膵細胞の脱落

膵癌ステージ0とでも言えるかな

まだ癌になってないだけ
で、ちょっと所見のある
僕の膵臓。


腫瘍マーカーも
膵炎の値も
全く問題ないけれど
画像診断的には予断を許さない感じ。

沈黙の臓器であり
自覚の段では手遅れだから
という意味で。



元々お酒は弱くって。

とはいえ嫌いじゃないから
付き合いはしていたけれど

それを許すと
飲める酔っ払い達はキリがないのが、僕にはどうにも苦痛で。
楽しく飲ませてもらえないならと外では飲まないことにした。

そして家でも味見以上に飲むことをしなくなった。
飲まなくても平気だし
むしろ頭や感覚がクリアで、体を軽く感じられる時間が多ければ多いだけ、気持ちがいい。


そして食事も

甘味もやめて
パンや麺類などの小麦粉類

肉も
刺身と焼き魚がメインで
脚付きなら鶏肉が8割強。

何かを憎んでるわけではなく
僕の体質や体調を考えて

人体実験的にあれこれ試して
体の変化を確認しながら
たどり着いた

自分のスタイル。



コレステロールも、正常範囲内ではあったけれど
下がりにくくなっていたアレが
劇的に下がった。

これ続けていく

初物〜焼き栗

先日。仕事帰りに、頼まれた買い物をしていて、栗を見つけた。
手頃な量で手頃な値段(見切り品だった。どこをどう見切られたのかは謎だけど)。
特別な調理法は知らないけれど(榊も、穀物類がさほど好きじゃないのでたぶん知らない)、
湯がいただけでも美味しいだろうと思って籠に入れた。
なんせ初物(見切り品だけどね)。

昨日。夕飯を軽くに済ませたら、やはり少し物足りなかったらしい榊が「少し栗を貸して」とおかしなことを言った。
(もちろん貸すどころかあげたけど)

携帯と手元に視線を往復させながら栗を処理して、グリルに並べてそっとしまう。
タイマー、6分。アラームが鳴ったら、ひっくり返してまた6分。
ぼこん! と1度だけ恐ろしい音もしたけれど、なんだかいい予感。

「焼き栗。ヨーロッパで食べてめちゃくちゃ美味かったから、家でもやってみたかったんだ。」

焦げた皮の、ぱっくりと割れたところから眩しいほどの黄色が覗いてる。見た目からして美味しそうだった。そして美味しかった。
榊も本当に「焼き」なら好きみたいで、「初物☆」と笑みをこぼしながら食べていた。

いつか僕も本場の焼き栗を食べたい。榊と、ヨーロッパの街を歩きながら。

モザイクの夏

茄子、オクラ、キャベツのペペロンチーノ。
トマ缶をきらしていたので、トマトは生。

彩りが麗しい。オイルをまとってツヤツヤして、ガラス細工や宝石のような涼やかな見た目。
一方、味はニンニクがっつりで目が覚める。パスタを繰るフォークが止まらなくなる。



最近はTVで見る肉に食欲をそそられるまでに回復した。

「あぁ、涼しくなったしね」と榊。

そうか食欲なかったのは暑かったからか。

素パケディサラダ

小雨降る路地を眺めながらの朝ごはんは、スパゲティサラダとパン(例の昨日の白い食パン)だった。

茹で上がった麺にスライスした胡瓜とさらし玉ねぎ、ハムを加えたところで

「オイルと塩コショウで食べたいな、」

とぽつり。
もらしてしまった。


ポテトサラダもマカロニサラダもスパゲティサラダも、マヨネーズと和えて仕上げるが。マヨネーズと和える前、ツヤツヤとしたパスタやほっくほくとしたイモと、しっとり色鮮やかな野菜。その時点ですでに美味しそうだと思っていた。

ボウルからもくもくとのぼる素朴な香りと湯気を顔に浴びながら、マヨネーズをかけてしまうことは、美しい絵画に真っ白な絵の具を塗りたくるのと同じくらい、もったいないことのようにも思っていた。


親の手伝いで料理をしているのならそんなことはできないが、榊ならできる。できてしまう。

こんな変な思いつきや願望も、もらせてしまう。そして叶えてもらえたりもする。……だから、なんでも口にしているふしはある?が。
(榊は探究心があり、「実験」が好き)



果たして、食卓にはプレーンなスパゲティが、フライパンのまま出された。
オリーブオイル、塩、コショウ、念のためのマヨネーズ、パルメザンとフレンチドレッシングも並び、思い思いに調味して食べさせあった。

テスト。今日の夕飯について

今日は定時にあがれた。



珍しく二人で夕ご飯を作った。

榊(かなりの料理好き)が実験したい、とカルボナーラを作った。
それを手伝った。

あとは野菜を食べた。
アボカド一個と
胡瓜一本と
トマト半個。

最近お肉が食べられないからね。

このままウサギになってしまいそうだ。
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