕のケアを意識せざるを得ない。
基本放置プレイだけれど
側にメンヘラが、ましてやそれが家族なら、気は張ると思う。



そんな阿呆なこと、あっていいのだろうか。

誰も幸せじゃないし
みんな不幸だ。


僕は、僕と、最終的な大多数の幸せにつながる
僕の幸せを、選択肢を
都度選び取らなきゃいけないし

嫌な選択肢を選ばないこともしなきゃならない。していいのだから。



榊が失敗しそうだから
突拍子もないことしようとしてるから
そばで見守ってやろう、何かあったら助けられるように控えてようなんて、もうしなくていい。


勝手にやって、帰って来てもらえばいい。

「いってらっしゃい」「おかえり」

それだけすればいい。
気持ちよく送りだして迎える
それだけできるように
僕の時間を過ごした方がいい。



軸がないからこそ
脆けているからこそ
ひとりになった方がいい。

崩れただけならまだしも

溶けて溶けきって
まざりきって
固まってしまったら
もう分離はできない。


いまのうち。いまのうち。
砂あるいは砂糖の城であった面影を残しているうちに。

ハッカーになったこともある

スクリプト、興に乗りすぎて
というか

行き過ぎを防ぐもの

を搭載せずに
作ってしまったものがあって

見事実行はできたものの
以後しばらく僕のIPがハッカー扱いされる

なんてことになったことも。


ちょっと名誉なことだよね(笑)
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