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四角囲み

少女まんがに百合してたから薔薇があってもいいんじゃないかと思った→主人公ハピエン→主人公が女の子→じゃあ百合まぜよう
なはなし



・女A、男B、男C、女Dがいる。
・AとBは幼なじみ、CとDも幼なじみ。
・AはDが好き。BはCが好き。
・AとCが同じクラス
・ABDは活発な性格。Cは冷静。
・ABDは体育委員。Cは図書。


*一幕目*
・Bが授業サボって図書館に行く。Cが図書委員で当番。授業をサボっているのを咎められて、一目惚れ←
・AにCの話すると、AがCを呼び止める。すごい嫌そうな顔をされるが普通に話てくれる。
・BがCに付き纏うようになる。
・四人でつるむようになる。


・紆余曲折を経てBとCが付き合う。



*二幕目*
・BとCが付き合ってるのを知ってショックをうけるD。
・Dを気にかけるA
・優しくするA
・Bが好きだったこと、Cにとられて悲しいことを言う。でも優しい笑顔。
・優しいし、行動は相変わらず四人だから自然とADは行動を共にする。
・Aにほだされていく。





・AとBはガンガン行くから、四人行動は自然とAD、BC。まあ同性同士だし。
・AとBは腐り果てたらいいのにと互いが思ってるぐらいの腐れ縁。「「え、こいつ? ないない」」
・DはCの世話を焼いているみたいな。世話やきな幼なじみ。Cは言葉足りずで正論だから敵を作りやすい。完全なる家族愛。
・AはDが元々気になってて、DがBを好きなことに気づいていて、Bが誰かと付き合えばいいのに。もしくはさっさと告ってふられろ。とか思ってたらBが自分のクラスの図書委員のこと聞いてきたよ。カ モ が ネ ギ し ょ っ て き た ^^
・こいつとC知り合ったらDと仲良くなれる。B、好きになった相手にうっとおしいくらい絡むし。
・CをさりげにBと引き合わせ(呼び止める。テストのときに勉強教えてと約束を取り付け、図書館にはBといっしょに)仲良くさせる。
・せわやきなDがCといるところに声をかける。自己紹介。
・四人で行動するようになる。BはC中心に絡んでる。こいつ狙い過ぎだろひくわぁ。まああぶれたDと仲良くなれるけど。
・計 画 通 り
・そのうちBCが付き合う。
・余計べたべたし始める。うわあ、目の毒。
・おや?Dの様子が……
・甘やかす。気遣う。わかりやすく。
・元々優しくしてたし、いいポジにはいるという確信。
・「私なら泣かせたりしないのに――なんて、ね?」





・一幕目と二幕目の間。
「ねぇ、最近Bと仲いいね」
「ああ、言ってなかったか。付き合うことになった」
「――え?」
 するりと、携帯が手から落ちた。落ちる音は絨毯に掻き消された。
「お前もAと付き合えばいいのに……D?」
 名前を呼ぶ声に慌てて拾い、耳に当てる。
「あ、ああ、聞いてる」
 その後の会話は、よく覚えてない。



(20120407)

一方通向症候群

ば/さ/ら





それは自然で、当然だった。
それは異状で、異質だった。


尤もいつからそうだったのか、
なんていまさらわかりやしない


「俺様は何百年も前から
想ってるのにねぇ」

夕焼はやがて夜闇に堕ち

「好きなものを好きだって
言って何が悪ぃんだ」

駆けた雷光は真実を照らし

「途切れぬ一方通行
美しいであろう?」

太陽は過去を飲み込んで

「某が受け入れぬことで
安心しているのはそなたでござろう」

散った鮮血を酸化させて



ワラウ



ある者は現在によろこんで

ある者は疑問を掻き消され

ある者は記憶にとりつかれ

ある者は理由を求め



さ迷い続ける
思イと想イ
すくわれることなく
すてられなく




矢印の向きは変われない


「向き合ってぶつかるなんて
大惨事を引き起こすだけだろう」




(20110518)
ちなみに
現在→イマ
疑問→ナゼ
過去→カコ
理由→ダカラ
って読ませたい。とか思うって痛いな。

てかタイトルから痛いか。

林檎の音

告白シーンでふって○がでてくる。
で、○も誰かに告白されるだろとか言う。
そもそも呼ばれても行かない。と答える。
なんかそんな流れで↓の会話。


「でも昔父さんと母さんがいないと淋しいって泣いてただろ。お前は父さんと母さん大好きだったから」
「私が? 誰を好きって?」
「父さんと母さんだ」
「お前、私のことからかってる?」
 ざあっと風が吹き桜を揺らす。舞い散る花弁に祝われるのは、誰か。
「確かに父さんと母さんは特別。お前を私の弟に産んでくれたから感謝してる。でもそれだけ。好きでも何でもない。私が好きなのはお前だけだ。お前がいれば他には何もいらない。お前の為なら私はあの二人を殺せる」
 拗ねた表情のその言葉に、○はうっそり微笑んだ。
「さあくだらない話はこれでおしまい。早く帰って夕飯を作ろう?」



で、始まる物語。

終わりは昔の話で、二人でお留守のシーン。悪天候で両親共がいつもより帰りが遅い。


「何度も言っただろ? 俺はお前が好きだって」
 これは誰だ。
 暗がりのなかで○は思った。×の目が色を鮮やかに○を移す。
「父さんと母さんは○を俺の姉に産んでくれたから感謝してる。でもそれだけ。好きでも何でもない。俺が好きなのは○だけだ。○がいれば他には何もいらない。○の為なら俺はあの二人を殺せるよ」
「なに、いって……」
 捕まれた腕が悲鳴を上げる。
 ○には×の言うことが全くわからなかった。○は弟が好きだった。弟も○が好きなのだと思っていた。それは正しかったけれど、弟と自分の考え方に大きな隔たりがあると感じた。
 初めて、弟を怖いと思った。




ただし双子の兄弟か姉妹か姉弟か兄妹にしようか迷う。まあ兄妹は多分ない。書いたし。でも姉妹も書いたしなー。

いろんな子供たち

跡を継ぐために産まされた子供と、姉(兄)が欲しいとねだったから生まれた子供と、存在意義のない子供。

跡を継ぐ→商売女の子供。本妻が子を成しにくい身体。子供が生まれたら用無し。本妻に嫌われ、母親には会えない。父親は本妻を心底愛し、女中にも嫌われ、家に味方なし。どっかの会社の息子と仲良くなる。生まれた弟はべったり。相互依存。知識はある。そのための子供。詰め込み。

姉(兄)がねだった→姉は才色兼備文武両刀。でもどっかおかしい。誕生日に両親に来年は妹か弟が欲しいといい、翌年に生まれた子供。だから誕生日同じ。両親は子供に期待してない。姉がいい点とったら褒めるのに子供が何しても反応かえさない。姉は何かしら関与してくる。友達とかも、姉のせいでいない。なんで学校行くの?とかいわれる。姉が大学で一人暮らしというのでやっと離れられると思ったら、無理矢理連れていかれる。

存在意義のない→両親からの反応は全くない。ある日姉(兄)がいなくなった。ら、そのかわりにとすえられることになった。両親が必要としてくれる、と思ったのもつかの間、結局必要なのは姉だった。

春を待つ木(仮)

わかってる。この幸が仮染めだってことぐらい。
初めからつかの間の夢物語だってことぐらい。
なのに、どうして。
「涙が出てくるんだ……っ」
愛などしりません。
恋などしりません。
しらなくとも、生きていけました。
自分の出生を育ちを恥じるつもりもありません。
その日暮らしで食いつないできた自分を悔いるつもりもありません。
ああ、でも、それでも思ってしまうのです。
貴方と同じ立場にいれたなら、と――


****
貴族と娼婦の恋
貴族には幼なじみの許嫁あり。でも親が仲良しな感じでの口約束なので家の進退に影響はない。
娼婦は娼館で働いてた、強気な娘。
生き別れの弟がいて、弟は商人。成功した。ので迎えにきた。
男なら役に立つ。女は捨て置け。




「待ってる」
柔らかな笑顔を浮かべた彼。その約束の日に私は街を堪能していた。
弟を引き連れて遊覧船、オペラ、美術館。場違いもいいところを回っていた。

「貴族は待つだけなのか? 本当に欲しいなら行動しろ。欲しいものを手に入れるために」


「全部、捨ててきた」

目の前が、笑顔が、にじんだ。意図せず手が伸び、細いけれど確実に男である首に巻き付く。
「……バカだろ!」
ああ、私たちには互いしかない。補足

「愛以外にあげられるものはないけど、許してね?」

愛=物体だった少女。
つまり「好きだよ」「あなたは何をくれる?」「欲しいものを好きなだけ」
親からの愛=お金
乳母からの愛=食事

くれない=愛がない

「愛してる」と囁く男たちは個人的なお金と。
「好きですよ」と嘯く支配人は給料。

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