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夕暮れが街を赤く染める



ふと着信履歴を見ると彼の名前。


消そうとおもっていたのに
消すのを躊躇って、やめてしまった。


もう少しだけ、残しておきたくて。


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いまの僕で足りるかな



ほんとうは、
会いたかったって彼を力いっぱい抱きしめたいし

だいすきだと言ってキスをしたい。




毎日のように会っているのに彼が足りないのは、どうしてなのだろう。


今のままでだって彼の傍にいられるし、彼の笑う顔をみることができるし、彼と一緒に笑い合うこともできるのに。


一緒にいるのに、近いのに、遠いのはどうしてだろう。




会えば会うほどに、もっと会いたくなって、もっと声が聞きたくて、もっと笑ってほしくて、もっと触れたくなって

もっともっと、すきになってしまう。




言っちゃだめ、伝えちゃだめ。


あたしからは触れちゃいけない。

あたしからはこの手を伸ばしてちゃいけない。






ほんとうはいつだってさみしいよ、

ほんとうはいつだってあいたいよ。




それでも言わないのは、言えないのは
あなたがそれを望んでいないからでしょう。




「なにも考えてない」

その言葉の意味を、ちゃんとあたしに教えてください。




あの日の「すき」もなにも考えてなかったって言うの?


あたしを抱きしめたのも、キスしたのも、甘い言葉を囁いたのも、

ぜんぶぜんぶ「なにも考えてない」からできたことなの?




ひとつひとつの言葉に、行動に、期待してしまっているあたしはやっぱりばかなの?




「お前が俺のことすきなんておもったことなんて、一度もないよ」


ねえ、それは思いたくないからでしょう?

気付きたくないからでしょう?




それでもいいと思えてしまうほど、都合のいい女でいいと思えてしまうほど、あたしは彼がすきなの?




あたしは、しあわせになりたいよ。


あたしは、あなたと、しあわせになりたいの。




ねえ、それも

どれだけおもっても
どれだけあいしても
どれだけまっても、

叶わないのかなあ。








あたし、あなたの傍から、いなくなっても、いいの?


 

8cmのピンヒール



泣きたくなるくらいすきなの。




自惚れれば自惚れるほど

期待すればするほど


裏切られることはわかっているのに、わかっていたのに。




このままじゃだめなの。

すきだけじゃだめなの。


すきじゃ、だめなの。



 
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