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星が待ってる



「守ってあげる。」


そう、誰かに言われたのは
ゆうさんが初めてだった。




「どこにいても、守ってあげる。」

あたしがゆうさんから離れたとき
ゆうさんはまた、あたしにそう言った。




「こんな風に思ったのお前が初めて」って

ゆうさんは、確かにそう言ってた。








まもりたい、なんて

そんなにあたしは脆くあの人にうつっていたのかなあ。

そんなに、弱くうつっていたのかなあ。





まもりたい、そう言ってくれる人がいるって

それだけでもすこし、強くなれる気がする。








あたしは、ゆうさんを守りたいとおもうよ。


ゆうさんの、あの笑顔を守りたいとおもうよ。




あたしが、守りたいとおもう気持ちと

ゆうさんの、守りたいとおもう気持ちは


やっぱりきっとどこかが違うんだろうなあ。




見えない未来



いつだってそう、


あたしはいつも二度と戻れない過去にばかり
後悔して、縋って、戻りたいと願ってる。




中学生の頃は、小学生の頃に戻りたい

高校生の頃は、高校生の頃に戻りたい

新しい環境になれば、前の環境に戻りたい。




あそこにいたかった、

あの人たちといたかった、

あの時ああしていればよかった、

あの時こうしていればよかった。




いつだってそう、いまもそう。


ただ歳を重ねているだけで
あたしは何も変わってなくて

何も成長できてなくて。




周りがどんどんどんどん進んでいく中で

あたしはいつまでも足踏みして
その場に立ち止まったまま。




 

いつまでもこの胸に



新しいバイト先の年下の男の子にきゅんきゅんしてる、今日この頃です。


今日も早く着きすぎた、と駐輪場でどうしようかとぼけーっとしてたらinしてないのに、まさかの年下くん現れて

びっくりだわ、汗だくだわ、汗だくだわ、
最悪なのか、最高なのか、って感じで

でもお話できたし、一緒に少し歩けたし
営業がんばろ!って思えた!


のにも関わらず、
相も変わらないじぶんのぽんこつさに
自己嫌悪でした。





そんなこんなですが、

もうゆうさんから会いに来てくれることもないのだと思っていたのに

もう会うことないのだろうと思っていたのに




会いたい、と思っていた日の夜に
「anちゃん」って連絡が来て
会いに来てくださいました。


最近はなんだかんだ忙しいらしくて
バイトくんが家に泊まることが多いから
会いに来れる時間がなかったのだと

そう言っては、会えなかった時間を埋めるように
抱きしめては、キスをしたのです。



「かわいい」

「anちゃん、堪能しとかないと」

「またすぐ来るよ」


「なにも信じてもらえてないけど」


などなどと言ってらっしゃいました。




いつもなら寝てしまったあとは
腕枕もすぐほといて爆睡してるくせに

この日はずっと腕枕で
度々、抱きしめ直してくれました。




うつらうつらしてるあたしを
何度も強く抱き寄せては
確認するように、あたしの顔を撫でて唇を撫でる。





なんだかんだで、会うのは1ヶ月ぶりぐらいで

なのに変わらず話せて名前を呼ばれて


バカなあたしはやっぱり
しあわせだ、とおもってしまうのです。





ほんとうにまた、があるなんて思ってないし
ゆうさんが言ってた「約束しとこう」もあてにはならないけれど。


まだ、彼の中にあたしという引き出しがあったことが嬉しかったのです。


次の日も朝から仕事があるのに
久しぶりのひとりの時間ゆっくりしたいはずなのに


都合のいい女でも、なんでもいい。


あたしに、会いに来てくれたことが
あたしを思い出して、会いに行こうとおもってくれたことが、


やっぱり嬉しくて仕方がないのです。








いつまで、こんな風に会いにきてくれるのかもわからないし。


あんなにハマっていたギャンブルを辞めて
時間ができていろんな予定が入るようになったと言っていたあの人には


これから、またいろんな出会いがあって。




また、どんどん遠くなっていくのだと

あたしの存在などあの人にとって、ほんとうに何でもない存在なのだと


いまのうちに、離れておかないと

いざというときにまた苦しくなるのはあたし自身なのに。








それでもまた、

「anちゃん」と名前を呼ばれて
「会いに行ってもいい?」なんて聞かれたら

あたしは断ることができないのだとおもう。


 
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今日は逢えるのだろうか



今日は七夕ですね。


相変わらず七夕の日はお天気が良くない。


織姫様と彦星様は逢えるのかなあ。


あたしたちの感覚では一年に一度、会うことを許された日だけれども
ほんとうはもっと短い間隔で逢えているとかなんとかいっているけど、どうなんだろうね。








あたしは、

ただただゆうさんに会いたくて仕方がないです。




会えなくなることを望んで
じぶんであの人から離れたのに。




会いたくて、会いたくてどうしようもない。




名前を呼んで、抱きしめてほしくて

笑った顔が見たくて。




次はいつ、ゆうさんに会えるのだろう。



もう会うことなんてないのかなあ。


一緒に笑って、お話をしてお酒を飲んだりすることももうないのかなあ。





会わなくなれば、落ち着くとおもったのになあ。


会いたいも、すきも、思わなくなるんだろうって。





新しい環境は、新しい環境で
それなりになんとかやっていけている、と思う。


体力と精神力の面では結構ぼろぼろだけど。


それでもやっていかなきゃいけないから、やるしかない。




改めて接客業の楽しさとか、感じられていたりするし

それと同時にむずかしさも感じているけれど。






もっともっと、成長したい。


接客の面でもそうだけど
1人の人間として、女性として


もっと魅力的な人になりたい。






いつか、もしまた会うことがあったら
いい面で変わったって思ってもらえるように


こんないい女だったのか、と
思ってもらえるようになりたい。





後悔させてやるんだから!




 

明日またいつものように


数日間、連絡が取れなかった。


会う約束をしていたのだけど
彼の体調がよくなくて、また連絡する
そう言って連絡が途絶えてしまった。


ほんとうに体調が悪かったのもわかっていたし
連絡を待ってはいたけれど

別用でLINEを送っても既読にならず
ああ、終わったんだ、と。


やっぱり、彼はあたしになんて会いたくなかったんだと

面倒だとおもっていたんだと、そう思っていたし。


このまま会えないなら会えないで
連絡が取れなら取れないで仕方がないし


ようやく諦めがつく。




そう思っていた。




会えないってわかると
会いたくて会いたくて仕方なくて

ひとりの夜、何度も何度も彼を求めて
苦しかった、こわかった。




昨日は昨日で、仕事がうまくいかなくて
昼間から落ち込んでいたし夜は夜でまた自己嫌悪。


帰り道、ふとiPhoneを見ると彼からの着信履歴。


かけなおすと
「ずっと連絡したかったんだけどiPhoneが壊れてしまって、今日ようやく新しく取り替えてきた」

「寝る前に声が聞きたくて」


そう言った相変わらずの彼の声が
どうしようもなく、いとおしくて

泣いてしまいそうだった。




そのあと、LINEも繋がるようになって

「LINEできて嬉しい」

彼は、そう言った。




体調も元に戻ったようで、
元気そうに聞こえたその声。


あとから聞くと
彼も何かあったのか元気がなかったそうで

「元気でた、ありがとう」って。




あたしのセリフだよ。








声を聞くと、もっともっと彼を感じたくて

より会いたくなってしまった。




彼が好きだ、と改めて感じて

それと同時にかなわない、届かないこの想いに苦しくなった。



 
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