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抱きしめてよ、そうすればほら



あっという間に2月がすぎて
もうすぐ3月になろうとしている。


彼と一緒にいられる日も、時間も
こうやってどんどん短くなっていって

あっという間にさよならの日を迎えてしまうのだろう。




今までだって、いまだって
毎日のように顔を合わせているのに

それでも足りなくて困っている。


ふたりで過ごす時間が、増えれば増えるほど
この部屋にひとりでいることがどうしようもなくさみしくなって

彼に会いたくて、抱きしめてほしくなって、たまらなくなる。




真剣なその顔も、
笑っているその顔も、
何かを考えているそのかおも、

一つ残らず焼きつけたくて。


何かに触れるその手に、わたしも触れてみたくなって


その腕に抱かれたくなって、仕方がないの。




こんな予定じゃ、なかったのになあと毎日、毎晩思うのだけれど。


思えば思うほど、考えれば考えるほど
すきの想いは増える一方で。







「会いたいって言ってくれたら飛んでいくよ」


その言葉にあたしはどれほど甘えていいのか、わからない。


毎日だって会いたいし、
でもただ会っているだけじゃ足りなくて。




困らせるとわかっているのに、わがままを言ってしまう。




たった1日、2日
会えないことを我慢できないのに


これから1ヶ月、半年、一年
彼に会えない生活を
彼がいない毎日を
あたしは笑って過ごしていけるのだろうかと。


また、会いたいだなんてわがままを言って
彼を困らせるんじゃないかと。




それとも、会わなければ
あの子のことみたいに色褪せて忘れていくことができるのだろうか。





話題:(´・ω・`)

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飛び立つよ、ひとりで



家族の話、というかなんというか。


母と父は離婚していて、父はわたしが小学校の時に亡くなっていて。


母方のおばあちゃんとおじいちゃんには、ほんとうにお世話になっているのです。




そのおばあちゃんはいつからか、わたしに「がんばれ」を言わなくなった。


バイトに行くときも、おじいちゃんは
「がんばって、いってらっしゃい!」と見送ってくれるのだけれど

おばあちゃんは
「がんばらなくていい。お給料は変わらないんだから。いってらっしゃい。」と必ず言うの。



バイトにいくときだけでなくて、
学校のことも、私生活のことも、ぜんぶぜんぶ


おばあちゃんはある日から一切わたしに「がんばれ」を言わなくなった。





その、ある日をわたしはきちんと覚えているわけではなくて。

でも、そのある日に何かあったのは確かで、きっとおばあちゃんに何かを言ったのも確かなのだとおもう。




機嫌が悪くなることは多々あっても
あまり、怒りの感情を人にぶつけるのは得意ではなくて。


たまりにたまって、それが一気に爆発するタイプなのだけれど。


2度ほど、爆発させたことがあって、それ以来は笑い話のように
「あの子は怒るとこわいから」と妹たちに話しているのは聞いていたのだけれど。




きっと、それもひとつの原因で。




おばあちゃんは
こんなどうしようもないわたしでも、日々をわたしなりに精一杯がんばっていることを知っていてくれるのだとおもう。


だからこそ、
「がんばらなくていい」というおばあちゃんの言葉はわたしには重すぎるほどで、鋭く胸に突き刺さる。




「がんばらなくていい」

たったその一言なのに、おばあちゃんはわたしのすべてを知っているようで

毎回泣きたくなる。




わたしは、おばあちゃんがおもっているほどがんばっていないのになあ、と毎回おもう。




でも、おばあちゃんのその言葉があるからこそがんばろう、と毎回思えるじぶんもいて。





ほんとうに、感謝しているのです。




一人暮らしを始めて、実家からもおばあちゃん家からも離れてしばらく会いに行かないこともあって。


気づいたらわたしの方が大きくなっていて、横に並ぶとおばあちゃんの小ささにびっくりする。


年齢にしてはとてもとても元気で。


会いに行けば、いつもご飯を作ってくれて
わたしのすきなものを覚えては毎回用意していてくれる。


覚えていたの、と思わず笑ってしまうほど。


これ買っといたから、
これ用意しておいたから、と

いつもいろんなものを準備していてくれる。




きっと、おばあちゃんやおじいちゃんの中ではわたしたちがどんなに歳を重ねようが孫として可愛いのは変わらなくて

無条件に、わたしたちを愛してくれているのだとおもう。






なにもしてあげられていないし、

いくら元気だといってもいつなにがあるかわからないし。




いつまで並んで歩いていられるかもわからない。






ひとつ、思うことは
ふたりが元気に生きていてくれる間に

せめて結婚して、ひ孫を抱かせてあげたいということ。




そして、わたしの夢のひとつが
おじいちゃんと一緒にバージンロードとやらを歩くこと。




相手もいないし、そんな予定もないのだけれど。


これだけは変わらない、わたしの夢。






どうか元気で、いつまでも笑っていてほしい。




「がんばらなくていい」

その言葉に込められた思いをきちんと胸に抱いてわたしはがんばるからね。




最初からわかってた



毎回、おもう。


この部屋に一緒にいたはずなのに
ひとりになると夢だったんじゃないかって。


一緒にいたことも、
一緒に寝たことも、

ぜんぶぜんぶ夢だったんじゃないかって。




ぎゅーって強く抱き合って、

いっぱいちゅーして、

でもそれでも足りなくて。




横に在る寝顔をみるたびに
ああ、朝が来ちゃう。

またさよならしなきゃだ、って。


数時間後にはお店で会えるのにね。




それでもお店で会うのとは、ちがうの。








一緒に笑い合った部屋で

一緒に抱き合った部屋で


わたしは今日もひとりで眠ります。








話題が話題なので追記に。



 
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愛してほしいと叫ぶことは



きっとお互いがわかっていて、


お互いが気付いていて、




きっとお互いがわかってないふりをして、


お互いが気付かないふりをしている。





それも、お互い承知のうえで。





彼がずるいわけじゃない。

彼だけじゃない、わたしもおなじ。






彼と同じように
きっとどこかで気付いていて
それでいて気付かないふりをして。


それでもいい、と言い聞かせている。


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誰よりもきっと愛しているけど



「anちゃんいなくなるのさみしい」

「離れたくない」




そう思ってるのはあたしなんだって。


ゆうさんがそんなこというの、ずるいよ。




あたしだって、さみしい。離れたくない。


ゆうさんの言うように「ずっと」一緒にいたい。





でも、あたしとゆうさんの関係にずっとなんてないでしょう?


ずっとなんて、ありえないでしょう?








なら、あたしからいなくなるしかないの。





たまには、思い出してくれるだろうか。


ああ、そういえばあんなやつもいたなって。


雪が降る日には「喜んでるだろうな」って。




すこしは、会いたいって思ってくれるだろうか。








お別れまであと3ヶ月。


ねえ、さよならまでは素直になってもいいですか。

甘えてもいいですか。

わがままいっても、いいですか。




さよならしたら、もう二度と会いたいなんて言わないから。

あたしから連絡したりしないから。


ちゃんとあたしはあたしの足で、あたしの道を歩くから。




それまでは今まで以上に側にいてもいいですか。


ひとりでも、会えなくなっても大丈夫なように

しっかりと、この目にこの胸にこの身体にゆうさんを焼きつけていたいの。




だから、あと3ヶ月。


3ヶ月だけあたしを騙していてください。


あたしに自惚れさせていてください。







あと3ヶ月だけ、
すきでいさせてください。


 

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