ゆうさんの前で号泣してから、明日初めて会うのでどんな顔して会えばいいのかととても不安でして。
次の日の夜に電話がかかってきて、話したのは話したの。
至って普通のゆうさんで、さらにむかついた。w
シフト変更のお電話だったんだけど、とりあえずお礼と、あとはほんとすみませんでしたって謝りまくった。
ゆうさんは
「お前の思ってること聞けたし、とにかくすごい楽しかった!ありがとう!」
って言ってくれて。
あたしの思ってることって言っても、個人的なゆうさんへの思いじゃなくて、確か仕事の面でのことだと思うんだけど。
なんか、すごい話してたのは覚えてるの。
あたしは泣きながら笑いながら怒ってて、ゆうさんはなだめるように優しく話してくれてて。
でも、あたしがじぶんでなにをあんなに一生懸命泣き笑い怒りながら話してたかちゃんと覚えてなくて。
ゆうさんの対応見てると、仕事のお話ししつつ、いつもゆうさんはずるい!むかつく!ってことを言ってたと思うんだけどな〜。
ゆうさんが話してくれた内容も全くと言っていいほどおぼえてないのです。
電話で言われて恥ずかしかったのは
「あんな風に泣き笑いながら罵倒されたの初めてwやけどかわいかったよ。」って。
そんなこと言うからずるいっていうんだよ!!!ばか!!!ってなったのはきっと伝わってるはずです。
「途中ほんまに嫌われてるんちゃうか、ってひとりで帰ろうかと思った。」
って言われて、やっぱりゆうさんはなにもわかってないっておもった。
あたしがどんだけゆうさんでいっぱいになってるのか。
あたしがどんだけゆうさんがすきで、苦しいのか。
その中途半端な優しさが、どれほど辛くて離れたいと思ってるのか。
すきになっちゃだめだって、
期待しちゃダメだって、
何度も何度も離れようとしたの。
そしたら、そういう時にかぎってゆうさんはあたしに近づいてくるの。
まるで俺から離れんなっていうみたいに。
俺のこと忘れるなっていうみたいに。
そんなの、あたしどうしたらいいの?ってはなしだよ。
どうしようもないじゃない。
まあ、セフレっていう関係だとしてもゆうさんにはおねーさんがいるわけで。
おねーさんに会いたくなるのも、
おねーさんに触れたくなるのも、
おねーさんを抱きたくなるのも、
ぜんぶぜんぶ、ぜーんぶ事実じゃないのって。
あたしじゃなくて、おねーさんなんでしょうって。
ああ、あたしすごいめんどくさい女だなって自分でめっちゃ思う。痛いぐらい思う。
でも、聞かされてみなよって。
おねーさんといるとき、ゆうさん楽しそうなんだって。
ふたりの雰囲気すごくいいのになんで付き合わないの?って言われるぐらい。
おねーさんからゆうさんへのアプローチはすごいんだって。
ゆうさんが受け入れればいいだけの話なのに、って。
うちのバイト先にヘルプに入ってくれたこともあるの、おねーさん。
この間なんかゆうさんの家の鍵をおねーさんが取りに来たりして。
おねーさんが待ってるからって、先に帰ってくゆうさんの後ろ姿みるの。
たぶん、バイト先でおねーさんに会ったことないのあたしだけなのかなってぐらい。
あたしはこれからも会いたくなんてないけどね。
そんだけあたしに見せられてて、
そんだけあたしに話し聞かせてて、
あたしの気持ち知ってるくせに。
それで、中途半端に触れたり優しくしたりするのなんてずるすぎるよ、ばか。
それで、
「おねーさんに取られちゃっていいの?」なんて聞くのも、
「俺はお前だけやのに」なんて言うのも、
ずるい。ひどい。きらい。
ばか。