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春を待つ木(仮)

わかってる。この幸が仮染めだってことぐらい。
初めからつかの間の夢物語だってことぐらい。
なのに、どうして。
「涙が出てくるんだ……っ」
愛などしりません。
恋などしりません。
しらなくとも、生きていけました。
自分の出生を育ちを恥じるつもりもありません。
その日暮らしで食いつないできた自分を悔いるつもりもありません。
ああ、でも、それでも思ってしまうのです。
貴方と同じ立場にいれたなら、と――


****
貴族と娼婦の恋
貴族には幼なじみの許嫁あり。でも親が仲良しな感じでの口約束なので家の進退に影響はない。
娼婦は娼館で働いてた、強気な娘。
生き別れの弟がいて、弟は商人。成功した。ので迎えにきた。
男なら役に立つ。女は捨て置け。




「待ってる」
柔らかな笑顔を浮かべた彼。その約束の日に私は街を堪能していた。
弟を引き連れて遊覧船、オペラ、美術館。場違いもいいところを回っていた。

「貴族は待つだけなのか? 本当に欲しいなら行動しろ。欲しいものを手に入れるために」


「全部、捨ててきた」

目の前が、笑顔が、にじんだ。意図せず手が伸び、細いけれど確実に男である首に巻き付く。
「……バカだろ!」
ああ、私たちには互いしかない。補足

「愛以外にあげられるものはないけど、許してね?」

愛=物体だった少女。
つまり「好きだよ」「あなたは何をくれる?」「欲しいものを好きなだけ」
親からの愛=お金
乳母からの愛=食事

くれない=愛がない

「愛してる」と囁く男たちは個人的なお金と。
「好きですよ」と嘯く支配人は給料。

こうして貴女はまた、

外サク中とろっのフォンダンショコラ!

昨日誕生日の妹にプレゼント!
まあ私の部屋でだからあげられないけどな。
も少し焼いてもよかったかな

つくりながらさきいか食べてたなんて絶対言えないんだぜ…

え?ココットを素手で持とうなんてするわけないじゃない。

これは何でしょう?

「BRS製作にかかれよ」という声が聞こえるぜ……(幻聴)

今日は一日暇なんでオリジというか私服に出来そうなのをちょきちょきと。

ベストになるやつです。お揃いのイレギュラースカートも作りたい。ところでこの生地、裏表わかんないんだ…

ボタンのことすっかり忘れてた。くるみしたいな。くるみ。
また買いに行くか…明日晴れるかな。でなきゃバイトで行きにくい。

そしてお腹空いた。

『月が綺麗ですね』

『吸血鬼』という種族には、定事がある。
食糧である人間との共生のため。

特に顕著なのは食事。
人間の血液、それも鮮血が糧となるが、一人の人間を死に至らしめるまで貪ってはいけない。
食事の記憶、痕跡は消しておくこと。
ほかの人間に見つかってはいけない。

これを守らなければ自分たちの命さえ危なくなる。


ここ数十年で人間たちは力をつけてきた。
聖職者の一部が狩人となり、吸血鬼を消していく。
この狩人となる聖職者はほかの聖職者とは全く異なる修行を経、短銃を手に入れる。
杭の代わりの弾丸は吸血鬼に突き刺さると弱らせることができる。ものによっては殺すことさえ。

一応弾丸なので、人間も当たれば普通に死ぬ。

聖職者の血液は『浄化』されており、吸血鬼には毒。
その血を生れつき持つのが『神の愛子』
その血は吸血鬼にとって毒である。


『伴侶』を得ると膨大な力を得る。『伴侶』の血しか吸えなくなる。『伴侶』は契約。契約の進行は互いの信頼。『伴侶』が得るのは不老不死。

血液は治癒力の増加を瞬時に上げることができる。

『伴侶』は契約が切れたら死ぬ。というか吸血鬼が殺すのが主。裏切りの代償は死を持って。

高位吸血鬼は基本下位吸血鬼やその他の魔物を従える。
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