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好きじゃない、好きだよ

ゆうさんと、ふたり並んで歩いたコンビニまでの道。


時折、触れる肩と腕がもどかしくて。


酔っているせいにして、もっと近づけたらよかったのだけれど

そんなかわいいことも出来なくて。


片道、五分もない道のりがすごく長いような、でもとてもとても短いような。




離れたくない、一緒にいてほしい

なんて言えるわけもなくて。




なんでもない、他愛もない話しをしてふたりで笑った。





少し前までは、よくこんなことがあったのになあなんて少しさみしくもなって。






やっぱり、ゆうさんは遠くなった。



そんでもって、ゆうさんも、周りも、あたしをおいてどんどんどんどん進んでってて。




あたしだけ、

いつまでも、あたしだけがとまってて。





その笑顔が見られたらそれでいい、なんて


ゆうさんの温もりを、優しさを知ってしまったあたしはそんなこと言えない。


言えないよ。



ひとりではもう歩けないよ

ただ、ただ、

わたしはそんな日々が続いていくんだと思ってたの。


ただ、ただ、

いつものように。


あたしはゆうさんのそばにいて、

ゆうさんもあたしのそばにいてくれて。










ゆうさんがおねーさんとそういう関係だって、ゆうさんの口から直接聞いたあの日。

あの日に、ああきっとあたしもゆうさんがすきだったんだって気付いて。

でも、なんていうかどうしようもなくなってしまって。




そんなときに、男友だちが家に来るってなって、まあ一緒に寝たんだけど。

ちゅーしてしまったんだけど。

それ以上はなにもなかった。
なにもしなかった。


その子のこと、ほんとうに友だちだと思っていたし。いろいろ助けてもらっていたりもして。


利用した、のかなあ。
ゆうさんのこと、忘れたくて。




そのあと付き合おうって、まあ冗談まじりだと思うけど言われて。彼女なってよ〜って。

そこはお断りして。

なにしてんだって話しだよね〜。






その話しを、まあいろーんな流れがあってゆうさんと社員さんにしてしまった。

ゆうさんは終始驚いていらっしゃった。笑


俺、聞いてないー!!!って。


いや、言ってないしってね。言えるかってね。




あたしも、ゆうさんとやってること変わんないんだろうなあなんてね。




その話し聞いて、ゆうさんはどう思ったかわかんないけど。知らないけど。





ゆうさんが悪いんじゃないかって

ゆうさんがおねーさんと、って

ただただそんなこと思ってしまった。







やっぱり、男の子と女の子ってただの友だちではいられないのかなあ。





話題:(´・ω・`)

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無口な今夜のお月様

ゆうさんは、

おねーさんと付き合うべきなのか悩んでいるらしいです。


おねーさんの矢印がゆうさんの方向にがっつり向いてしまっているのは知ってた。

ゆうさんも、おねーさんほどではないけれどおねーさんに矢印は向いていて。

でも、付き合うってなるのは違う気がするって。

すき、かどうかわからないって。

なのに、喜んでほしいって思うって。


おねーさんのこと、喜ばせたいって思うんだって。


あたしはいつもどおり、笑って話しを聞いた。




ああ、もう無理なんだっておもった。

あたしはゆうさんのそばにはいけないんだって。

きっとゆうさんはおねーさんを選ぶんだろうって。


どうして、あたしじゃないんだろうって。


なにをいっても、なにをどうしても、もうなにも動かないだろうし。

きっと、なるようになってしまうんだろうけど。







今日、ゆうさんとバイトさんと一緒に帰ってたの。

そのとき、ほんとにたまたま、すっごく綺麗に星が流れた。


バイトさんは見えなかったらしくてゆうさんとふたりで、あっ!!!!って声あげてきゃっきゃしてたの。笑


ゆうさん、初めて流れ星みたって。


あたしはゆうさんと一緒に流れ星みれたことが嬉しすぎて

お願いごとするの、わすれていたよ。





そのあとそのまま三人でお食事に行って、そのおはなしを聞きましたとさ。







ゆうさんのばか。

きらい。

きらいきらいきらい。


うそ、すき。



いつからだろう、きみのことを



会いたいです、って


そばにいたいです、って


抱きしめてほしいです、って




素直に言えたらよかったのに。


そんな後悔ばっかりで。








あの日、あのとき、あの場所で


確かにゆうさんはあたしを抱きしめてくれていて。


あたしを、求めてくれていた、はずなのに。

はずなのに。






あのお姉さんよりも前から、あたしはゆうさんのそばにいて。ゆうさんの近くにいて。


ゆうさんに、触れられていたのに。


そばにいられたのに。










いまでも、ゆうさんに抱きしめられた感触だとか、ぬくもりだとか、どきどきだとか。


ぜんぶぜんぶ、忘れられなくて。

忘れたくなくて。




覚えててほしくて。

忘れてほしくなくて。








こんなことばっかり考えてる、ずっと。


あたしも、前に進みたいのに。




ただ、ただ

ゆうさんがすきで

ゆうさんにあいたいです。


想いが空へ舞うよ

ゆうさんがあたしを好きだ、と言った。




それはもう、とてもとてもしあわせな夢をみたの。


しあわせすぎて、すぐ夢だと気付いた。




あたしを好きだと言ったゆうさんは、今までみたこともないぐらいに苦しそうな、辛そうな顔をしていて。


あたしも苦しくなった。





まあ、夢なんだけど。

ただの、夢なんだけど。


そんなことぜったいぜったい、ありえないことなんだけどね。






今日も好きでした、明日も好きです。

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