先日、誕生日を迎えました。
またひとつ、歳をとってしまった、、、
今年は初めてゆうさんが二人でお祝いしてくれた。
と言っても、ゆうさんは営業入ってたから
営業終わってからご飯を食べに連れて行ってもらっただけだけれど。
それでも、去年は会えるどころな
おめでとうの一言もなく
1ヶ月後のクリスマスイブにお誘いを受け
それまでも二人きりで
お祝いしてもらうことはなかったから
「おめでとう」と言ってくれるのが
ゆうさんが隣りにいてくれることが
なによりも、嬉しかった。
相変わらず、曖昧なままで
それはゆうさんだけじゃなくてあたしもで。
苦しくなる。辛くなる。
これ以上思い出を重ねたくない。
離れていってしまったとき
思い出してしまうことが多すぎて、
ゆうさんの存在が大きすぎる。
「anちゃんだけ。」
「おれの、おれだけのanちゃん。」
余裕がなさそうに、
いつもはつけないキスマークをたくさんつけられたりして
余計にわからなくなる。
「どこにもいかない」
「anちゃんだけ」
「お前を守りたい」
そんなことを言ったって
いつかは離れていくのに。
あたしなんて、すぐ要らなくなるのに。
追いかけているのは、あたしの方なのに。
振り向いてくれないのは、ゆうさんなのに。
肝心な言葉には
なにひとつ、こたえてくれないのに。
ずっとそばにいたい。離れたくない。
でも、こんな関係
いつまでも、永遠に続くわけない。